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Dirty Dirt

試聴室2での食品まつり aka Foodmanのこと、そして届きものはMSOTTとFurtherのん4本。
きょうは。
横浜黄金町の試聴室2のDOPINKというイヴェントへ。
目的はというと、食品まつり aka Foodmanさんのライブ。
深夜、外へでるのは眠たくってニガテだし、帰れる時間のにはなかなか休みがあわないしで、ようやっと。
digitalisにOrange Milkやら、カセットテープ界隈を追っているこちらが、いっとうなまえを目にするニッポンの方って、食品まつりさんです。
なまえを目にするだけでなく、きょねん末のカセットテープ界隈ベストに、かなりの確立で上位にはいっているっていう、なんかもっともっと注目されるべきひとだとおもうんですけれど。
そして、その目にするところが英語なところがおおいから、この方ほんとにニッポンに実在するんだろうかくらいのかんじで。

JukeにFootworkイメイジ、だけれど、そのあたりほとんど追っていないわたしはシンセな方とおもいながらきいていて、っていうか、そこにとどまらない幅の広さ、ジャンル不特定感。
digitalisのカセットテープのなかだけでも、もうこれでもかとさまざまなかんじがり乱れていて、たのしいし、すこしまえ、Ghost(正しい文字かけない)からなEPはけっこう生音(なのかサンプリングなのか)なギターにドラムなどとシンセが絡んでと、このひと、なんでもできるんでは、っていう。
Seth Grahamたちにも通じるジャンル不特定なかんじといっしょに、それでいてエクスペリメンタルすぎずな、すごいバランス感覚もありながら、しっかり責める音。




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で。ついたら、ちょうどライブがはじまって。
おおよそ、日によってけっこう変わるんだろうなとおもうけれど、で、実際あとでおはなしきかせていただいたなら、きょうはいつもとけっこうちがうかんじで、きょうのためにつくったらしく。
軽快なビートにとびかうシンセの音がここちよくからだをゆさぶってきて、かとおもえば、後半ドローンがはいってきて、高音で澄んだ鳴りのシンセがまたたいてと、ちょっとおかしくかっこうよくなって。そして乱れ打ちなかんじもあって。
Noumenal Loom(ちょうどきのうGora Souのん届いた)からもうすぐだすっていうのも納得できるかんじでした。かっこいい。

終わったあと、おはなしして、digitalisのんにサインいただきました!





そのあと、名古屋からな方やらThe Courtneys好きな方ともおはなしして、たのしかった。横浜までいってよかった。
横浜まえにとおもったけれど、途中で時間がぎりぎりだと気づいて、BLさんゆけなかった。。
来週は、なによりも優先して、まずゆこう。


届きものありました。レヴュウ的なものはかけなくってもとりあえず、載っける、そうしないといつまでたってもかけない、ということに気づいたので、とりあえず。

Motion Sickness Of Time Travel “Ballade for a Snow Moon”
毎月リリースなBallade for a なんたらmoonシリーズ、2月のん。
カード付なんだけれど、これってRachelさんとこのねこだよね?





Meditationsさんから届きもの。
Further Recordsからのん4本まとめて。

Cambo “Resonant Yaw”
Vagon Brei “Cosmic Luv Voyage”
Dread Voyage “The Dread Voyage ”
そしてやってるひと不明だしJカードもない透明ケースのみな “Topdown Dialectic”
これからききます。











あと。Opal Tapesがことし初カセットテープ。
一挙5本。。
そのうち4本注文っていう中途半端なことしてしまいました。。

https://opaltapes.bandcamp.com/


刺繍の目標できた。
京都のひとにGerman Armyハンカチつくる。
| - | 02:41 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
Hobo Cubes “Mono Music vol.2” でましたよ! そしてNoumenal LoomからのGora Sou届いた。
体調が。
よくなったんでしごとのあと飲んでた!
なので、注文なことと、届いたもののこと、ざざんとだけで、眠ります。




Hobo Cubes “Mono Music vol.2” でましたよ!
我らがモントリオールの男前様、Francesco de Gallo。
モントリオール時間で28日正午に発売、とおとといいってて、つまりニッポンだと29日1時ね。さっきまでバーレスクっ子と飲んでたんだけれど、そのあいだも隙をみてiPhoneをちらちらと開き、帰り道2時半。ようやっとでてました。

今回は、直接メイルとかではなく、はじめっからBandcampで注文できるんで、緊張しなくってすみます。
Bandcampだから、ダウンロードできるんだけれど、届くまできくのんガマン。

Twitterによると、5パネルなJカードに、ひとつひとつちがうシール、白ケース、そしてカセット自体に銀色スプレイと、今回もかなり凝ったつくり。
これをBandcampできくだけでもので買わないって意味がわからない。
と、ものが、もので、といいつづけてBandcampっ子たちから正しく嫌われたい、わ。

ずっとまえからカセットテープでつながってる方や、あとBLさんにきてる方たちって、そういうあたりがわかってるから、みんな好き。ものででてるものをものできくのと、ダウンロードできくのが、ちがうってちゃんと。これ、年齢の問題ではなくって。だってBLさん客ってたいがいわたしよりひとまわりは下だったりするしね。きいてる音が似ているよりも、そのあたりがわかってるかどうかが、わたしには大事。


20本です。vol.1は意外と残ってたけれど、こんどはどうかわからないので、気になった方は急いで! とかかいてるうちに、リンクをひっぱりにいったら、あと8本!




