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Dirty Dirt

die Reihe “Ascetic House” 、Fort Evil FruitからなControl Unit “Burn” とAmanda Feery “Spells from the Ice Age”
火曜から。
家に帰っていないあいだに、アクセスが伸びててなにかしらとおもったら、Twitterでこちらのん取り上げてくださった方がいらっしゃって。
そんなタイミングで、ドローン飽きた、とかかいてしまってて、わたし、こういうタイミングの悪さが人徳のなさにつながってるんだわ、とかおもいながら。

火曜、きょうは届きもの、きのうは買い物とカセットテープ5本、レコード2枚、CD1枚。そのこと、かけるところまで。


きょう届いた。

アイルランドのFort Evil Fruitから2本。


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Control Unit “Burn”
イタリアのSilvia KastelとNinni Morgiaデュオ。
Silviaちゃんがかわゆい、けど叫びはもはやノイズだったりで、こわかった(でも好き)んだけれど、ことしの7インチがそのあたり抑えてて、ついに火がつくとおもうも、やっぱりつかない。
カセットテープもその路線、さらに抑えめ。
タイトルトラックなBurnはがすがすインダストリアルロックで、意外とこんなかんじ、いない気が。いま、どっちかよるものね、ハードなほうか、テクノよりになるか。エクスペリメンタルがっつりかっていうと、そうでもない響き。すごいバランス。
でも、やっぱりマイクに近づきすぎるかんじで、叫んでしまいます。でも、まえほどことばにならないかんじもなく、よいです。Ninniさんが意味不明すぎなくなってるし、来年あたり、もうすこしClan Destineあたりからレコードでたりすれば、よいなとおもいながら。

ちなみにJカード、表はSilviaちゃん、裏側はNinniさん。裏表になってなくって、よかった。






Amanda Feery “Spells from the Ice Age”
ピアノです。
ポストクラシカルっていうくくりではもう盛り上がれなくなって数年たちますけど、やっぱりピアノは好きですし、来週はHauschkaのライブですし、なんかピアノ熱ふたたびで。
ミニマルな、音はひとつひとつちからづよいかんじで、それがゆったりとした調子で、けっこう開放されながらつむがれます。
秋にぴったり。最後だけ、すこし勢いがあって。
ちからづよさと、しずけさとがいちどきで、よい。わたしだけでなく、世間もおおよそポスクラに飽きたのか、あまりそういう話題をきかなくなったので、またピアノききはじめようかしら。




きのうのこと。
朝、彼女をしごとへ送りだし二度寝、昼に起きて彼女の会社近くで合流してランチを食べ、会社へ送って、西郷山公園で昼寝して、っていうひも感。
そこから渋谷経由でFuglen経由で原宿まで歩いて、BIG LOVEさんへ。
仲さん、NYから帰ってらっしゃって、うれしい。

2枚と1本。

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die Reihe “Ascetic House”
Ascetic Houseから。
仲さんがあちらで仕入れてきたもの。
ここからのん、3本あったけれど、どれも知らずで、これをとりあえず。いや、次いったらほかはないんだろうな。。

状況がわからない。はじめ、クラブで録音したような話し声とビートがいっしゅんはいるんだけれど、ぷつりととぎれ、シンセのゆらめきとうっすらすかすかなビートが遠くでなるなか、ゆったりとした間で刻む、PCでなにかしらクリックしたような音。シンセのゆらめきすらなくなってほぼ無音ななか、クリックしたような音と低音が、ものすごくゆったりな間でなるだけになって、どうすればよい?
もしかしたら、このまま終わってしまうんでは? とおもいはじめた数分後、またアンビエントなシンセのゆらめきと機械から流れただろう声のサンプリング。ようやっと曲っぽさがでてきたとおもったら、また無音すぎるなかで、10秒おきくらいにハイハットな音と、声が交互で、もう。電子音方面、引き算な音多数だけれど、引きすぎて半分くらいは無音なA面。
B面は。マイクに息吹きかけ系ノイズが断続的な。
そのあとはマイクに息吹きかけ系ノイズが断続的な。
そしてマイクに息吹きかけ系ノイズが断続的な。
とそのまま最後までゆくのかとおもったら、つくつくビートにクラクションのような攻撃的な電子音がトツゼンで。
よいのかすらわからない。かっこいい。



すごいよね。Ascetic House、じぶんとこのお店で発売したら、店頭だけでその日のうちに50本売れるって。最盛期Hooker VisionのMSOTTが3時間ほどで100本。でも、それってインターネット経由なはなしで。店頭でって、すごすぎるし、そういうはなしをきくとどきどきする。
ちょうど、Arcaやらな流れで、インターネットの音楽についてのはなし、PC Musicやら、ものとしてもデータとしても売らずに、お店になっていったこともないとかのはなしを読んで、こちらもPC Music好きだし、インターネットの音楽も追っていたりするけれど、やっぱりレコード店が大好きで、BLさんはそういうAscetic Houseやらインディーなお店のあるべき本気で体現していて、すごい。
いまかっこいいのは、インターネットの荒野、そうでなければ、インターネットにすらでないこと、っていう二極化。


