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Dirty Dirt

WHEREIIDANCEからなNPLGNN “Sigma/Tau” 、DiagonalからなShit and Shine “Powder Horn”
きのう。
この写真のひとみたいにしてください! とじぶんがうつってる写真をみせて切ってもらいました。
おかっぱだったんだけれど、ひさびさにざつんと。
髪が多く太く黒くなため、収拾つかなくって、やっぱりこれくらいなのがいっとう扱いやすい。

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きょうの届きもの。
Meditationsさんから。

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NPLGNN “Sigma/Tau”
Where To Now? のダンス向けレーベルWHEREIIDANCEからの12インチ。
NPLGNN、nuteからのカセットテープもよかったんだけれど、読めないんで、頭のなかではヌプルガンと読んでますが、いつのまにかヌプングルに変わってしまい、いざ表記しようとするとNPNGLLになってしまって、どっちが正しいのかわかんなくなります。
かなり粗っぽいです。
A面。
のしのし低音からはじまって、ハイハット地獄なうえにさらにハイハットな音を重ねて、ところどころに起動音みたいなのもうっすらはいってきながら、容赦ないハンドクラップ、っていうかものすごいビンタのような音も重なって。で、のしのし低音のさらに下からつきあげてくる低音。で、そのまま暴力的ミニマルなかんじですすむのかとおもいきや、途中でビートになるようなべちゃっとした音がメロディになって。
つぎの曲もミニマルなのしのしとハイハットに中盤からすこしずつ音がダブってきて。残像たっぷりなところを打ち抜いてくる凶暴さでのしのし進みます。

B面。
こちらもやっぱり空間たっぷりななかにひびく、もはや太鼓な演奏をきてるかのような。で、そしてハイハットハイハットハイハット。
2曲目も基本はそうだけれど、うっすらドローンが包み込んできてと、こういう展開もしてきます。

テープなときよりも、もっとミニマルな空間のなかで、より凶暴に。
かっこいい。だから、ちゃんとなまえ覚えたいんで、誰か読み方教えて。



WHEREIIDANCEはコンピレーションなカセットテープもだしてて、Tuff ShermやTAKAHIRO MUKAI入りで、よかったです、よ。


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Shit and Shine “Powder Horn”
Diagonalから。
Prpstitutesの10インチがよかった、ここ。
このかたのここからな前作もよかったみたいね。未聴。2LP。

A面。
はじめっから、ごぼごぼと溺れるギターと、ひずんだギターが、小気味よいドラムななかからみあって、ざらついたノイズにつつまれたサンプリングな声が、変なファンク感をまといながら、すすんでゆきます。
2曲目では、おもいっきりシンセファンクね。でも、靄のなかで変調された歌声、これもなにかサンプリングなのかしら。クセたっぷり。

B面。
いきなり音圧引き算されたテクノになってます。むんむんと抑えられたノイズのゆらめき、唐突すぎるサンプリング声、乾いた印象のビート。
そして2曲目も早回しサンプリング声に不規則にためのあるギターとドラムとベースが。

C面。
つぶれたビート、ざらついたノイズがまとわりつくサンプリングな声の変調、ゆらめくシンセもざらついていて、はじめっからかっこいい。で、曲のあいだに大胆すぎるぎらつきギターがはいってきて、なんやこれとなります。
2曲目では、早急なビートと、暴発し飛び交う電子音とサンプリング声と、もう。
3曲目はドラムを軸にサイケデリックなふわふわな。Black Moth Super Rainbow系。

D面。
もう、ここまできたら、わかりそうなものなんだけれど、まだわからない。
ベースに導かれて、叫びと電子音とノイズに飛び交い、Torn Hawk感もあったり。そして、つぎの曲はローファイに転がるギターだったりと、つかみどころがないから、ただただ展開をメモしてみたんだけれど、たのしい。

4年くらいまえによくきいたBMSR系なはちゃめちゃなエクスペリメンタル/サイケデリックな方面にゆきそうで、ファンクなかんじそそぎこんで、しっかりダンスしてるあたりがよいな。いまだとGood Willsmithなどにも感じられる暴発感もあるし。

| - | 05:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
digitalisからなMind Dynamics “Active Supply”
最近。
歩くときは、いっつもこれをきいてます。

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Mind Dynamics “Active Supply”
Digitalisからな。1080pからもだしてたこのひとたち。
Digitalis、夏終わりバッチはPurpuraのほかすこし弱いかんじがあったけれど、今バッチはどれもよい。
なかでもこれ。
ContainerさんやForm A Log系のテープきゅるきゅるなところに低音のしのしな音。
容赦なくのしのしだし、ちがう調子のビートが重なっては消えところころ変わるし、そしてその裏ではずっとテープがきゅるきゅるいってて。
ちょうどContainerさんのライブであったかんじ。
ずんずんのしのししっぱなしだけれど、2曲目の最後のほうの壮大な音がずんちゃちゃ、ずんちゃちゃ、ずんちゃちゃちゃとリズムがかわいかったり、とにかくたのしい。

digitalisはこれでことしは出し納めでしょうか。
ことしもいまのところはdigitalisはコンプリート。




Beer On The RugからなYYUのカセットテープ、注文し忘れていたとさきほどあわててなんだけれど、送料込みでついに3000JPYこえたね。
UKは最近2000JPYくらいがふつう、USだと1600JPYくらいかな、とおもっていたら、もとから高価なBOTR、円安効果もあってついに3000JPYの壁を。
これだけで、自民にいれない理由になります。
すべてのレーベルがポルトガルへ引っ越せばよい。


YAMAANさんに。
膨大なカセットテープの画像をTwitterにあげつづけるなにかしらアートみたいなことしてますよね、といわれたのん、気に入ってるので、そういうことにしておこう。