そして。
帰宅したら届きものが!

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Noumenal Loomから、Gora Sou “Living XXL”
前回、ここへ注文したときよりもけっこうかかったんで、ちょっと心配になってたんだけれど、ようやっと無事に!
で、いまききながらなんだけれど、これ、ことしのベスト入り確定します。







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あとBoomkatから。
Opal Tapesからな “Mirror & Gate” のIIIとIV。
IIIはGnodのDwellings & Drussと、Personableのsplit。
いま、わたしのなか空前のGnodブームで、きょねん買っておけばよかったと後悔。そう、カセットテープってなくなるのんはやいから、これは、とおもったら即じゃあないと、後悔ばかり。レーベルにはなくなってたけれど、先週、Boomkatの下のところに、セール価格ででてて、えっ! って。



IVはAnielloとJohn Sandiaのsplit。そう、IVのJohn Sandiaって誰やねん、っていうのでひっかかって、買わなかった。届いてみたら、John SandiaっていうなまえではなくPierrot Lunaireってなってる! そうなんだ。
Pierrot Lunaire、きょねんのSic Sicからのん、ベスト35にはぎりぎりはいらないけれどベスト50にはいれてました。いっしょに買ってよかった!



ちなみに、きょねん買ったこのsplitシリーズのIIはHobo Cubesでしたよ! あのあたりから、けっこうビートがと変化がみえて。




きょうは、刺繍できないな。指を針で突き刺してしまいそう。。
水曜は体調悪くってゆけなかったけれど、あしたこそはちゃんとBLさんへゆこう!

そう、看板あたらしくなって、その画像をツイートしたなら布バッグもらえるキャンペーンが、きょうまでだったんだけれど、先週、わたしが取った画像をみせたなら、黒っ! と。

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なんか、せっかくなんで、こういうときにでも、なんか変にしたい、っておもませんか? こういうときにでも、ふつうな写真を撮るとかではなく、なんか試されてる感があって。いや、おおよそかんがえすぎだけれど。

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| - | 04:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Torn Hawk “Through Force Of Will”、TranquilityからなAndreas Brandal、CASK、Glass House、Bedroom
ほんと。
あまりかけなくなってきました。
なにか、どれについてもたくさんかきたい欲が。
それでどれもかけなくなってっていう。これがいけない。
感想をすこしと、きける、注文できるリンクがあれば、レヴュウぶった文章は別によいんだろうなとおもうので、できるかぎりいろいろと紹介という方向へきりかえたい。いや、かきはじめると、たらたらとかいてしまうんだけれど、わたしの指たちは。


月曜に届いたカセットテープ5本について。

まずは。
Meditationsさんから。

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Torn Hawk “Through Force Of Will”
Not Not Funから。
ことしのカセットテープ100本目です。1日1カセットテープ目指してます。
じぶんのレーベルからLuke Wyatt本名名義ででたところだし、Infiniti名義で1080pからもだしたところなのに、っていう出し過ぎ感がすごい。ちゃんともので出しすぎるひとって追うべきひとです。きょねんのD/P/I、2年前のFélicia Atkinson、3年前のMotion Sickness Of Time Travelみたいに。いや、Luke Wyattはきょねんもけっこうだしすぎてたよね。
でも、Luke Wyattはほんきで登り詰めようとしてるのでは感でてきてる。
今作はTorn Hawk名義だけれど、これまでの別名義なのもけっこうあわさってきてるかんじが。べきべき反復なかんじもやっぱりあるし、ギターがしぶく熱くうなる曲もありながら、しっかりアンビエンス(どこか変だけれど)ものもはさみこんでくるし、でもっと電子音がへろへろ反復なものまで足してきてる。
たしか、No Pain In Popからもだすんだよね。なにかしらの瞬間、わたしたちがいるところではなく、もっとちゃんと地上で爆発しかねない。
これの解説文がウォーってなってて、たのしかった。買ってないものも、けっこう読んでます。OPNのん、ライナー目当てで買わなきゃ。





Not Not Fun、4月にはMaria Minelvaが。なんやかやいって、NNFは見離せないです、わたし。もうそろそろ、最近なにもだしていないAmandaがキャラクターを変えて、おもいもよらぬ方向で復活したりしてくれればとかおもいながら。




Tranquility Tapesから4本。
ここからな初ヴァイナルImperial Topaz “Full Of Grace” がことしのベストにいれる勢い。JカードはもちろんCaroline Teagle。