ダメだ!もう眠い。
NostilevoサブレーベルA.C.T.I.O.N.からなGERMAN ARMYとかまだまだいろいろあるけれど。

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火曜日。
お店のモニターでLuke WyattのSad StonewashのDVD流してたら、親切な常連さんが、DVDプレイヤー壊れてるよ、とおしえていただきました。
いや、壊れてないです、よ。
| - | 06:09 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
KrankyからのGrouper “Ruins” 、Valcrond VideoからなRusso “Wild Metals”
ドローンに飽きてしまった。
もともとはドローンばっかりきいてるイメイジなわたしの根っこをくつがえしてしまいそうなことをはじめっからかいてしまい、たくさんなひとに嫌われてしまいそうだけれど、このことはもうきょねんの夏からときどき、でも、控えめにかいてきていて。
飽きた、ということばがすこし粗っぽいだけで、それでもそのことばがやっぱりしっくりきてしまう。
きいてるほうがそうなんだから、やってるほうも、そうだとおもう。
とくに、Grouperはといえば、ドローン、っていうことばでひとくくりにされるなかでも、常に作品後とに違った感触をもたらしてきていて。
Type時代のドローンフォーク、そこからかなりエクスペリメンタルな方向へすすんでゆき、動物園の白クマの飼育されていた場所でのライブ録音、映像だと堀のようななか、まるでそこで飼育されてるどうぶつのようにものかげを移動しながら音を鳴らしてゆくあの1枚で、極まってしまったかんじがあって。
そしてきょねんの作品はType時代の曲を集めた歌により焦点をあわせたもの、そして参加したバンドHelenでの瑞々しさ、ラップトップLawrens Englishとのドローン共作Sleep Walker、そしてJefre Cantu-Ledesmaとの共作Raumでは、いつになくあたたかみのある声を発していて、これまでのイメイジとはすこし違った1年であった。

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そして、Krankyからの新作 “Ruins” はポルトガルで録音されたシンプルなピアノと歌、フィールドレコーディングによるアルバム。
ニッポンの地震の際のコンピレーションなどでピアノ曲があったため、ふしぎではないし、悪いわけがない。

ドローンから逃れて、フィールドレコーディングによるささやかな自然音のなかに響く低い振動から、その自然の音に溶け込んでゆくかのようなしずかで、あたたかいピアノの音のつらなりに、ささやかなヴォーカル。
自然な音と呼応するような、ミニマルすぎない音の自然な運び、そして音のつらなりはこれまでのGrouperなかんじがそのままなんだけれど、より自然なかんじが。
聴く側で勝手にふくらんでゆく暗黒な、死のイメイジに対抗するような静かな生に満ちた響きが全編に渡っていて。
とくべつ、LighthouseとHoldingsにはこれまでになく淡い光が射し込むなかで、うっすらと浸透してゆくLiz Halisの声とともに、こちらもその光のなかへとけてゆく。
そして最後、雨音のなかから、わたしが飽きてしまったはずのドローン11分曲は、これまで持っていたGrouperのうっすら灰色な粒子を帯びた靄の透明感がより増してきこえて、やっぱりわたしはドローンが大好きであると観念してしまう。

いや、ほんとあたたかみのあるドローンをきかなくなったし、これからもその流れはとまらないんだけれど、Grouperの特別感はやはり。
あたらしい音を、とばかりいってるわたしだけれど、これからもGrouperだけは特別枠なんだと思い知らされました、よ。


Meditationsさんからだったんだけれど、もう1枚。

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Russo “Wild Metals”
Valcrond Videoから。
Torn HawkことLuke Wyattのレーベルです。
だからもちろんMVはLuke Wyattです、が、ちょっと弱い。
でも、音はよいです。




モントリオールのla cohuから。
モントリオールなひとばかりのコンピレーション3本組みが。
Hobo Cubesのテープマニュピレーション特化名義なAla Vjiior、Marie DavidsonユニットのEssaie Pas、バタやんことBataille Solaireはいってる!
試聴ないので、買うしかないよね。

https://lacohu.bandcamp.com/album/mtl-tapes

| grouper | 05:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Was Ist Das? からNatural Snow Buildingsのライブカセットが
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IsengrindのんだしてたWas Ist Das? からNatural Snow Buildingsのライブカセットテープが。
京都のひとのとこで知ったレーベル。
送料いれたら10GBPよ。

http://wasistdas.bigcartel.com/product/natural-snow-buildings-live-at-cragg-vale



さっき、カセットテープ届いた! でも、知らないレーベルから? とあけてみたなら、彼女にあげる指輪だった。おなじみカセットテープを送ってくる封筒といっしょだった。


| natural snow buildings | 14:13 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
digitalisからなBugskull “Collapsed View” 、Hot ReleasesからなVVAQLT “Detainee”
DARK WEBの。
国内盤があそこからでるやもっていうはなしをきいて、えっ、残念だから止めてあげて、というやりとりしてる直後に、Twitterでレーベルの方がこちらのDARK WEB関連発言をお気に入りにいれていて、なにこれ、このやりとり漏れてる? とあせったら、直後に出るって発表が。残念。
かっこいい音はかっこいいレーベルからかっこいいかたちで、でるべきなんだけれど。
melting botから舘脇先生もしくは食品まつりさんライナーでしか、しっくりこない。
それにしても、mb海法さんっていつ眠ってはるんだろう。最近、ちょこちょこ夜中なライブにゆくんだけれど、かならずいらっしゃる。