そして。
ゆくところゆくところで、Dirtyさんと呼ばれて、Hakobuneさんのライブも予約したんだけれど、受付でダーティーといってください、といわれて。
ここ最近、ライブへいったなら、Dirtyさんですか? と毎度声をかけられてうれしかったり。そして、あぁ、ブログのなまえ、もっとちがうのにしておけばよかったといまになっておもいながら。汚いさん。

| digitalis | 05:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Where To Now? からなOwen McLean “Hitomi's Diary / Modern Kitchen” 、Tom James Scott “The Landing” 、Fischerle “Hidden Lake Club”
かかないあいだに、届いてます。

Meditationsさんから。

UKなWhere To Now? からな3本です。
ここはJカードのアートワークも、音もすばらしい。

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Owen McLean “Hitomi's Diary / Modern Kitchen”
なんやねんこのタイトル、っていうあたりから、もうすでによい。
A面がひとみちゃんの壮絶な暗黒高校生活日記。いや、ひとみちゃん、おっさんだろ。
全体をうっすらノイズがつつみこむなか、低音変調声の細切れ、ダブ処理な音、ばっきばきなノイズやら音の断片にうつくしいアンビエンスなシンセの音のつらなりと、曲がたくさん、で、きいてるともはやいまがどの曲だかわからなくなるし。Torn Hawk感あるぎらぎら感もありながら、もっとはちゃめちゃ。それでいて、アンビエンス感がうっすらあったりで、ききやすくもあったり。いや、わたしがききやすい、っていっても信じなくってもよいんだけれど。
こういうはちゃめちゃ感、たのしい。
B面のModern Kitchenはモダンなだけあって、ばきばきのしのしテクノ感。シンクまでぶった切って火花飛び散ってる感。ポーランドの春、サンプリング声が飛び交うのしのしがすがすテクノがよい。
曲数が22曲、ころころ表情がかわるんで、説明しづらいんですが、たのしくかっこうよい。




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Tom James Scott “The Landing”
2012年のCarnivalsからのんがすばらしかったこのひと。
ドローンです。すこしまえ、わたし、ドローン飽きた、って乱暴なことかきましたけど、またきけるようになってきた気が。Grouper効果。
ドローンっていうか、もっと空気感が。
うっすら暗く広がってゆく曇り空の下の湿度の高い靄、いや、湿度が高いから靄になるのか、でも、そんなかんじ。B面、とくに低音と高音のゆったりとした明滅が、心地よい、とかではなく、ほんと靄につつまれて、自然な感覚。このひと、よいですね。




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Fischerle “Hidden Lake Club”
このひと知らない、けれどもよいです。
隙間たくさんな空間のなかに、ざらつきノイズがいったりきたり、たまには飛散し、そこにビートがはいってくるんだけれど、それもダブ処理されてて、ノイズに深く沈んでゆくような。2曲目がよい。低音のしのしなビートがくるんだけれど、空間たっぷりすぎて、靄のなかへ消えていってしまう。
B面も、早急なのしのしとダブダブなシンセがところどころ。2曲目はハト声サンプリング。
ビートが入ってくるけれどもたっぷり不安定で、Beatrice Dillonにつづいて、こういう系統、気に入ってます。



WTN?
たしかあと1本カセットでてたような気がするんだけれど、はいってない。。
nuteからだしてたNPLGNN、みたいななまえのひと(読み方わからないから頭にはいらない)の12インチも注文しました。
そして。
今週末にはまたリリースするって。FDGです。
Hobo CubesのFrancesco De Galloさまの30歳誕生日にリリースらしい。
そして2015年はじめなのも決まってるみたいだし、やっぱり、ここいまベストなレーベルのひとつ。

きょねんと。
おなじだったなら、来週あたりにはTabs Outがベスト発表。
ことしはきょねんのWitchbeamみたいな大穴あるのかしら。
どうもことしにはいったあたりから、Tabs Outのかんじが好きではないかんじなかんじになってしまって、でも、やっぱり気になる、わ。


ひさびさに。
熟聴なんたらをみたら、カセットレヴューなところにカセットではないやつはいってて、やっぱりこのひとカセットできいてないやん、Bandcampのみやん、と暗い気分に。まえにこのひとのん読まない、といっておきながら読んでしまったじぶんが悪い。
最近は。若い子ぉはお金とききたい好奇心のバランスがうまくいかないから多少は、ともおもうくらいに丸くなりました、がライターなひとはそれではいけないとおもうんだけれど。
たとえ、わたしとかBLさんとか個人でおもしろいブログかいてるひととかと、おなじものをきいてても、やっぱりたいがいなライターなひとたちの感覚ってなんかちがう、っていうのはいつまでもあって。そんなだから、ライターや雑誌は信じないです、よ。
最近はおとなしく、な方向だったけれど、やっぱりイヤなことはイヤといっておかないと。

12月の。
12日はHakobuneさんのリリースパーティー、食品まつりさん、microdietさんもでるし、13日もHakobuneさん企画でことしのベストカセットテープなひとつのしー没さんがなんとトウキョウへ。ニッポンのカセットテープ界隈でいっとう熱い二日間です。いきます、もちろん。カセットテープ好きは全員集合しましょう、そしてことしのカセットテープについて、いろいろおはなししましょう、ね。
| where to now? | 04:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Torn Hawk “Let's Cry And Do Pushups At The Same Time” , Tallesen “Stills Lit Through” , OOEB “Digitalisea” , Angel 1 “Fy” , Caethua “Red Moon” , Martial Canterel “Gyors, Lassú”
かいていないあいだにも。
買った、届いたしていて、なんとかかけるうちに。
なんか。いつもひとことなつもりがいろいろかきすぎて、ふたつくらいしかかけないので、きょうはできるだけ、たくさんを目指して、ざざんと。