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写真の左から。


Andreas Brandal “Hidden Rooms”
我らがカセット神Brad Roseも3月のCaught On Tapeであげてました、ね。買っててよかった。
ノルウェイな方。これまでに吟醸派、Stunned、905、Field Hymns、Rotifer、Sweat Lodge Guruなどなど、かなりな数をだしてはるベテランさん。でも、わたしはこれがはじめて。
ここからなんで、もちろんシンセものなんだけれど。カセット界隈のアナログ音色のシンセに、かなり生なギターとベースがからんできます。
不穏なシンセのドローンに、べきべきベースな音と古典ホラー感もあるんだけれど、その風景はすごくゆったりとひろがってゆくかんじ。
3曲目のPanabrite系宇宙まで舞い上がりシンセに、ギターの音とベースの呼応にと。

B面ではさらに哀愁爪弾きギターと、べきべきベースがまえにでてきて、そのなかしっかりシンセは宇宙感。

ホラー映画サントラ系かとおもいきや、けっこう広大に広がる大地を旅するかんじ。でも、夜になったら、ホラーになるけれど。ホドロフスキー感。
なかなかなかった合わさり方、すごくよい。






CASK “s/t”
ベルギーMorcからけっこうだしてたKarina ESPのChris Gowers、そして一時期けっこう追っていたフルートドローンなIsnaja DuiのKatie English、そしてOlan Millってそのままなまえかとおもっていたんだけれどなかのひとがいた、そのなかのひとAlex Smelley、そしてそのOlan MillのなかのひとといっしょにPausalやってるSimon Baintonのユニット。
C60っていうえげつなさで送る美麗ドローン。
A面はひたすらあたたかく、Isnaja Duiのフルートはやっぱりよいな、また追おうかしらとおもいながら、ゆったりと深いところでかすかに変化してゆくドローン。もう、ずっとドローン。
B面はちょっと暗黒な。A面がおだやかなあたたかさにつつみこまれる昼面だとしたら、こちらは深夜面。低い音に、さらに低い音がかさねられてきて、どんどんと眠りに誘い込まれるなか、高音が願い事100回できるくらいにゆったりと流れる流れ星みたいにきらめいて。
で、鳥声フィールドレコーディングがはいってきて、朝をむかえるも、空気はまだ静まったまま。そして、ゆっくりと、ほんとゆっくりとあたりがあかるくなってゆくかんじが。
ひたすらドローン。たまにはこれくらいに、ドローン、ってかんじのドローンをきくのもいやされます。




Glass House “Keeping to the Void”
ブルックリンのIan CollerとフィラデルフィアのEic Brannonデュオ。いや、住んでるところは逆かもしれない。
これもCASK同様、アナログシンセってかんじではないラップトップでプロセッシング系。
ちりちりざわざわ粗い粒子のノイズに、シンセがかなりの圧でまたたく1曲目。
そして2曲目がうつくしい。ゆったりとうつりかわってゆくドローンなんだけど、高音の真空な空間がゆがんで光るようなドローンと、ゆったりとした低音のドローン、そのゆらめきにずっと身をまかせてると、終盤、もはやひとなのかわかんないけれどきっとひとな声のドローンも重なってきて。
B面もその流れではじまるんだけれど、途中にすこしのあいだだけ、ビートが。
で、最後、ざらついたノイズと高音シンセとドローンの絡み合いがとてもうつくしい。




Bedroom “Shade & System”
これまでもこの名義でここからだしていたMichael Chauさん。
高音でかすれるノイズのなか、うつくしい声のドローン、そのあといきなりスクリューちょっとかましたビートと歌声がはさまれて。

B面。また圧のある高音とベルのような高い音がまたたいて、そこからビートとスクリュー声。なんなんだこのはちゃめちゃなつながりは、とおもっていたら、すごく深いところからゆったりと透明ドローンが。その靄のなかでぼやける信号音。このままドローンつづくのかとおもいきや、おもいっきりシンセが高音でまたたきはじめて、ビートがはいってきて。




きょねんの終わりにSeth GrahamにGiant Clawなどを出してせめて、そして初ヴァイナル、でそこからまたテープに戻ってかなりしぶいかんじできました。そのまま、ぎゅん、と飛ばしすぎずにしぶいところついてくるあたり、ここはしっかりしてるイメイジ。
年末のん、Orange Milk組に気を取られてたらいっとうはやく売り切れて、えっ? 誰? 何? となったWitchbeamの新作も、905 Tapesからでましたね。こんどこそ、注文。


| - | 04:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
刺繍はじめました
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まえに。
すこしかきましたが、ひとつ年齢重ねるんで、なにかあたらしいことをとおもい、毎月届く刺繍の基本な教材のん。4月分なはずが、もう届いて。
フェリシモです。なんか主婦っぽくってよい。
まだ刺繍枠買ってないけど、ステッチ覚えるほうに、ちょこっと針をいれはじめました。
半年経ったら、かなりのステッチを覚えられるみたいです。
そしたら、オリジナルなのをつくりたい。
甥の持ち物にかわゆいどうぶつやら勝手に刺繍していやがられたい。
Dirty Dirt、ってロゴをスウェットに刺繍して、じぶんで着たい。
Brad Roseのアイコン写真顔とか、真っ白な布ぶくろに、とか。
こんなかんじで。いや、これは墨いれたい。

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これからは。インダストリアルな、ドローンな、シンセなカセットテープききながら、毎日刺繍。
乙女、っていうより、修道女っぽく、ストイックにやりたい。


定期更新。
わたしが考えるTaxidermy Of Unicorns第二弾。

Pod Blotz、Chicklette、Machine Woman、Ramzi








そう、Machine Womanがよい。そしてかわゆい!
 