きのうは。
Dakimが気になりながら、マルくんワンオペ中なBLさんへいってあげたいとおもいながら、風邪でした、風邪です。
なので、近所をふらつきながらふらついただけ。Amy's Bakeshopがすべておいしかった。
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届きものもありました。


J○T S○Tをひさびさにみたら、いくつか欲しいのんあったので。


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Bugskull “Collapsed View”
digitalisから。ここのん、カセットテープは直接なんだけれど、レコードはときおり待ってみたり。でも、はいらなかったんで、どうしよう、とおもいながら、直接かBoomkatで買うのもとおもって検索したら、ありましたん。

うっすらドローンにあたたかくさと寂しさ同居なギターの爪弾きからなはじまり。それだけで、もううっとりです。
そのかんじですすむのかとおもいきや、ローファイなビートと淡い光のようなエレクトロニクスのまたたき、ギターのひずんだゆらめきとローファイビートと明滅するシンセの反復、フィールドレコーディングにうっすらドローンの重なりなどなど、どこをとってもさわやかな朝の光と、でもしっかり森の奥というより、ちゃんと電気も道路も通じる場所感あって。
5年くらいまえは、こんなんをおもにきいて気がします、が、これはやっぱりローファイうっすらビートと明滅する音と、そのあたりにきいていたのとはまたちがった印象。
1年にひとつは、むかしからなdigitalis感のあるサイケデリックなフォークもの、だしてきますね。きょねんのFaint Wild Lightとか。そしてそれもよかったり。これくらいの割合できくのがよいのかな、とすべてdigitalisおよびBrad Rose総帥なペースで生きてる。





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VVAQLT “Detainee”
Hot Releasesから。
これも、はいらないかしら、とかおもってたけれど、な。
ついでなんで、買っちゃいました。
Secret Boyfriendのひと主催なここ。地下加減がとにかくよい。
そこからまたあたらしい女子。いや、男と二人組。
ローファイ目なシンセとドラムマシーン、そこに女子ヴォーカルが重なるっていう、好きな音。
しかも、ちょっとおかしいかんじ。
早口しゃべりぎみなヴォーカルなんだけれど、かわゆいけれど関わっちゃあいけないあやういかんじもあったり。
時代はまわるよね。Chicks On Speedがすごく好きだったわけですが、ああいう系統のヴォーカルです。
でも、音はEBM感あったり、細切れ感あったり、ただごよごよいってるだけだったりと、全体としてかなりへろへろ。よい。

はじめ、33回転できいてしまい、えっ、男のほうがうたってるの、残念、とおもったら45回転だった。

VVAQRT、見た目もかっこいい。。









あしたくらいにはGrouperが。
カセットテープは目標の数に達したので、ことしはもうレコードばっかり買おうとおもいます、よ。(ウソ)
| digitalis | 05:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ことしの365本目のカセットテープはOrange MilkからのYves Malone “Ebony Sunrise” This is the 365th tape this year!
かけるときに、かいておきたい、ので、きょうは2記事目。

けさ。
届きもの。Orange Milkから新作3本。
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この3本で、ことしのカセットテープが367本に。
ことしは1日1本ペースで、合計365本が目標だったんだけれど、達成してしまいました。
しかも、3本いちどきなため、カセットテープ暦ではもはや2015年1月2日。
あけましておめでとうございます!

365本目は、封筒からはじめにでてきたため、これ。

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Yves Malone “Ebony Sunrise”
Field Hymnesからの3本組、京都のひとのところへいったとき、よいときかされて、そのときに買っておけばよかったと夏の後悔。
あれは架空の80年代映画サウンドトラックだったけれど、今作は。
あの3本組より、かなりせめてます。
Günter Schlienzさん系なシンセものな印象があったんだけれど、かなり露骨なホラー感に、Panabrite系ぺきぺきな鳴りが折り重なってゆくかんじに、ちょっとノイズとゆがみをふくみながら、疾走します。
ぐにゃりとゆがんだ音のホラー旋律と、ぺきぺきな折り重なり、そこに宇宙ドローンシンセも放出。そしてそれぞれの鳴りのよさ。1曲目から、すごい。
2曲目のふにゃんとゆがんだシンセの反復にOrange Milk感。
A面4曲目ののしのし低音にホラーなつらなり。
B面3曲目後半のDaftpunkかっていうくらいのぎらぎら感とか。
全体的に、かなりの攻め具合でいて、ホラーな旋律でむしろポップさを得てるし、終始アナログシンセの鳴りのよさ。なかなかいそうで、いない。
Femminielli好きあたりもゆけるとおもいます。




目標達成してしまったんで、燃え尽きた、わけはなく、すでに注文してるだけであと10本以上は届くはずだし、どんだけぼんやりしてても400はゆくかしら。

なんでこんなにカセットテープを追ってるんだろうと、冷静になりそうになったとき、じぶんの右手で拳をつくってじぶんの右顎をなぐり、かんがえないようにしてBuy Nowを連打、その先にみえてきたもの、きこえてきたものって、なんだろうとかおもいながら。
こういうはなしも、年末なリストとともに、かきたいなとおもいながら。
まだまだ、2014年はつづくので、もうすこしこの調子で追ってゆこうとおもいます、ね。
| - | 04:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
八丁堀の七針でのChicaloyohとHigh Wolfのライブのこと
きのうは。
八丁堀の七針へ。ChicaloyohとHigh Wolfのライブをみききしに。