きょう。
Meditationsさんから。

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Torn Hawk “Let's Cry And Do Pushups At The Same Time”
Mexican Summerから。
泣きながら腕立てしようぜ。
もはや。説明不要なLuke Wyatt最新作。
京都のひとの解説よみたい、とかおもいながらも、やっぱりレコード欲が......。
ことしも本名名義にInfiniti名義でとたくさんださはったけれど、その集大成的、そしてはじめのポップなシンセの音にと新境地でもあったり。
でも2曲目はしっかりTorn Hawk感。
3曲目はじまりのギターで、いつもどおり汗と涙を噴出、4曲目の疾走感はこれまでの反復なのとはまたちがった軽快さだったり。
B面1曲目は安心なべきべき反復から。
4曲目はInnertube感あるくらいに、黄昏ギター。そう、なんかこれまでよりもギターのぎらつきかげんがよいよね。Luke Wyattの映像のほかなしごとをはじめて知った、当時の恋人といっしょなユニット、Big Gold Beltなときくらいにぎらついたギター。
そして、あんまり誰しもがなまえを連呼してると、年末なリストへいれたくないっていうひねくれた感情が芽生えるんだけれど、このひとはたくさんにきかれてる割にはなんかそのかんじもすり抜けてる気がする、いや、ただわたしがとても好きなだけなのやも。




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Tallesen “Stills Lit Through”
おもいのほか、よくも悪くもふつうだったのは、もはや眠いからかしら。
深い闇のなかに響くアンビエンスと、その闇に亀裂が生じて、その隙間からあふれてくるビート、っていうかんじ。こういう音づかいだとしても、G.S. SultanとかLXVみたいに収拾つかないくらいにもっとげしゃげしゃなのがいまの好みだったりします、ね。わたし、ついていけてないのかしら。
Software、Bandcampあったんだ。



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OOEB “Digitalisea”
1080pから。
はねまわるシンセとビート、ノイズの重なり。
立体的ですっかすかなんだけれど、ところどころなちからない声がはいってくるのんがよいめっちゃよい。



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Angel 1 “Fy”
Lillerne Tapesから。
楽園ニューエイジィなはずが、そのうえをノイズが覆ってて、新展開みせてます。
裏ではやっぱりニューエイジィなシンセにビートに、サンプリング変調声にと、なんでもあり。
B面も途中からノイズがふくらんできてと、それぞれの面の表面のイメイジが続いていて、よいです。1080pのんもたのしみ。





きのう。
BIG LOVEさんで買い物!

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Caethua “Red Moon”
Batheticから。
ジャケットがまだ紙を折り込んでなよいころのPreservationから出してたり、DrekkaレーベルBluesanctからもだしてたりとけっこう活動歴が長いです。むかし、mixiでコミュニティをつくったけれど、誰もよりつかず3回つくって3回とも消えてしまいました。おととしだったかしら、Lazy MagnetのLPははもともとCaethuaとsplit出すためにつくってたっていう。splitででてたら、あまりに意味不明だったから、別でよかった。
牧歌的なちょっとゆるい声に、オーボエだったりピアノだったりちょっとクラシカルな音をいれた、でも、ちょっと変なフォーク、だった。
そう、新作はギターがひずむし、声もしっかり、でもなんかちょっと空間がズレたような録音になってて、で、やっぱり曲の展開が変だよね。
せっかくBathetic入りしたから第二のAngel Olsen路線、いや、そこまでなれなくってもWeyes Bloodがたどったようなまっすぐアシッドフォークなフリ路線をゆけばよいものを、Scout NiblettとかCircuit Des Yeux路線へ進んでしまっていて、そういう変な方向すすんでしまうところ、やっぱり好きだわ。

Preservationなころ。



いま。



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Martial Canterel “Gyors, Lassú”
DAISから。
新作もやっぱりよかったXeno & Oaklanderの片割れSean McBrideソロ。
基本、そんなにXeno & Oaklanderとかわらない、っておもってたけれど、かっこいい。あのうえに、半分くらいな曲かなりノイズが重なってきてて、かとおもばちょっとゆるい雰囲気の曲も1曲あったりと。
男女2人組の男のほうソロってよい、の法則あるよね。
Angels In AmericaのFarewell My Concubine、Blanche Blanche BlancheのZach Phillips、Featureless GhostのTwins、Peaking LightsのFaceplantとか。いや、女子もソロだしてるところは、そちらもよいんだけれど。



Bandcampでは北九州って。

https://martialcanterel.bandcamp.com/


仲さんのzineも。先週のwebなときに買ったのんのつづき。
読んでてたのしい、だけでなく、わたしもなにかしなければっていう気にさせられます。

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さすがに。
けさ届いたRecknoの3本はきけてない!


京都のひと、Grouper記事コメントしようとおもったら、消えてた!
そう、ATPのん、Grouper追っかけな子ぉからきいてけっこうきいてました。
ほんと、ただのGrouper好きなだけかなとかおもったり、わたし。
| - | 04:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
関西インディミュージック研究会さんのアンケート
きのう。
関西インディミュージック研究会さんのアンケートに答えさせていただきました。
関西人ではないのに。出身は兵庫県だけれど。