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| - | 02:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
The Courtneys “Lost Boys” とEkin Fil “Reds”
誕生日。
TwitterでうれしいDMいただいたり、ひさびさな方からメイルいただいたり、コメントいただいたりと、ありがとうございます!

そして、帰宅したなら、誕生日プレゼントが届いてた!
なんと35歳のわたしから! ありがとね、わたしよ。 支払いは36歳なわたしだけれど。。

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The Courtneys “Lost Boys”
Burgerから。
両面おなじの1曲だけっていう、シングルカセット。
ケースも紙のんっていう、ほんとシングルっていうかんじ。
きょねんの天然突っ走り感をおさえた落ち着いた曲調で、これはこれできゅんときます。
で、やっぱりギターのかんじとヴォーカルはコートニーちゃんズ感!
Burger経由して、La Luzみたいにまた別のところからでて人気がでる、もしくはBurgerからLPだして、みたいな女子バンドのよいコース。実際、最近のFacebookにあげられてる写真をみたなら、あかぬけてきた。本気でかわゆくなってきてる。若干、あまりに人気がでたならさびしい気もするけれど、彼女たちはかわらなそうな気もするので、がんばってほしい。そしていつかニッポンで!




もうひとつ届いた!

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Ekin Fil “Reds”
Exotic Pylonから。
きょねんのStudents Of Decayからのん、ベストなレコードにもいれたイスタンブールのドローンアイドルEkin Fil。
新作はちっちゃいCDね。
Grouperっぽさ一等賞なんだけれど、あちらとちがうのはシンセやオルガンをけっこうきかせてきてること。
今作、はじめっからオルガン音色なシンセの暗黒なあやしいゆらめき。“Uranus” ではそこにささやき声を遠くにかさねて、“Minus” ではほぼかなり粒子の粗いノイズドローンと振り切れる寸前の高音のドローンのゆらめきが。“Silence Repeats” ではこれまたギターはひずんでゆれて、そこにシンセとささやきのつらなりが。
そして “North” ではもはや古典音楽のようなシンセの音のつらなり。
Students Of DecayからのLPでは澄んだドローンフォーク感をだしていたけれど、そのまえの “Language” ではけっこうこういう音もはいっていて。
そこから、さらにひずんで暗黒さを増してて、よりかっこうよい。かわゆいだけでなく。もうちょっと、とりあげられてもよい気がします。




'ekin fil' live performance in valletta, malta from YILDIRIM ARICI / scaramouch on Vimeo.




Tesla TapesからのMachine Womanがよすぎて、どんな子かと調べたなら、Female Bandもやってる子ぉで、Twitterでこちらをみつけてくれて、あれこれ。そして、かわゆい。そのこともかきたいけれど、きょうは、もう。
| - | 05:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
36! そしてことしのカセットテープ100本目はTorn Hawk!
さきほど。
わたしの全身の表皮がトツゼンに固まり、24時をまわったと同時に、めりめりめり!とその皮つきやぶって、なかからわたしが36歳のわたしが這い出してきました。
ひとつおっさんになりました。
格好も思考も行動もおとなげないため、年齢きかれてこたえたなら、本気でひかれたり、ごめんなさいと無意味に謝られたりされることが多くなってきました。
まだまだ育ち盛り。30すぎてから少し背が伸びてます。カセットテープとレコードを栄養に、あと8ミリメートル伸ばして180センチメートルにすることが36の目標。

これまで音楽たくさんきいてきたけれど、いま、いっとうたのしい気がします。
はなれていても、カセットテープを追ったりおはなしできる京都のひとにanchor songのmiyukiさんにであえてるし。
あと、BLさんいったらおはなししてくれる方がたくさん。最近、ほんとに男しかこないんだけれど、たのしい。もう、女の子いなくったってよいんではくらいに。いや、恋人欲しい。。

そしてブログやらTwitterをつうじて出会えてる方々もたくさんで。こちらを読んで、カセットテープを買い始めたという方のおはなしもきけたりと、うれしいかぎりです。
おおよそ、そんだけたくさん音をってなってる方って、やっぱりひとりですよ。そしてわたしなんか人見知り権現で、しかもふだんはぼんやりしてるんで、あまりはなしとか得意ではないんですよ、ときどきかきますけど、口よりも指のほうがおしゃべりで。
でも、じぶんがききたいもの、正直に追っていれば、おなじような方とつながれるんだと、あらためて。

無事にたのしい36をむかえられたのはみなさんのおかげです。いつも、ありがとうございます!