両名とも、フランスとベルギー拠点なFelicia AtkinsonたちのレーベルShelter Pressからだしていて。
High Wolfは数年前にニッポン盤がでたり来日したり、Not Not Funからもだしてたりとで、そこそこ有名、なはず。覆面二人組。でも、どうやらいまはひとりみたい、ね。

ChicaloyohはきょねんShelter Pressからレコードで知ったんだけれど、ジャケットもうつくしいけど、本人があまりに美女で。

BL仲さんがよくいうみたいに、ニッポンでは美人はアイドルか女子アナになりたがるけれど、海のむこうではおかしなことする、っていう典型。

雨ななか、時間ぎりぎりにはいって。京都、ソウルをはさんでトウキョウも数公演やったためか、ひとの入りは......なんだけれど。
受付を済まそうと奥へゆくと、ふたりがいました。
High Wolf、覆面すらかぶっていない。ひげ面のかんじのよい兄ちゃんであった。
そして、Chicaloyohは動画などでみた黒髪ではなくなって、金髪に。体系もモデルのよう、というか人形だよね、かわいすぎる。
あざといわたしはShelter Pressの布袋を持っていってて、すぐに反応してくれました。あっ、それわたしたちも持ってるよ! と。


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恋人といっしょだったんだけれど、かわいすぎてはなしかけるの無理だよね、などとかはなしてると、まずはChicaloyhです。
シンセと、サンプラー、そしていくつかエフェクターかなにかしらが。
サンプラーから呪術感あるパーカッションなリズム、ドローン、ギターのゆるやかなフレーズがループさせられるなか、シンセをちょこちょこといじりながら弾きながら、低い叫びのような振り絞った声で、でも、声のおおきさはちいさめなかんじで、うたいます。
10分、10分くらいなの2曲なんだけれど、からだをゆらしながら、呪術ループに、シンセを変調させたりと、魔女感が。かわゆいけれど、けっこう暗黒。
音のバランス的になにうたってるかがまったくききとれなかったけれど、暗い森のなか、どんどんと引きずりこまれて、その奥にあらわれた美女の幻。それもゆらゆらとゆれながら、最後には消えてゆき、なかんじ。
無条件に、こういう音が好きなため、とても満足。しっかり壮大なつくりもよかったです。
こんなかんじ。




そして、つぎ。
OPQ+Shibata。
OPQはまえにもなんだっけな、誰かのをみにいったときに、みました。
birdFriendからのカセットテープもよかったです。
自作な楽器をどうやって演奏、制御してるのかわかんないんだけれど、そして目覚まし時計までつながれていて、それもちかちかじりりりリズムを刻んで鳴っていて、ほんとまったくしくみが不明で。
でも、その不明なしくみ、とっちらかってるようにみえて、全体でおっきなビートのうねりをつくりだしていて、すごい。
で、それを邪魔してるかんじのShibata氏。Asunaさん友達イメイジなんだけれど、そのふわふわとした雰囲気だしながらゆるく重ねる、重い音。
自由すぎる。
ふたりとも、すぐ近くな築地でしごとを終えたあとにきたかのごとく、長靴でした。
長靴だと酔いがはやくまわる、という謎なことばを発しながら。

つぎ。
わたしはニッポンのバンドにはきびしいので、ベースの方が恋人との共通の友人に似ていて、ふたりで笑いをこらえるのが必死だった、あとドラムが初期長尾謙一郎がかきそうなかんじの方だった、という感想のみを。

そして、High Wolf。
Shelter Pressからのカセットテープはかなり重い目ミニマル実験シンセもので。でもきょねんのNot Not Funからのレコードは、あたらしいことしてるかんじはないけれども、心地よいサイケデリックな長尺曲で。覆面をとって、地下から陽のあたるところへでたかんじがあったんだけれど、ライブは。
こちらもサンプラーからの電子音をループさせてビートをかたちづくり、そこにしぶいめサイケデリックなギターを重ねて、それもループさせたりしながらなつくり。
なんだけれど、活動が長いだけある。かなり高速で刻まれる電子音によるビートのパターンをすごく細やかに変化させながら、徐々にというか、けっこう序盤から舞い上がって、さらにどんどん浮上してゆくようなかんじ。
ただただサイケデリックなギターがだけではなく、電子音がしっかり地下な面影があるおかしな音で、その電子音の変化もかなり複雑。中盤あたりからの勢い、すさまじかった。
ライブの途中くらいから、ShibataさんがChicaloyohにはなしかけてなんかわたして。そのしばらくあと、トツゼンに演奏中なHigh Wolfに向かってクラッカーぱーん!
で、OPQ氏も、そしてChicaloyohもぱーん! とつづけて。
Shibataさん、絶対へんな人だ。
呪われた仮面をはぎ取って地下から陽のあたる場所へはいあがった喜びをおもいっきり踊って表現してるかんじ。
なんやかやいいながら、こういったNNF系サイケデリックな音は好きです。
こんなかんじ。