http://indiebe.hatenablog.com/entry/2014/11/18/203210

高校生のころにきいていたもののこととかおもいだすのん、はずかしくって、泣きそうになります。
でも、ついでだから、ふりかえってみようと。
中学なときに渋谷系とくくられるのんにであって、そのなかでもKahimi Karie、そこからフランスへ。
フランスであれば全肯定な高校から大学、専門学校生時代、それでもBeckやらBlurやらBeastie Boysは好きでした。ぜんぶ、Bだ。
フランスにはフレンチタッチなるフィルターハウスの波が訪れて、colletteがコンピレーションをだしはじめ、それでMockyにFeist、Rapture知ったり、Chicks On Speedもすごく好きで。エレクトロクラッシュな波がきて、でもJusticeを好きになれず、Kitsuneがニッポン独自盤をだしはじめたことで、すべてが冷めて、フランスを見切り。
で、ちょうどフリーフォークな波がきて、そこからフィンランド方面へ。
Warszawaさんへ通うようになり、そこからエレクトロニカもきき、で、ポストクラシカルがそう呼ばれるまえ段階で盛り上がってきてたくさんきいて。
そういうなかにTypeがあって、Grouperにであってドローンがといいはじめて。
そして、がっつりインディっていうかんじなレーベルを意識しはじめたのって、Not Not Funあたりからなのかしら。
そういうのんにすべて共通してたdigitalisを好きになり、クラシカル、エレクトロニカは見切って、いまはカセットテープまみれ。しかもテクノ方面が多くなり。
かいてると本気でバンドにはまったのってRaptureくらいしかなかったりします。バンドよりかは、ひとりでなんかやってるひとのほうがずっと好き。
主な流れなほかはそのとき話題になってるインディなものをただきいてきたっていう、ただのミーハーです。

なにがいいたいかといえば、若い頃はいまの若い子ぉほど、インディっていうものをきいてませんでした。
そんなに音楽きいてない時期もありました。週に10本くらい借りて深夜にみて休日はすべてを映画へな時期も、そして小説ばっかりな時期も。
でも、いまはカセットテープをおおよそニッポンでいっとうきいてるんではくらいになっていて。
つまり、これまでなにきいてきたかよりも、いまなにをきいてるか、これからなにをきくのかがだいじだとおもっています。言い訳くさくなりますけど。
そんななんで、これまであまりきいていないっていう若い子ぉでも、いま、これからがだいじだし、むかしのバンドを引っ張り出してきて、これきいてなかったらアカンやろ、っていうおっさんにからまれても無視して、どんどんとあたらしい音楽をきいていけばよいですよ、ということがいいたかったです。
わたしみたいなそこそこおっさんよりも、若い子ぉたちの感覚のほうがステキなはずだし、おっさんのはなしなんて無視して、信じられるレコード店をみつけて、どんどんと。数も、きけばきくほどよいとおもってます。
などというと、そこそこおっさんのわたしのことばも信じるな、というはなしになるんですけれど。


勝手におそれおおくも友達というところにあげてしまった方の回答も、たのしみにしています。
父親がずっと車でかけてたため、いまでもユーミン、山下達郎、サザンなどをきくと、車酔いばかりな身体的記憶と結びついて、口のなかがすっぱくなります。
そして、あらためて考えると、Grouper大好きすぎた、わたし。
| - | 14:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Natural Snow Buildings “Live At Cragg Vale” 、Despoiler “Born Scum” 、Desire XII “Le Plantago Scotia son Tonite Électrique” 、Via App “Dangerous Game” 、Riohv “Moondance” 、PHORK “King Of Diamonds”
恋人が......とかかいてる場合ではないです、ね。
もはや、毎日ではなく、週刊みたいになってしまい。
前置きなしで、さっさとかきます。
届きもののこといくつか。


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Natural Snow Buildings “Live At Cragg Vale”
UKのWas Ist Das? から。
ライブ録音です。
おととしも、Blackest Rainbowからライブカセットでてまして、それもよかった。
これはことしの6月録音。
A面、はじめはかなりゆったりなストリングスのドローンのたゆたい、そこにゆっくりとギターが重なってきて。靄のなかを朝の光が穏やかに射すような。
ずっと暗黒でさぶいイメイジだったけれど、かなりあたたかな。Tluum Simmerring系のあたたかい音の展開。
らしさがないといえばないんだけれど、このひとたちのドローンは、極上ではあります。
B面は不穏にひずんだギターの爪弾きから、暗黒なドローン展開。どんどんと深みにはまってゆきます。
そして2曲目。Mehdiくんのうたごえがようやっと! しかし、透明ささやきではなく、けっこうしっかりうたってるんだよ。それでも、これ女性がうたってるといわれたら事前と信じるくらいではあるけれど。

http://wasistdas.co.uk/label/tag/natural-snow-buildings/



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Despoiler “Born Scum”
Grovl TapeのサブレーベルLmgrovllumから。
前回更新なときに、あたらしく注文したDATAHATAが届いたのに、そのまえのが届かない、とかいたのん、ちゃんと届きました。
ぐぼぐぼインダストリアルな音のうしろで、若干むかつくかんじで、うたってるというかラップになりきれないというかしゃべってるというか、な女の子声。
Pharmakonのポエトリーリーディング曲っぽさもありながら、もっとゆるい。
Lmgrovllum、きょねんの12月にSecret Boyfriend入りなコンピレーション買って、よかったんでこのあたりもっと追おうとおもいながら、意味わからなすぎて、ほとんど追えなかった。もうそろそろちゃんと追おう。
ここ、Secret Boyfriendもつぎにでるみたいです。

イヌなJカードがよい。イヌ派です。
イヌは実家で飼ってたり、イヌは泣きながらなら食べられるけれど、ネコはなんだか気色悪くって食べられないくらいにはイヌ派。
でも、この子、なにくわえてるんだろう。
あと、ニッポンのことばで、“生まれ” “スカム” と。

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土曜にMeditationsさんから。

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Desire XII “Le Plantago Scotia son Tonite Électrique”
Nostilevoから。
Nostilevoのんでも、あまりにまっすぐノイズなのってあまりきけなくって、これ、まっすぐノイズのんやん、しまった、とききはじめはおもったけれど、1曲目後半あたちからたのしくなってきます。
A面2曲目のがびがび打撃とげしゃげしゃ声がたまらない。
B面のはじまり、ビートがテープの巻き込みノイズをまとって、そこにげしゃげしゃなうめき声。ちっさなおっさん姿の妖精がカセットテープに巻き込まれてうめいてるみたいで、かわゆい。
そして最後、早急な打撃ビートともももももももいってるビートがちからなくって最高です。そこにまたうめきごえと、金属摩擦のようなノイズが飛び交って。
これ、初版が完売、2ndプレスされてるっていう、セカイってまだまだたのしいとおもいます。