そして。
レコードを売ってくれるだけでなくいつもものできくこと、そして音楽だけでなくそのまわりのことの大切さをつたえてくれるBIG LOVEさんに、こちらの想像が及ばないあたりまで掘りだしてきてくれるMeditationsさんっていうステキなお店にもであえてることが、とてもおおきいです。

それぞれの方が、じぶんがついてゆきたいとおもえるお店にであって、ずっとつきあってゆくこと。そのことは音だけでなく、いろいろと得られるとおもいます。
こちらは、お店からっていうよりも、ひとから買ってるっていう気がしています。仲さんと京都のひとっていう。直接買っていることもおおいけれど、それもやっぱりひとからっていう意識。


もので追う情熱がなくなって、ただあたらしいところに言及するだけになったら、わたし、終わりだとおもいます。
そんななんで、偏ってるやもしれないし、きくべきものを逃すことも多い気もします。でも、わたしが伝えるべきことって、こんな音もあるよ、こういうカセットテープにレコードが、とかいうのんが表向き、それを通して、もののことをとおもいます。
ここ数日みたいに韓国ドラマをまとめてみてしまい更新が滞ることもありますが、これからも、よろしくおねがいします、ね。

RIP 35歳のわたし。

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あと、2014年の目標として、1日1カセットテープ。
きょう、ちょうど100本目が。
Not Not FunからなTorn Hawk “Through Force of Will”
Meditationsさんから届いたんですけど、説明なことばどおり、ウォーッ!ってなります、なってます。

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| - | 02:08 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
No CornerからなLily “Modern Malaise”
きのう。
夜、見ず知らずのわたしにDVDを貸してくれるっていう親切なお店にはいってmiss Aのスジがでていてずっとみたかった九家の書がようやっとあったんで、借りてしまい、それみてからきいてたら、寝落ち。
きょうも届きものあったし、夜にはBLさんへゆきたいしなので、すこしだけ。

先週の届きもののことで、かきかけで放置してたのん。

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Lily “Modern Malaise”
No Cornerから。
Brad Roseが2月のCaught On Tapeに、そして京都のひとも買われたときいて、Boomkatに注文。
ひとつひとつ箱入り、そしてJカードが変わった折り方してる。

ききはじめると、はじめ、びくりとします。ニッポンの雑踏でのフィールドレコーディングがざらついたノイズのなかに。
全体がビートの重なりに、シンセがっていうつくりなんだけれど、1曲目のなんかもったりとしたビートの歯切れの悪さが、気色悪くってよい。
そう、全体にビートがなんだけれど、曲ごとにかなりかわる節操のなさ。
がびがびにつぶれたビートから、のしのしな低音、そしていきなり軽快なビートだったり、ドラムパッド叩いてるかのような肉感的なのもあれば。
そこにシンセの音はA面真ん中はSF感があるかとおもえば、意味不明な音を浮遊させてみたりとびかわせてみたり。
曲間のなにかしらのアナウンスのような声があったり、ものがたり感もあって、よいですね。
そしてA面後半とB面のはじめのほう、こんどははっきりとニッポンのことばで女の子がポエトリーリーディング。なにものなのかしら。
そして、テープのようなローファイなサンプリングがスクリューしてゆくような終わり方。

すごい節操のなさ。技巧的にビートにシンセとか、地下でがびがびっていうより、若干
ゆるいんだけれど、そのあたりも消化しながらで。

かなり都会の夜、もうトウキョウ渋谷と設定してもよいくらいに都会な街中、雑踏にまぎれながらいろいろなネオンにそれぞれの店の音楽があふれてるなか。女の子がふらついてるような。

http://no-corner.com/




これ、届いたときに、なぜだかきょねん末に配られてたBoomkatの2014年サンプラーカセットテープいれてくれてた。おっきいところだから、こういうおまけは意外でうれしい。
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きょう。
Tesla Tapesからと、MeditationsさんからNostilevoのん、あわせて5本が届いて。
気づけばあと5本でことし100カセットテープ。よいペース。いや、1日1本くらいが、とおもっていたけれど、若干はやい、わ。
Tesla Tapesのん、郵便受けの口よりもあきらかに分厚いんだけれど、郵便受けのなかにはいってた。最近の郵便配達夫は手品もつかえるんだね。
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Shelter PressからなAlahuta “A Hack In The Woods”
先週から届きもの祭。
ひとつひとつでもかいてゆかねば。

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Alahuta “A Hack In The Woods”
我らがフェリリことFélicia Atkinsonも関わってるフランスとベルギー、そしていまはアルプス山脈あたり? が拠点なShelter Pressからなヤギテープ。
フランス、トゥールーズのAurélie Vivier。