終わったあと、やっぱりわたしははなしかけて、つぎくるときはフェリリも連れてきて! とお願い。
こんな超絶美女といっしょのフレームにおさまるとかこわくってできない、とかはなしながらも、4人で写真を撮っていただきました。わたし、家でるまえにシャワーを浴びて、さらに雨で毛髪がふくらみにふくらんでしまってます。

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けっこうトツゼンな日程発表で、ほんとうはHakobuneさんたちな日にゆきたかったけれど、この日はこの日ですごくたのしかったです、よ。

ライブなあと、こちらのブログを読んでくださってるという方から声をかけていただきました。
最近のライブ、すべて恋人といってるんだけれど、いった先々でDirtyさんと呼ばれることがおおくって、気づけば恋人も先週あたりからこちらのことをDirtyさんと呼び始めていて。あなたの彼氏は、汚いさん、です、よ。
| - | 03:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
パリのPermlinkからなUSBコンピレーション “OPAQ GLITTER” (ひも、草、メダイユ、水晶付)
きょうの届きもの!


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V.A. “OPAQ GLITTER”
フランスのPermlinkから。
京都のひとのところで知りました。
音源のはいったUSBに、草やらなんやらおまけがいくつか袋にはいってな見た目が気になり、音だけならname your priceなんだけど、注文。

蛍光イエローな糸、あとはメダイユに、水晶みたいなんに、USBにもひもを通すところがあって、これらすべてを通して首からさげなさい、っていうかんじ。
そして。草です。注文なとき、これ、ニッポンで所持していてもだいじょうぶな草かしらっていう不安があって。
さきほど、しごとから帰ってきて、よくみたなら、本物の草ではなくって、プラッチックでした。
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で。さっそくUSBをわたしのパソコンにさしこんでみたなら。あらら......。

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3度抜き差しのあと、ようやっと読み込んでくれて。
音源と、Facebookとサイトへのリンク、そしてこれを撮った画像が数点はいっていました。

音のはなし。
これがよいです。知らない方がおおいので、ひとこと感想と、リンクを。




Alley Catss
アイスランドの。ことしOpalからだしてはりましたよね。
ざらついたノイズをまとったビートとせつないシンセのメロディ同時進行しながらノイズがときおりふりきれてくる系、Ñaka Ñaka系です。

http://alleycatss.bandcamp.com/


Asio Otus
SicsicからInnercityとsplitだしてたり、デンマークのMetaphisical Circuitからもだしてはったひと。
はじめののしびしばしごぼいってる打撃感がたまらなくよいです。そこに電子音暴走系な音と、しっかり引き算もあったり、それでいてポップなビートものな表面保っていて、よいです。

http://owlmaker.tumblr.com/


DJ DSL Connect
ぶつぶつグリッチ系からラップに声も細切れ系。

http://soundcloud.com/dj-dsl-connect



Baitaille Solaire
ここではバタやんがいっとう有名かしら、っていう地下感。これ目当てでもあります。
最近のビートが飛び散り跳ね回り系とはちがって、ゆったり立体ニューエイジ。こういう路線もこのかたすばらしい。
Noumenal Loomのコンピレーションにも参加してたし、もうそろそろまとまったもの、出してほしい。

https://bataillesolaire.bandcamp.com/


Le Matin
ドイチェなひと。暴走PCとノイズの絡み合いから、おもいっきりぶつぶつ途切れと、のしのし感と、変調声のからみあいとスクリュー感、しっかり立体感もあるし、この方がいっとう発見なかんじ。ほかはよいかしら。

https://demorgen.bandcamp.com/


Kaniku
ヴェイパーですね。セーラームーンループ。
でも、ドローンとハイハットなビートにと、ヴァイパーがつまんなくなっちゃう手前くらいにあったよさ。なまえが気になってBandcampもちらっときいたけど、そっちはちょっとつまんなかったかしら。

http://kaniku.bandcamp.com/


Torentus
漂う幽霊シンセと、ビートの絡み合い。けっこうずんたたビートがくるのがバランスおかしくってたのしい。

http://soundcloud.com/torentus


Endloskosmos
心地よいニューエイジィなシンセと押し寄せるうっすら反復の波と、きゅいーん、きゅいーんと反復する高音かわいかったり、ムダに壮大で、よいなとおもったらどんどん調子がはやくなってゆき、変だ。たのしい。

http://soundcloud.com/endloskosmos


Helel Arc
Crescent Baeっていうなまえで活動してるみたいな。
たゆたうシンセと、うっすらヒップホップ感。

http://soundcloud.com/crescent-bae


Supah Moon Moon
n i n j a s w o r dというのんもやってるのか。フランスのリヨンな方。なまえがヴェイパー方面? とおもいきや、変な隙間たっぷりななか、けっこうはちゃめちゃな音をとばしまくって、変調もしたりしながらと、たのしいです。

http://soundcloud.com/moon_moon


Regulus
検索しても、このひとではないだろうものしかでなくって不明。
でも、ゆったりニューエイジィ感に変調細切れヴォーカルにと、好きではあります。


Samuelspaniel
ベルギーな。ゆらめきノイズと、黄昏ビート感、からの郷愁シンセと、好きよ。

http://samuelspaniel.bandcamp.com/



GustiFink
ざわついたノイズのなか、シンセのきらめき舞い上がりと、カセットテープ方面が似合いそうな。そのあいまに、ビートも重ねられたりと。ただ、よいかんじがしすぎていて。