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PHORK “King Of Diamonds”
Dirty Pillowsから。
旧作を追ってる金銭も時間もないから、普段は買わないんだけれど、PHORKくんはことしのベストなひとりなんで、たまらず。
きょねんからちょこちょこ追いはじめて。で、これは2012年作。
1曲目はサンプリングに反復ミニマルなビートにと、まったくいまな音でびっくりした。重なってるシンセの音がちょっと過剰かなくらいで。2曲目、B面1曲目はビートがちょっと前感あるけれど、やっぱりこの頃からこのひとたのしいわ。音の配置もいまほどではないけれど、立体感あるし。
ここからの最新作 “Psychic Biomes” は傑作ですので、ぜひ。




あとは
1080pから2本。

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Via App “Dangerous Game”
おもちゃ感あるローファイサンプリングと、よれる立体シンセ、ウソな南国感もあったりとか、つかみどころなくたのしい。
ここからもだしてたGobbyとの曲が引き算感あって、静かな水面でうごめくかんじ、よいです。





Riohv “Moondance”

ここ、Jカードがけっこう微妙なのおおいんだけれど、これ、いままででいっとう微妙だわ。
でも、音はすごく。
アシッドなはじまり、A面2曲目の変調声から過剰に膨らんでゆく空間なのが、すごく。
瞬間、瞬間切り取ったらけっこうまっとうなローファイアシッドなんだけれど、ざわざわ会話のフィールドレコーディングだったり、それぞれやたらしずかなはじまりだったり、かとおもえば過剰低音ビートだったり、ちょっとヘンです。よい。




1080p、勢いありすぎて、カセットテープ枠におさまっててよいん? とおもうけれど、このフットワークの軽さがカセットテープレーベルのよいところで。でも、さすがに出し過ぎ感。一時期のしー辰どころではない。全部追えないよね。しかも売れてしまってるからか、入荷もまばらになってる。直買いしなきゃあいけないかしら。



先々週の。
脱退しはったあとから、ニッポンの音楽のブログがむしろ活性化されて、やっぱりあの方、すごいなとおもう。
あそこ、はじまりはBandcampよってたけど、フィジカルもふくむほうへ修正しようとしてはったし。
団体だと、ひとりがすごく更新して、ってなってるとバランスにジレンマなどあったんだろうなとか、いろいろおもいながら読んできてて。
コンピレーションでたあとあたりからの文章の突抜け感とかすごく好きで。
個人のブログの自由さ、謳歌して、これからも更新たのしみにしています、ね。
| - | 04:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
きょう2更新目、きのうのBLさんでの買い物
きのうは。
休みだったんで、朝彼女をしごとへ送り出し、わたしは昼頃にでて、昼休みな彼女とその同僚とジローラモのピッツァ屋でランチを食べ、会社へ送って、ひとり西郷山公園で昼寝、そこから代官山蔦屋をふらふらしてから北上、Fuglenでコーヒー飲んで、そこからまた原宿まで歩いてBIG LOVEさんいって、と定着しつつある水曜のコース。

きのうのBLさんでの買い物。
NEO TOKYO、ティー・シャツ持ってるけれども、スウェットも買っちゃった。

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レコードも1枚。

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18+ “Trust”
Houndstoothから。
まだきけていない! 2LPで重かった!
7インチもよかった。








きのうは仲さんいらっしゃらなくって、マルくんと3時間くらいおはなし。
ことしのベストはなんだろうね、というところから、ベストなことかいたzineはつくるつもり、というはなしから、それなら400本全部についてかいたのん読みたいな、といわれ、つくることにしました。
軽いかんじで、ざざんとひとこと紹介と感想くらいかいてゆけば、かける気がする。あとは画像ね。1個1個はっつけとかしてたら、来年も終わってしまいそうなので、毎月の並べてるのんで、1列目左から2番目を1-2、とかいう表記にすればゆける気がしてきて。

そうそう、土曜日、三宿のWebでBIG LOVEのことし最後のパーティーへ。
そこで、仲さんのzineを買って読んだんだけれど、わたしもなんかインターネットのほかでちゃんとあらためておもいまして。ブログの更新は、この先も滞るとおもうので、もうそちらしかない。
ほんと、BLさんはいつもなにかしなくては、っていう気にさせてくれるので、みんな通うべきです。

で。さっそく。
1月のからおもいだしながら、かきはじめたんだけれど、リンクをひっぱってこようとBeruのをみたら、新曲1曲フリーででてた。digitalisなどからリリースしてる子。声とドローンの絡み合いから、えげつないノイズへ。でも、顔面かわゆい。



ハルカさんのzine “リフレイン” も買いました。
10月のGirlseekerやYouth Code来日なときの写真たくさん。
そう、土曜日、Jonasもいたんだけれど、めっちゃニッポンのことばはなしてた。ライブみたい。。



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あと、digitalisから4本、Harsh Riddimsから1本、la cohuからMarie DavidsonユニットのEssaie Pasやら、Bataille Solaireやらたくさんな3本組みとか届いてるけれど、もう。
la cohuのん、海のむこうからなのに、段ボールなどではなく、新聞紙でくるんだだけできて、頭おかしいんではとおもいました、よ。

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| - | 04:44 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
Gang Of DucksからなTraag “UPN 50” 、Grovl TapesからなDATAHATA “Spectral Cities”
おひさしぶりです、ね。
この1週間は、しごとのあとあちらへいって、朝あちらをしごとへ送りだして、こちらへいったん帰ってきて音楽をきいて、しごとへ、そして夜はあちらへ、という生活でして、きょうひさびさにこちらでひとり。
あちらを家、こちらの家は倉庫と呼んでます。