ゆったりとした調子の、シンプルなフォークです。
ギターの爪弾きはゆったりと執拗に反復、そこにオルガンやキーボードのドローンが重なって。そのドローンもそこまで重くないかんじ。
で、なんといっても声です。とてもつからづよく、振り絞るようなかんじだけれど、すごく伸びやかで。
それがゆったりと刻まれるギターの反復のリズムのなかで、強くかたりかけてくるような。


B面2曲目、The Poisonがとても。ひずんだギターの反復と、ドローン化するキーボード、そしてちからづよい声の重なりと。
Shelter Pressの説明のところに、深夜のフォーク、とかかれているけれど、すべての曲が終わったあと、鳥声のフィールドレコーディグと虫の飛ぶ音、そしてゆったりとひろがる海辺の風景で、朝をむかえたかんじ。やばい、このままきいてたら、わたしも連日眠らないまま朝をむかえそう。寝よう。

暗黒で、ちからづよい声だけれど、泥臭くないのよね。このあたり、フランス、ってかんじ。いや、パリとルーアンしかいったことないから、トゥールーズがどんなとこかわかんないけれど。
ちからづよさと、空間たっぷりな静けさが、いちどきで、とても。

Chicaloyohにつづき、フランスのステキな女子フォークを発掘してきてくれるあたり、すごく好きです、このレーベル。
Chicaloyohって、Bekoの100曲コンピレーションにはいっていたりで、意外とあのなかから羽ばたいていってるひといる(といってもわたしのなかでだけれど)し、High Wolfともツアーしてるし、ほんと火がついても、とかおもいながら、このAlahutaもやっぱり声がすごく、なので、この先追ってゆきたいです。こういうかんじだと、Sean McCannつながりItascaも好き。

http://shelter-press.com/main/category/037/









ついでにChicaloyohも、ぜひ。Meditationsさんにはいっていたりします。






Shelter Pressの布バッグをつねに持ってるんだけれど、そろそろ危険なので、あたらしい布バッグと、フェリリのzineを注文。届くのたのしみ。

最近、へんな音ばかりきいてるからか、きのうのHauschkaや、Alahutaにいやされます。いや、これらもへんっていわれるんだろうけれど、セカイでは。
お店でいっしょにはたらいてる子ぉに、Angel Olsen、これ歌い方へのなかでいっとうまともなだとおもっていたのに、そこですら、へんみたいです、セカイでは。。


あっ、ポルトガルに新? カセットレーベル。A Q U A E。Dept TapeからなJCCGのんとか再発したり。

http://aquaardens.bandcamp.com/

| - | 06:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Hauschka “Abandoned City”
きょうも。
届きものがあったし、BIG LOVEさんで買い物もしたし、たくさんかくことがあるんだけれど、なによりも、これのことを。

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Hauschka “Abandoned City”
Volker Bertermann。
これまでにたくさんな音楽をきいてきたけれど、いっとう好きなひとなひとり。
ピアノの弦にテープやら木の棒やらをつけて、音をパーカッションのように変化させ、それでリズムのような音をいっしょに鳴らしながら演奏するデュッセドルフのピアニストです。
ミニマルな反復、っていってもサティのようなゆったりとしたものではなく、クラウト反復くらいな細やかで素早い反復感で。
このブログ、いままででいっとうたくさんなひとに読まれた記事っていうのが、“Salon des Amateurs” のレヴュウだったりもします。
それまでのHauschkaの映像やら、説明がかいてありますんで、ぜひ。

http://dirtydirt.jugem.jp/?eid=424

“Foreign Landscapes” でオーケストレーションを導入、“Salon des Amateurs” ではドラムに電子音をくわえてダンス仕様に、Hildur GuðnadóttirやHilary Hahnらとの共作を経て、こんどはピアノだけなアルバムを。といっても、もちろんプリペアードピアノです。
ジャケットからして暗黒な、インダストリアルな方面へも通じる廃墟写真で。

クレジットをみたなら、Hauschkaのプリペアードピアノとその場での電子な処理のほかは、3曲目でクラリネット、バスクラ、コントラバスがはいるのみで。それが、ピアノそのものへの回帰、というわけではないところが、すごい。

1曲目、“Elizabeth Bay” からもう。 プリペアードピアノだけな音なんだけれど、ひとつひとつの音がぼやけて反響するような処理をしていて、それが靄となってつぎの音をつつみこんで、けっこう暗黒な雰囲気をかもしだして。
パーカッシヴな音の反響は、すこしまえにきいたdigitalisからなスウェーデンのシンセ、ミニマルテクノなPeder Mannerfelt並み。Nils Frahmのシンセ曲 “Says” の宙空への舞い上がり感をピアノだけでやってしまってるくらいに。
そして2曲目 “Pripyat” では、はじめの気を削るような音に、おもちゃっぽい高音が響きわたるなか、そっと流れてくる高速なミニマル反復なリズム。その反復のはじまりが、気づけば流れてきていた、っていうかんじで。ちからづよいメロディになる細やかな音のつらなりと、さらに暗闇にトツゼンに降り注ぐ強い光のような、高い音のゆらめき。そして、最後の残響は暗い闇のドローンと化して。