http://gustifink.bandcamp.com/releases


前半はとてもよい、けれど、後半はちょっとまぁ、いまある音よね、ってかんじ。
でも、その前半と本当に首からぶらさげたなら1日で切れて紛失してしまいそうなかんじのセットを手に入れるだけでも、後悔なんてないです、よ。
音だけでも、ぜひ。
ひとりひとり、検索する労力を、こちらではなくNoumenal Loomのコンピレーションでやったほうが、世のため人のためなんだろうけれど、あちらはけっこういままで知ってるひとだったので、こちらを。
| - | 04:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
AirでのSilent ServantとDJ Soybeansのライブのこと、Iceage “Plowing Into the Field of Love” 、そしてカセットテープは364本目
18日土曜日。
AirへSilent Servantのライブをみききしに。
ちょうど、ラウンジをBLさんつながりなFISHが担当で。
土曜だけれどしごとだったため、ゆけなかったDirty Beachesのトツゼン来日ライブ。でも、ふたりとも、お客さんできてました。会えてうれしかった。

はいってちょっとしたら、地下2階のほうでSilent Servantのライブがはじまりました。
3分割されたスクリーンの真ん中のスペースで、ちっちゃめなおっちゃんが、ちょっとこもった音のマイクで、ごよごよとただただはなしていて、えっ、これこのまま続いたらどうしよう、とおもったころに、ビートがきます。
ときおり奇怪な音を飛び交わせながらも、けっこうまっすぐな音で、いや、かっこうよかったんだけれども、ここ最近ContainerにÑaka Ñakaのライブをみたため、けっこうものたりなかった感。ノイズがけっこうはいってきて、おっ、おもしろい展開きた、とおもったら、終わっちゃった。。
もっと、どうしようもない地下とかでみられたら、また違ったのかしらとおもいながら。Silent Servant目当て、っていうよりは週末のAirにきたひとたち、っていうのでぎっちぎちっていうのもあって、中盤、けっこう疲れてしまいました......。

そのあとのNHK'Koyxenのほうが、いまは好きな音でした。でも、ちょっと疲れてしまってFISH側へ。
そしたらDJ Soybeansのライブがはじまっていて。
いや、これがものすごくたのしかった。
テーブルいっぱいに並べられたシンセから、のしのしなビートやらアシッド反復などつぎからつぎにかわる音。お客さんも巻き込みながら、本人が時折客のまっただなかにでてきて踊ったりとか。
たのしかっただけでなく、音もすごく好き。
CD、買っちゃいました。



恋人といっしょにいったんですけれど、Airから余裕で歩いて帰れるところに住んでる恋人に感謝しながら、翌日はFugrenまで歩いてP○PEYEから抜け出てきたような男子やらカップルたちに囲まれながらコーヒー飲んだり(めちゃくちゃにおいしい)したあと、そのままBIG LOVEさんへ。
わたしがBLさんTVでよけいなことばかりはなしていたので、いっしょにゆくのんダメだったんですけれど、ようやっと。うれしい。
つきあうまえまでは、休みの日の過ごし方が、BLさんへゆく、っていうのん一択だったんで、この調子で巻き込んでゆこうとおもいます。

数枚買ったんですけれど、やっぱり、これ。


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Iceage “Plowing Into the Field of Love”
Escho盤です。売り切れた、とおもったら、ジャケットがあとで届くけれど、中身だけはあるよと、愛のフィールドに耕しポスター欲しさに、買ってしまいました。

BLさんに通いながら、通ってるなかではそこまでコペンハーゲンコペンハーゲンいっていない、わたし。
BLさんにはいってるなかでも端っこなのばかり買ってるっていうのもあるけれど、ほんとここ数年男なバンドをほんときかなくなったのと、さらにちょっと荒々しいかんじのものが、バンドなのをたくさんきいていたときもあまりきかなかったしで。
Iceageも正直わからなかったんです。
そういうところ、さすがにそこそこおっさんで、なかなかその壁を破れなかった。こちらはこちらで追ってるおかしな音のであたらしいのんがたくさん控えているし。
でも、ことしの2月8日。すっかりコペンハーゲンな方たちのことが、特別になってしまい。音というよりも、あり方の問題。
無理だよね、実際に目の前であの子たちをみたなら、接したなら、もうその魅力には抗えないです。イケメンだからとかではなく、いや、イケメンだけれど。イケメンっていうことばを人生で初めてつかった気がします、いま。
で。実際にたくさんをきくかといえば、やっぱりこれまではシンセ主体なの、Croatian AmorにLust For Youthはたくさんきくけれど、という状態でして。もう、そこそこおっさんだからね、やっぱり。
でも。
Iceageの新作は、このそこそこおっさんの耳をとらえてはなしません。きょうもカセットテープ5本とレコード1枚届いてるんですけれど......。
先行のMVで、ポップになった、という印象があるわけですけれど、これ、ポップなのか? はちゃめちゃだよ。全体にわたって、おもしろすぎる。一瞬たりとも、わからない。わからない、つまりかっこいいと同義です。
ギターの音はひずむだけでなくかなりまっすぐな響きもするし、そこにブラスにピアノの音も重ねるわ、軽やかなギターかとおもえばドラムは重く激しくだったり、ドラムとギターの雰囲気は曲内でころころ変わるし、Eliasのヴォーカルが全体にわたってしつこいくらいにセクシーであるのはどこまでもだけれど、その甘さと激しさ、うしろの音の軽やかになったかんじともともとなするどさのバランスが、どこをとってもすばらしく、いや、わたし、またバンドをたくさんききはじめようとおもいはじめてしまいました。
そこそこおっさんになっても、レコード1枚で世界は一変するなとおもいます。だから、若い子ぉたちは、みんなききましょう。ドキドキしない瞬間が一切ない。
ほかの方もおっしゃってらっしゃいましたけど。仲さんがよくはなすノームコア論ってそのままこの音にあてはまるかんじですよね。表面は、とおもわせながら、どこにもまったくない音。