そのあいだに、届きものに、買い物に。

さかのぼってかけるところまで、ざざんと。

きょうの届きもの。

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Traag “UPN 50”
イタリアのGang Of Ducksから。
レーベル直でとおもったけれども、送料が25EURもして、保留。Boomkatで買いました。
ひとつひとつ手書きに、手塗りなカード付。ビニイル入りだけれど。
TraagはNostilevoのSiobhanのユニットです。
がびがびに腐食しきった、とおもいきや、けっこうポップになってます。
A面1曲目の反復シンセの響きから、きゅんときます。
やっぱりEBMなんだけれど、全編にわたって妙にベースラインが目立ってよいし、がびがび声のあいまに、A面4曲目のような普通にさわやかな声もはいってるし。
B面2曲目のきんきんな金属シンセな音や、3曲目のスピード感のあるファンクな曲だったり、最後のぺらっぺらなシンセだったり。
Siobhanも、黒くがびがびではあるけれど、しっかりダンスだったりヘンに陽気なかんじがあるんだけれど、それをおし進めたかんじ。
ことしのMVPはSiobhanかGerman Armyです、わたしのなか。とにかく、たくさんだすひとが好き、などとかいてたら、German ArmyのBandcampからあたらしいリリースのお知らせが。さすがに出し過ぎです、そんなに追えない......。

ほんと、レーベル、ひとともに、夏まえあたりから、イタリアが本気できてる。




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DATAHATA “Spectral Cities”
Grovl Tapesから。
ProfrigateやらSecret Boyfriend周辺のレーベル。つまりいまいっとう地下でかっこうよいところなひとつ。
知らないひとだけれど、買ってみました。
2本組みにする必要がまったくない尺ではありますが。バタフライタイプっていうのね、このケース。
ダブテクノです。
全体的に、ミニマルといったらきこえはよいけれど、単に音が薄くってぺらっぺらで、はじめっから音割れ振り切れきんきんになっていて、それらを無理からにダブ立体感だしてて、これがよいのんかよくないのか、まったくわからなくって、よい。見事に、わたししか買ってないよね。つまりわたしが買うべきだったもの。
A1曲目のきんきんにしぼった音と、B面1曲目の早急すぎる中盤以降、D面1曲目のなにもない空間ではねまわる音が好き。
Harsh RiddimsからなREKchampaもなんかよいのか悪いのかまったくわからないかんじがあったなとかおもいながら。このあたり。
数ヶ月まえに、ここの姉妹レーベルLMGROVLLUMからのも1本注文してるんだけれど、そちらは届かない......。




一旦、切ります。
あっ、京都のひとのところで、PHORK君の写真知ったんだけれど、かわゆい。 なので、年末リストの順位がいくつかあがりました。
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Dirt on tape, October 2014


我らがカセットテープ神Brad RoseがFactで連載してるコラムCaught on Tapeなかんじで、というかパクリなタイトル。
10月のベストカセットテープを。

今月も、そんな買っていないとおもっていたら、32本。
そして、2014年の目標だった、1日1本ペースで、合計365本、到達してしまいました。じぶんでおもっていたよりも、調子がはやく、カセットテープ暦ならもう2015年のお正月もすぎてしまい。
どんだけぼんやりしてても、ことしは400いくとおもいます。
数ではない、んだけれど。そして、変なところを選んで買い気味だけれど、これだけ追ってると、Brad Rose総帥のんをみててもそんなに外さないなというかんじになってきたし、これだけきいてるとみえてくる風景みたいなんもあります。
それは、貧困。
いいかげん、まともなペースに戻りたい、わ。


ことしはなぜか偶数月がよいのんおおく、10月も。選ぶのんがたいへん。
選んだもののほかのこと、ちょこっと。
“DARK WEB” をだしたところなのに、すかさずカセットテープもだしたGiant Clawはやっぱりすごいな。かなり多方面で評価されてて (Arca発売で若干誰もいわなくなったけれど)、ひねくれてるわたしはきょねんのOPNみたいに絶対に年末なリストにはいれないといってしまいそうだけれど、Gian Clawは素直にいれたい。これからもおかしなことしてくれそうだし。

ニューエイジ、アンビエント系ではデンマークのPHINERYっていうところのMOCとOpalineを買ってみたなら、よかったよね。Panabrite系シンセを奏でながらもノイズにビートに加えてきたりと、自由で。でも、いまのところはDemonstration Synthesisまではいかないかな。

Beer On The Rugは安定のすばらしい人選だし、Ascetic Houseはもうちょっとちゃんと追おう。しらなすぎて、バンドものを引いたら、困るので躊躇してしまいがちだけれど、いまならバンドものもゆける気がする。
Panabriteは安定のすばらしさ。でも、今月はレコードがあったので。
German Armyのんがまたきてる。10月にはまた3本くらいだしてる。ことしいっとう出し過ぎなのはHobo de Galloさまではなく、GAやも。
G.S. Sultanは先月のLXV系でよいような違いがいまいちなような。
Sasacは夏にきいておくべきだった。


それでは、ベスト7本。


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Beatrice Dillon
“Blues Dances”
(Where To Now?)
アートワークもすばらしいUKなWTN? から。ここはほんとよい。京都のひととはなしてたんだけれど、いまいち人気ないみたい。
ここから、初な女子です。調べたら、クラシカル方面でも活動してるみたいな。
でも、ここではダブ地下テクノ。
サンプリングに、ノイズをまとったシンセ、ビートもしっかりといれてきながら、B面の引き算展開、そして最後のピアノまではいってくるあたり、いまなかんじの音をしっかり網羅しながらも、独特な間合いというか展開。
Karen Gwyerといいこのひとといい、この周辺のセンスのよさ、すばらしい。
そしてJカードはことしベスト入り。
メガネで陽気そうな年齢不詳感。
けっこうおなじ捉え方していたAstro:Dynamicsがまったくつまんない方向進んでるけれど、こちらは間違っていない。




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Columba Fasciata
“Enemy Eater”
(Lillerne Tapes)
検索してもハトばかりでてきて、いまいちどんなひとたちかわからない。
1stプレスが即売り切れて、2ndプレスでなんとか。
ゆるくつぶれたドラムマシーンの音と、暗闇をギターの爪弾きが切なく、ときにゆるくはいまわって、ときおりシンセが強く主張しだしてと、音もうっすらEBM感、黒いかんじがありながら、そこにすばらしい女子ヴォーカル。艶とはかなさいちどきな。
B面のシンセがまえにでてきたあたりから、最後淡く暗いギターとヴォーカルな展開がものすごくよい。
けっこうローファイではあるけれど、どこかしらレコードな流れになっても、雰囲気でゆける気がする。今後、たのしみです。




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Control Unit
“Burn”
(Fort Evil Fruit)

イタリアのSilvia KastelとNinni Morgiaデュオ。
これまで、Clan DestineやらBackwards、Alt.Vinylからだしてたりなんだけれど、今回はアイルランドのここから。
ことしのBackwardsからな7インチ “Bloody Language” で、これは火がつくやも、とすこしおもったけれど、やっぱりつきませんでした。Control Unit好き、っていってるのん、まわりでいまのところ仲さんしかいないので、絶対にそのうちきます。いや、こないままやもしれません。
7インチが代表曲くらいにポップになっていたんだけれど、このカセットテープもその路線。
Ninniさんのぎゅるぎゅるなノイズにぺきぺきな爪弾きエクスペリメンタルなギター、そしてヴォーカルとシンセのSilviaちゃん。マイクくわえる勢いなんだけれど、というかきょねんまではくわえてしまってたんだけれど、ことしはぎりぎりくわえずにうたったり叫んだり。表情がころころのたうちまわるギターの横で、インダストリアル感あるシンセにドラムマシーン鳴らしながら、うすく靄をまとった歌と叫び。
Thurston Mooreや、Ashley PaulとEli Keszlerコンビとライブやってたりなんで、やっぱりエクスペリメンタルなくくりからは逃れられないけれども、ことしのはほんとインディー方面な方もゆけるはず。ちょうどよいところなバランス。
タイトル曲の中盤からな展開がとても好きだし、B面の明るく光りの射すドローン展開もすばらしい。
ニッポンではきれいな子はアイドルか女子アナになろうとするけれど、海外ではおかしなことしたがる、っていうよい例。




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Good Area
“Pronunclation”
(Hanson Records)
Kyeからリリースしていたりな、見た目、音ともに微妙な二人組。
サンプリング、なんかではなくうしろで流してるだろうラジオかテレヴィジョンかテープ音声と、よたよたギターにへろへろブラス、そこにテープの無理からにこすれるノイズが、ゆるゆるとたたみかけてきます。
B面が話し声音声の交錯で、なにやってるのか一切わかんない。
よいな。
男のほう(おっさんだとおもってたら意外と若そう?)のソロはどうなんだろう、気になってる。




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Hiro Kone
“Fallen Angels”
(Geographic North)

ニューヨークのNicky Mao。これで知りました。
1曲目のノイズとビートをまとったかんじから、唐突に琴っぽい音の挿入、2曲目の立体感、そしてドローンからビートへの移り変わりだとか、B面最後はニューエイジだったりとか。
でも、すべての曲に近未来ネオンまたたく立体街並のなか深夜ドライブ感があるし、ノイズもさわさわと沸騰してるし、唐突にはいってくるメロディのようなものもよかったり。
うえのほう、Beatrice Dillonもそうだけれど、女子シンセなひとって、いろいろと取り入れながらも、それぞれ展開が自由というか、そのひとの個性がかなりでるのんがおおくって、きいててたのしい。
MSOTTが正しく進化したかんじもあったり。すばらしいです。
Jカードも、表の文字デザインに、裏側の花柄と、うつくしい。
ここのん、もうちょっときいてみたい。






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PHORK
“Psychic Biomes”
(Dirty Pillows)

カセットストアーデイ、おもいきりバカにしていたんだけれど、すいませんでした。その関連リリースなうちで買った唯一な1本。これでただけでも、ことしもその日があったこと、よいんではとおもいました。でも、リリース日があわない。
DARK WEBに並ぶ出来なNNA TapesからなPHORKの “High End” 、立体ミニマル感すさまじかったんだけれど、今作はなにかしらかな歌声曲サンプリングも増えてるし、しっかり引き算テクノもあったり、きょねんまでなノイズまじりのおかしな展開もあったりと、もうちょっと引き上げられてもよいはず。
Dirtyってはいってるだけで、親近感。






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Vapor Gourds
“Low-Jack Miniatures”
(New Camp Records)
なまえから、おととしはやったVaporwave系かとおもいきや、おもいっきりヘンです。で、検索したらGiant Clawの1stレコードのんにジャケットが似てるなぁ、とおもったまま逃してるひと。
ことしきいたカセットテープをすべて細切れにしてミックスしてしまったくらいの飛び散りかげん。
奇怪シンセの飛び交いに、細切れサンプリングにビートの反復、なまえな通りのスクリュー感もあったり、かとおもえば立体感だしてみたりと、終始ヘンです。たまらない。






買ったもの

V.A. “Life Between Screens - Curated By Manni Dee” (WotNot)
Columba Fasciata “Enemy Eater” (Lillerne Tapes)
Endo Kame “Blue Dream” (Lillerne Tapes)
Good Area “Pronunclation” (Hanson Records)
Opaline “Projector Mapping” (PHINERY)
MOC “Shine” (PHINERY)
Space Afrika “Above the Concrete Below the Concrete” (Where To Now?)
Beatrice Dillon “Blues Dances” (Where To Now?)
LOOKS REALISTIC “VA-A” (Beer vOn The Rug)
Giant Claw “22M Never Felt So Alone” (Suite 309)
Hiro Kone “Fallen Angels” (Geographic North)
Rachel Thomasin “Outlines” (Otherworldly Mystics)
AyGeeTee “Eternity's Conceit” (RECKNO)
Isengrind “Underflesh” (Was Ist Das?)
Sunroom / Deep Catalogue “s/t / Hesperides” (Cosmic Wintou) “” ()
Glass House “Haruspex” (Cosmic Wintou)
Panabrite Wasteland Cycle (Cosmic Wintou)
Aloonaluna / Ant'lrd Sacred Phrases “split” (Scred Phrases)
Derek Rogers “Visual Echoes” (Umor Rex)
G.S. Sultan  “AG_Greatesthit” (Umor Rex)
PHORK “Psychic Biomes” (Dirty Pillows)
Vapor Gourds “Low-Jack Miniatures” (New Camp Records)
Sasac “Hyperion” (Omega Supreme)
Yves Malone “Ebony Sunrise” (Orange Milk)
Durt PD / Larry Wish / Elegance / CH Rom “Orange Milk Split Series Vol. 1” (Orange Milk)
death's dynamic shroud.wmv “世界大戦OLYMPICS” (Orange Milk)
Avellan Cross “TECHNOISE [MTN K7]” (Nostilevo)
German Army “Cargo Circuits” (A.C.T.I.O.N)
die Reihe “Ascetic House” (Ascetic House)
Control Unit “Burn” (Fort Evil Fruit)
Amanda Feery “Spells from the Ice Age” (Fort Evil Fruit)


いただきもの

Straytone + Takashi Masubuchi “Die Dinge” (Obscure Sounds Research)
 
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10月の買い物リスト
これからなんとか、まとめのほうを。
とりあえず、10月の買い物リスト



買ったもの

31カセットテープ
V.A. “Life Between Screens - Curated By Manni Dee” (Wot Not)
Columba Fasciata “Enemy Eater” (Lillerne Tapes)
Endo Kame “Blue Dream” (Lillerne Tapes)
Good Area “Pronunclation” (Hanson Records)
Opaline “Projector Mapping” (PHINERY)
MOC “Shine” (PHINERY)
Space Afrika “Above the Concrete Below the Concrete” (Where To Now?)
Beatrice Dillon “Blues Dances” (Where To Now?)
LOOKS REALISTIC “VA-A” (Beer vOn The Rug)
Giant Claw “22M Never Felt So Alone” (Suite 309)
Hiro Kone “Fallen Angels” (Geographic North)
Rachel Thomasin “Outlines” (Otherworldly Mystics)
AyGeeTee “Eternity's Conceit” (RECKNO)
Isengrind “Underflesh” (Was Ist Das?)
Sunroom / Deep Catalogue “s/t / Hesperides” (Cosmic Wintou) “” ()
Glass House “Haruspex” (Cosmic Wintou)
Panabrite Wasteland Cycle (Cosmic Wintou)
Aloonaluna / Ant'lrd Sacred Phrases “split” (Scred Phrases)
Derek Rogers “Visual Echoes” (Umor Rex)
G.S. Sultan  “AG_Greatesthit” (Umor Rex)
PHORK “Psychic Biomes” (Dirty Pillows)
Vapor Gourds “Low-Jack Miniatures” (New Camp Records)
Sasac “Hyperion” (Omega Supreme)
Yves Malone “Ebony Sunrise” (Orange Milk)
Durt PD / Larry Wish / Elegance / CH Rom “Orange Milk Split Series Vol. 1” (Orange Milk)
death's dynamic shroud.wmv “世界大戦OLYMPICS” (Orange Milk)
Avellan Cross “TECHNOISE [MTN K7]” (Nostilevo)
German Army “Cargo Circuits” (A.C.T.I.O.N)
die Reihe “Ascetic House” (Ascetic House)
Control Unit “Burn” (Fort Evil Fruit)
Amanda Feery “Spells from the Ice Age” (Fort Evil Fruit)


13レコード
Veiled “El Temps No Passa” (White Denim)
Hockeysmith “But Blood EP” (Double Denim)
Prostitutes “Nouveauree” (Night School)
Panabrite “Pavilion” (Immune Recordings)
Iceage “Plowing Into The Fields Of Love” (Escho)
Puzzle “Drinking Blood” (BIG LOVE)
Peaking Lights “Cosmic Logic” (Weird World)
Bugskull “Collapsed View” (digitalis)
VVQRT “Detainee” (Hot Releases)
Grouper “Ruins” (Kranky)
Russo “Wild Metals” (Valcrond Video)
Zola Jesus “Taiga” (Mute)
Lowell “We Loved Her Dearly” (Arts & Crafts)

4CD
D/P/I ““MN.ROY” “RICO”” (Melting Bot / Leaving)
Schwartz Brotchen / DJ Soybeans “We Have Reason To People Killed” (Wood Frame)
Arca “Xen” (Mute)

1USB
V.A. “OPAQ GLITTER” (Permalnk)

4ダウンロード
Xiu “Black Shadow (EP)” (Minimal Trend Records)
4uf03894uf03498fu0349f3u0439fu3049ru034f “__” (self release)
4uf03894uf03498fu0349f3u0439fu3049ru034f “_” (self release)
V.A. “Compilation 1” (Noumenal Loom)


いただきもの
1カセットテープ
Straytone + Takashi Masubuchi “Die Dinge” (Obscure Sounds Research)
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