3曲目。すこしエキゾティックな音のつらなりとリズムのかんじ、それまでの音の処理はあまりなくまっすぐプリペアードピアノの音なんだけれど、中盤から透明度の高い音の靄がかぶさってきて。そのちからづよさと透明感のあわさりが。

4曲目 “Who Lived Here” は唯一ひとりで演奏ではない曲。コントラバスとクラリネット、バスクラリネットの哀愁たっぷりなゆらめきのなか、水の流れのようなパーカッシブな音とともに、ゆったりとながれてゆくような。

5曲目 “Agadam” 冒頭。音のつらなりがけっこう驚きました。Hauschkaのなかではいままでにない、音の連なり自体がメロディアスな。そこから一気に反復してゆく瞬間が、たまらない。ノイズのような音もリズムになる音とかさなって。

6曲目 “Sanzhi Pod City” はまたエキゾティックな音のつらなりとリズムのかんじから、7曲目 “Craco” の叙情たっぷりなメロディアスな曲につづいてゆき。
8曲目、9曲目ではまたミニマルな反復が小気味よくリズムをつくりだしてゆき。

最後 “El Hotel Del Salto” ではミニマルな反復というよりも、パーカッシブな音を主体とした、夜の森の奥でのフィールドレコーディングを増幅させたかのようなざわつき、その奥からゆっくりと強い雨をふらせる雨雲と強風が近づいてくるような。

全体を通していままでのものよりもかなり大胆な音の処理がほどこされていて、でも細部までしっかりと細やかなミニマル反復が。
どの曲もピアノの音がちからづよく、叙情的なというよりはかなり壮大なイメイジ。そして、けっこう暗黒なかんじが。でも、やっぱりひとつひとつの音がとても微細で、その集まりだから、耳から肌からしみ込んできます。さらにぼやけた音の処理で、よりなめらかに。

いままでにあった、プリペアードピアノのもつおもちゃっぽいゆかいさと、せつないメロディの組み合わせで、というよりも、もっとシリアスな雰囲気。

ひとびとに捨てられた巨大は廃墟の荘厳なシルエットと、その内部で蠢く捨てられたものたちの哀しみ、孤独が奏でられているような。そこに強大な自然ちからも徐々に作用してきて、朽ちてゆく様子もみられるかんじ。

ライナーでは、ピアノ主体の、っていうことからだとおもうけれども、勢い余ってテクノへの反抗みたいにかかれてあるけれど、それはちがうなとおもったり。
こもった音像に、インダストリアル感さえあったりと、むしろいまの地下テクノにうまく呼応してるくらいな気がします。
もう、やっぱりHauschkaは無条件にすばらしい。




ニッポン盤にはもう1枚、“I Close My Eyes” とタイトルもつけられた、プリペアードではないピアノ曲集。こちらは本作のほうとはちがい、やさしくあたたかみのある曲たち。そう、ウェールズのレーベルSereinからの “Youyoume” にもあったみたいに、プリペアードではないピアノも、すばらしいんです。こちらはこちらで、春の昼にききたい。

Hauschkaをきくと、たくさんの微細な音のあつまりだから、耳のちからがすごくひきだされるんです。なので、Hauschkaのあとにほかのものをきいたら、いままできこえなかった音まで拾えたりします。ほんとに。いま、BIG LOVEさんで買ったCroatian Amorの再発なのをききはじめたんだけれど、やばい。


で。Facebookで、秋にはニッポンツアーを予定してるとのこと。
また、京都とかまでストーキングしたい。
秋まで死ねないんで、バイクに乗りたくない、自宅買い取りなんか、いきたくないです、よ。



あと。
我らがカセット神、Brad RoseのCaught On Tape3月のんが。
100% SilkのGolden Donnaだけもってた。TranquilityとNoumenal Loomのんは届くの待ち。NapsときょねんのんもよかったWWCも注文。
きょう。けてぃっくっていう音楽やらいろいろを宣伝するサイトで、
時代はまさにカセットテープ!?
と、あのイヴェント関連のことがかかれてあって、ひねくれてるわたしはカセットテープ熱が冷めったりしないかじぶんで心配ではあったけれど、そんなん無視してこれからもマイペースで買ってゆけるくらいにはおとなになりました。
カセットデコレーションとかいってならべられたものが、これまでにわたしの買ったどのカセットテープにもかなわない、中学校の美術の時間の作品みたいなものじゃあないか、本気でカセットテープを普及させようとかかんがえてるのん? とか暴言吐きそうになったけれど、黙りこんでおさえるくらいにはおとなになりました、よ。
で、こういうことかくから、こわがられて、モテないんだわ、っていうことには、いまいち気づけてません。。

http://www.factmag.com/2014/03/19/caught-on-tape-the-months-essential-cassette-releases-march-2014/
| hauschka | 05:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
TrensmatからなLove Cult Take Druss “Yr Problems”
きのうの。
届きものなつづきな。

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Love Cult Take Druss “Yr Problems”
Trensmatから。
レーベルに予約注文し、音源はそのときダウンロードできたけれど、届くまでガマンしました。ウソ。タイトル曲はきいた。

ロシアの西の端カレリア共和国のLove Cult。Public Informationに、ことしはNight SchoolからEPだしていたり。で、ドローンなはずがかなりビートをいれてきて。もちろん、買われてますよね? まだな方はBig LOVEさんにもMeditationsさんにもあります。
Love Cultについては、はなしだすと好きすぎて、長くなるんで、まえの記事で。

http://dirtydirt.jugem.jp/?eid=1141


DrussはGnodのPaddyさん。そう、これもGnod絡み。
そう、きのうもかいたけれど、いま、わたしのなかで空前のGnodブームが。
そんなときに、うれしすぎる組合わせです。
マスタリングはOpal Tapes主催なBasic HouseのStephen Bishop。そしてPiotr Kurekもシンセで1曲参加していたり。
ジャケットはLove CultのAnya Kutsが。そしてブルーヴァイナル。
Love Cult単独が2曲、Druss単独が2曲、共作なLove Cult Take Druss曲が4曲。

黒い靄が立ちこめ、そのずっと奥に女の子の声がゆらめいてなLove Cult曲から。
そしてタイトルトラックな曲作 “Yr Problems” 。かすれたノイズのなか、変調声がこまぎれになりながらビートと化して。そこに低くうごめく低音。さらに打撃する音が響き渡り、パーカッションの音、そして電子音のビートが音を変えてうかびあがってきて、たがいに呼応しだして。Love CultのEP “Know” ではかなりビートがいれられてきてたんだけれど、それで踊りたくなるというよりも、よけいに冷たく暗い空間が広がるような感覚があって。ビートをいれたことにより、それがないところの静けさや、そこに広がってる黒い靄がよけいに浮き彫りになるような。
“Nothing Makes It Real” では低くうごめく電子音と、強い打撃音のからみあいのなか、ささやき声が飛び交って。
そして、Love Cult曲 “Landing On Fires” の感覚が、すごく得体が知れなくって、すごい。のしのし四打ちくらいなビートまでをもつつむ抑圧されたノイズの靄の流れ、というかざらついたなにかしらの曲のサンプリング? その音の感覚が、こわい。靄が晴れて、不穏にゆらめく電子音を犬が吠えながら追っかけ回して。

B面!
Druss始まり。噴出する靄のむこうでゆらめく毒々しい幻影をずっとみせられてるような。毒々しいけれど、どこかロマンティックな。
で。また共作曲。これ。ビートとドローン、電子音が呼応しあいながら、のしのしな低音とともにすすんでゆき。そう、ここ。のしのしゆくかとおもいきや、トツゼンに立ち止まって、すごく不安を誘います。そして、ところどころで、ドローンがなりやんで、なんなんだ、これ、とよくわからない響きのシンセがまたたいて。後半で、ビートとドローンが声とともにかなり立ち止まってはすすんでと。
“Death Forever” でははじめっからものすごく細かく切り刻まれた音が機関銃のように噴出、そこにサンプリングな音声もいっしょに細切れに。で、一気にノイズとビートの混沌。サンプリング声はスクリューかまされたりしながら。
そして最後、“Hunger” ではゆらめき鈍く光るドローンなDruss。


レーベル予約だから、ボーナストラックいただいております、2曲。
“Records and Tapes” は女子声とビートの絡み合いから、キーボードが正規な収録曲にはなかったメロディーを奏でながら絡み合って。
“The End” はゆったりと広がってゆくドローンから、無愛想に鳴り響くビートがはいってきて、そのずっと奥でゆらめく声とメロディ。ここでも、不穏な立ち止まりがあったりと。


とにかく、すごいです。
二組の波長があい過ぎてます。テクノ化しだしたのもおなじころのようだし、それぞれのもとからのよさ、サイケからな打撃、ドローンからなビートの絡み合い、そして、立ち止まり感、そして曲の端々にあるこまやかな音の処理と、すべてが好きすぎる。
サイケデリックなドローン好き、地下テクノ好きはぜひ。
これでOpal Tapesからのsplitシリーズのん出せるんでは。
タイミングよく、きょうMeditationsさんにはいっております!


http://www.trensmat.com/tr042.html





Love Cult。Anya Kutsが髮を切って、うつくしすぎる。



Druss




ついでに。
マスタリングなBasic House、Opal Tapes主催なStephen Bishopインタビュウ。カセットテープ愛がステキ。これ読んでも、Bandcampとカセットテープ、どっちでいっしょとかいうひとは、もうここへきてくれなくってもよい、わ。

http://jp.residentadvisor.net/feature.aspx?1786

きょうも。
めっちゃ届きものが。これからきいて、眠くなかったら、かきます、ね。
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