ちなみに、タイプとしてはEliasよりもDanくんが男前だとおもいます。夏にDanくんひっそり来日してたとき、わたし、BLさんTVで同じ回にでていたわけだけれど、どうしようもないはなしをしてしまったことを後悔しております。







きょう。
Meditationsさんからたくさん届いて。
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これでことしのカセットテープは364本に。
1日1本なペース、合計365本が目標であったわけだけれど、あと1本に。
カセットテープ暦では、2014年が終わってしまいます。みなさん、よいお年を。
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Cosmic WinnetouからなPanabrite “Wasteland Cycle” 、Glass House “Haruspex” 、Noumenal LoomのCompilation 1、D/P/Iの日本盤など
眠い、でもすこしだけ。
かけるうちにかいておかないと、またあしたは深夜に遊びにゆくので。

最近の届きもののうち、すこし。
ドイツのGünter SchlienzさんレーベルCosmic Winnetouから3本きました、よ。

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Panabrite “Wasteland Cycle”
カセットテープ界隈ではもはや説明不要なシアトルのNorm Chambers。
京都のひといわく、3大現行宇宙深海シンセのうちひとり。残りのふたりはGünter SchlienzとPuls Emitterで、誰もが納得な。いや、そんなん知らなかった、という方は、このまま覚えればよいです。テストにでます。
ことしはNorm Chambers本名名義でのリリースが目立ったけれども、ここにきてInner Islandのsplit、Immuneのレコードとパナブラ名義で続いてます。
今作も、安定のすばらしさ、そして進化。
VCOからの本名名義のが、ビートの推進力を借りたアナログシンセドライブ感たっぷりだったのに対して、今作はシンセの音自体はこれまででいっとうミニマルな。
はじまりから、ゆったりとノイズのふくらみ、そこに一気に射し込む光のようなシンセに、鳥肌。そこからもゆったりと音をつむいでゆき、ノイズも同時進行。
つづく曲もフィールドレコーディングなうえにむんむんとうなるシンセ、すこし変調された話し声、ノイズが重なってと、やっぱりミニマルなのね。でも、しっかり未来感。
もはや自然な自然の大部分がなくなって、人の手でつくられた “自然” の公園、そこですごす休日のような。大気もすでにひとが耐えられないほどに変化した世界なため、ガラスの膜で覆われて空気がコントロールされた空間、そこにじりじりと降り注ぐ強い光とつくられた自然との摩擦と共鳴。
むんむんとうなるなか、全体的にノイズがかっていたり声の変調感でいまっぽさも出してきたりと、Panabriteはまだまだ進化しますね。そしてシンセの鳴りはやっぱり最高。
レーベルでは一瞬で売り切れました、がGünterさんがわたし分、取っておいてくれましたん。
ありがとう!



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Glass House “Haruspex”
ブルックリンとフィラデルフィアのデュオ。
これまでTranquilityからのリリースや、Sacred PhraseからのDuetsシリーズに参加したりと、シンセものの王道いってます。
今作。
A面はぐつぐつ煮立つノイズから、かなりクラシカルな方面に。いままでも、そういう音の質感はあったけれど、より明確に。重めのシンセの振動とノイズからストリングスのうつくしいドローンの重なり、きろきろと高く愛らしいグロッケン? の響き、そしてノイズから解き放たれた空間はどんどんど深度を増してゆき、ときおりノイズ色が強まったりしながら、そこにこだまするストリングスの音は賛美歌のようにもきこえる神々しさ。
B面はA面よりもすこし重い空気感と、シンセの光の強さが目立つけれども、やはり神々しさが。
Sean McCann、お好きなら、ぜひ。



あと1本、まだきけてない!


あと、知ったこと、いくつか。
Noumenal Loomが。
ことしのベストレーベルなひとつで間違いない、ここ。
コンピレーションをリリースしましたよ。
Orange Milkと共同リリースした “DARK WEB” がもうことしのベスト入り決定なGiant Claw、そしてそのKeith “Kawaii” Rankinの相方Seth Graham。
どちらからもリリースしてた食品まつり aka FOODMANさん。
ここからのカセットテープがすばらしすぎるSSWCaroline Says。
Sean McCann作品にも参加してたり、これまでのCD-Rにカセットテープもすばらしい、そしてもうすぐNew Imagesからでて人気爆発予定なItasca。
髪をばっさりといってしまい男前の座から転げ落ちたモントリオールのバタやんことBataille Solaire。
Tranquility Tapes代表、わたしのなか右半分のベストにいれたImperial Topaz。
Rotifer周辺Euglossineに、Watery StarveのLynnさんなAloonaluna。
来日なライブもすばらしかったポカリスウェット・デリカットFormer Selvesなどなど、カセットテープ界隈の2014年なベスト布陣くらいの28組。すごい!
気づいたときは、3USDだったけれど、いつのまにやらname youe priceになってる。くやしい。name your priceでもっと払いたかった。




あと。
Meditationsさんから届きましたん。
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京都のひとがライナー担当のD/P/I “MN. ROY” “RICO”
RICOはカセットテープでもってるけれども、ライナー目当てで。
格好良い音に、格好良いレーベル、格好良い音に、さらに格好良いライナーまでついてしまった。
ひとつ言いたいとすれば、紙ジャケットニガテなんで、D/P/Iっぽく大量生産感あるジュエルケースにしてほしかった。
みなさん、ぜひMeditationsさんで買いましょう!

ちょうどきょう、京都のひととやりとり。
Gang Of DucksからなTraagがよさげときたんだけれど、カセットのほうを注文しようとおもいました、でたとき。でも送料が25EURって。。いれてください、ね。
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落合SoupでのÑaka Ñakaのライブのこと
届きものがたくさんなんだけれど、かけるうちに、ライブのことをまず。

先週、11日土曜日、Opal TapesからリリースしていたÑaka Ñakaのライブへいってきました。
Ñaka Ñakaってかいたら文字化けますか? Naka Nakaってかいたほうがよいですか?

Opal TapesなÑaka Ñaka、Sludge Tapesなmicrodietってかんじでテープレーベル4つ集まってっていう企画。

オープンな18時半からすこししてはいったら。
女の子がドローンにのしのし低音、ノイズなDJをやっててめちゃくちゃかっこよかった! けどわたし恋人といっしょだったんで、そのことには触れずにおきました。
Zoo Tapeなノイズの方がやってるあたり、知ってるかたがたくさんきて。
海法さん(いつ眠ってらっしゃるんだろう)にすこしまえdablubでお会いできたHi-RayさんにYAMAANさん、BLさんつながりなJRくん、で、帰り際にHakobuneさんにStraytoneさんと。

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microdietのライブ。
Andy Stottなときにもみききできたんだけれど、この方、かっこうよいです。
のしのし低音に、ノイズ重なったりしながら。Opal Tapesあたりからだしててもふしぎでない音。Takahiro Mukaiさんが気になってせんかたないんだけれど、この方もすごく。きょねん買ったカセットテープがみつからない。普通なケースではなく、半透明な一体型なケースなんで、すぐみつかりそうなんだけれど。。

つぎDJな方、きらいではないんですが、長かった。。


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そしてようやっとÑaka Ñaka。
会場にはいってから、赤ちゃん顔くるくる天然パーマな子と、キャップをかぶったもっそりしたかんじのひと、どちらかがÑaka Ñakaだろうとおもっていたら、前者だった。
そのまえのDJのあいだにすごく長くラップトップのセッティングしてはって。
音はといえば、ノイズがかったドローン、切なくドリーミィな音のつらなりなシンセな音、そこにノイズが増幅して重いビートに変わっていってっていう、BandcampでもきけるOpal Tapesからなのとおなじような音づかいなんだけれど、おもったよりもビートが早めになるところがあって、そしてなにより音の大きさ。Soupってやっぱりすごく音がいい。ノイズなのに、おっきくってもまっすぐくるかんじ。
音づかいはいっしょでも、それらがかなりな音圧でくるから、かなり攻めてるかんじがしたし、その裏うっすらドリーミィなシンセ音もよりきいてくるし。終盤のシンセの音がもやもやと変化していって反復するあたり、すごく好き。
正直なこというと、そこまで期待はしてなかった(ごめんなさい)んです。ちょこっとノイズ感のある、どちらかというとエレクトロニカなひとの延長感あるライブかとおもっていたんだけれど、すごい攻めてる音でした。かっこいい。
灰色の煙を抜けると、打ち捨てられた廃墟にばったり、そこに残るかすかな生活していたひとたちの思い出(霊)とたわむれてる、ってかんじ。
1時間くらいあったはずだし、音の変化といえばけっこうゆったりとした展開だったはずなのに、かなりあっという間にかんじました。
スクリーンにうつる天然パーマな影と、顔面に影ができるくらいにまつげが長かった。
やっぱり気になったらライブはゆくべきとおもいました、よ。



そのあとお腹がすいたのででようとすると、階段なところにHakobuneさんが。
けっこうひさびさ。で、ことしのいまの時点でのベストカセットってなんですか? とトツゼンにきかれて、あたふた。そう、もう10月中旬だから、そろそろことしのリストについてもかんがえないとです、ね。
9月のベストなのをこたえて、その場をごまかしました。

High WolfとChicaloyohのライブ、Hakobuneさんたちもいっしょな日のん、ゆけない。。なので、七針のほうへゆきます。
近頃、Containerに、Ñaka Ñakaにと、みれなさげなあたりがみられて、トウキョウ、すごくたのしいです、よ。
| opal tapes | 04:01 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |