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Dirty Dirt

Ricardo Donoso “As Iron Sharpens Iron, One Verse Sharpens Another”, Graham Lambkin “Abersayne / Attersaye”, そしてヤマシタトモコなど
きょうも届きもの!
かくのんがまったく追いつかないし、しごとのあと、お店にきてくれた子とごはんを食べにゆき、お酒ちょこっと飲んで若干眠いし、まずはきょうのそれから、かけるところまで。
さきほど撮ってもらった写真のわたし、足がとても気色悪い。




Ricardo Donoso “As Iron Sharpens Iron, One Verse Sharpens Another”
またまたdigitalisから。12インチを2回にわけて、さらにリミックスも出す予定なうちの、第一弾。
リオデジャネイロ出身な。
これまでのように、しずかな低音から序所に音が重なってゆく、っていう展開ではなく、はじめっからけっこうとばします。
脳に直接作用してくるような音の細やかな反復を、音できこえるというよりも震えのような乾いた低音で取り囲みながら、それらすべてが独自のリズムによって重ねあわせながらも、ところどころの強い光で、すべてをぎりぎりなところで調和させているような。そして、つぎからつぎに飛び交う音は、より鋭角に感じられて。
The Sphinxの隠れた低音が、いつのまにやらまえにできてきて驚いたり、鳴り響くハンドクラップのような音に、ささやきはなしごえサンプリングに、すべてが瓦解してゆきそうで、ほんとぎりぎりなところを全速力でかけぬけていってるかんじ、すごい緊張感。
4曲目が、すこし雰囲気がちがってきて、ゆったりと目立つベースラインが規則正しくすすむまわりを、びちびちとしぶきをあげる音、Discovererっぽいネオン感すらかんじるけれども、空想な都市のネオンをバックにドライブ、っていうにはちょっと音がはっきりくっきりと降り注いできすぎていて、終盤に降り注ぐ強い光とともに、ベースラインが高い音にいれかわってることに気づいたりと、わけわからなくなります。
各曲、ストイックでありながら、たくさんな変化と飛び交う音たち、インダストリアルな方たちのような雰囲気の音もさせてみたりするけれども、すべての音がまっすぐ全力で、それらぶつけあっても崩壊しないし、うるさくないあたり、かっこうよいし、終始、わたしはシンセですよ、っていう主張がつよくって、すばらしい。



これ、Boomkatに注文したんだけれど、はやすぎる。木曜注文で、もはや。
いまや、アメリカ大陸の送料がこわすぎるんで、ポンドはこわいといっても、送料を入れた総額をかんがえたらあまりこわくなくなったし、こんだけはやく届いてしまって、mp3も独自でつけてくるあたり、おそろしいよね。でも、できるだけいつもな京都のMeditationsさんかBig Loveさんで買いたい、けれど、digitalisは逃したくないんで、ごめんなさい。


いくつかかくつもりが、12インチ4曲もので、かきすぎた。。
でも、あとひとつくらい。



Graham Lambkin “Abersayne / Attersaye”
Kyeから、主催な方。
ことし最高のラヴソングな7インチ。
A面はうつくしくここちよいギターのつま弾き、そこに終始ごそごそ音が重なって、声のきこえ方は変調というよりぶつぶつ断線してるかのように、まともにきこえたり、ほぼきこえなかったり。
B面はピアノの弾き語り、というかピアノ、ピアノ、ピアノ、って口でいってるし、口笛にふたりくらいの歌が同時進行だし、イヌが、きゃん、となくし、とちゅうでおっちゃんしゃべりだすし、それに対して読むのんやめなさい、っていってしまうし。それでいて、なんなん、このおだやかなうつくしさ、っていうしかないうつくしさがあります。
なんていうんだろう、歌を録音しようとおもってしたわけでなく、単にゆるい機材でフィールドレコーディングしていたら、誰かしらが誰かしらに向かってうたっているとかではない弾き語りがおもいもよらずとれてしまったかのような、意志の透明感みたいなかんじかしら、すごくよい。
これ、7インチでっていうところも、よいな。

Kye、11月にはAstorでるんだ。うれしい。きょねんのん、年末リストにいれなかったこと、2月くらいまで後悔してたん。




マンガなことも。



ヤマシタトモコ 『スニップ, スネイル&ドッグテイル 』
森下suu『日々蝶々』5巻。
ヤマシタトモコはやっぱりBLが好き。日記の断片を、日をおってではなく、混ぜこぜに配置して、それらがすこしずつつながってゆくっていうつくりなんだけれど、これ、すごいなとおもう。すこしずつ、なんで、いまいち熱を帯びないし、けっこう展開がトツゼンだったりするけれど、ことばだったり、すこしの傷跡だったりいろいろがじわじわと効果的だし、ちょっとむさくるしくなりがちBLなセカイ、すごく軽やかにしてるし、下の純愛のほうよりも、淡い恋のようにすらかんじるくらいで、とても。
日々蝶々はちょこっとまえから読み始めて、ようやっと最新刊まで。そこそこおっさんがBL読んでるっていうよりも、こちらを読んでるっていうほうがはずかしいくらいな純愛っぷりで、はずかしくなって、各巻につき3回くらいはとちゅうで、きゃあと叫んでしまいます。

BL読んだり、音楽のおっちゃんが、とか日々かいてると、もう女の子はこりごり、ついに男に走ったか、とかおもわれるとダメなんで、ちゃんとかいておかないと。やっぱり、どうしても女の子が好きです、よ。いいかげん、落ち着いた恋愛をしてみたいです。
うちにあるカセットテープにヴァイナルにと、きき放題ですよ、っていったところで、誰もそんなん興味ないこと知ってるし、こちらが壊れてるんで、壊れてるひとしかこないということくらい、もう気づいています、よ。
| - | 03:49 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Circuit des Yeux “Overdue”
きのう。
Big Loveさんで買いものしてビールを飲んで、Raajmahalすばらしいですよねっていうおはなし。それから下北zawaへゆきPLANCHAの921さんとUNCANNYの東海林さんと飲んで、そこでもまー君のはなしとか、ライブの裏側なおはなしと、音楽のことを。そして、西荻窪へ戻ってあのおっちゃんとWhite Poppyやらまた音楽のはなしと、ビールと音楽のはなしまみれで。音楽のはなしをするのが、ほんとうにたのしいんです、いま。


きのうきょうのうちに、Meditationsさんだったり、直接だったりな届きもの、そしてBLさんでの買いものにと、ヴァイナル5枚、カセットテープが7本と、たいへんなことになっていて、きょうはきくことに集中したいです、が、そのうち1枚について。

きのう、Big Loveさんで買いました。


Circuit des Yeux “Over Due”
Lewis + Lynnってどこ? 自主? とおもいきや、Ba Da Bing!からんでいて、ちゃんといれてくれてました。
これ、なんて読んでますか? わたしは元フランス人なんで、シルキュイ・デ・ジューなんですけど。
23歳、Haley Fohr。

おなじくゴス声Zola Jesusがストリングスたっぷりなことしので、闇から光のもとへひっぱりあげられてたんだけれど。Circuit des Yeuxのあたらしいのん、はじめの曲がミニマルなストリングス反復からはじまっていてZola Jesusみたいになるのかしらとおもったら、闇が深くなってた。かっこいい。
CaveのCooper Crainプロデュースで、いままでのローファイ感から抜け出てはいるけれど。

1曲目、ちょっときくとあたたかみのあるストリングスの音のつらなり、でも左右からけっこう過剰で不安なかんじになるし、そこにギターがノイズを重ねて。声はそれらのど真ん中で、まわりの音なんて関係ないかのように、低い声でセカイを呪う。
2曲目はフォークな曲だけれど、後半、絶望的なシンセがおおい尽くしてくるし。
3曲目はドラムもはいってなバンド編成曲だけれど、重すぎる音に声までももっていかれるような。
4曲目、もはやこわすぎて、よいのかどうかすらわかんない、つまりかっこういいんだけれど。
ミニマルなギターの反復、そこにささやき声のようなものが。そのままゆくとGrouperのようなかんじになるところを、声は加工されて、高くゆがめられたり、嗚咽、嘔吐のように。インダストリアルなノイズでしずかにかすれてゆく空間。ギターの音までもゆがみはじめて。
5曲目。トツゼンにかなり軽快がギター曲。先ほどの曲ですべての闇を吐き出したかのように、あたたかくはねるギター。一旦、音がとぎれて、まさかまた暗闇が、とおもうもまだあたたかく。でも、そこにずんずんとひずむ音がリズムを刻み出して、軽さと重さがいちどきで。
6曲目。ゆがめられた声からはじまり、けっこうまっすぐフォークなんだけれど、後半にビートがからんできたり。
7曲目。I am a Bitchとささやき叫び、もう救いなんてない。
8曲目。オルガンとギターのドローンからはじまり、その靄のなかから浮び上がってくるノイズと叫びは暗黒だけれど、もはや清々しい。

De Stijlからな “Portrait” がシンセやらギターな音と声のバランスがとてもよくって、そのまえまではけっこうローファイ、繊細さと暗黒さが混沌としていて。ことしのはじめなバンド編成10インチを経て、いままでの雰囲気をまとめて、しっかりとかたちにしてきたかんじ。
個人的にいえば、Portraitのほうが、いまは好きだけれども。

A面きけます。



ほんとうにたいへんらしい。大学いったためな借金とか。
湯船の水が汚いことに、みるたびほんとにへっこむ。
きれいなお水のお風呂につかれる日がくることを祈ってます。




暗黒なんだけれど、めっちゃかわゆいんです。







すごく好きなため、CDYティー・シャツまで持ってるんだけれど、先々週、お別れしたあと、あちらへ忘れていると気づいて、引き取りにゆき、すごく気まずかった、暗さにぴったりな思い出が。


そう、きょうNYLONを買ったら、Sapphire Slowsの記事が載ってたんだけれど、写真がBLさんまえで、ちょうどその撮影をしていたときにうつりこんでるブラインドの真裏でいっしょにビール飲んでたんだわ、とか若干切なくなって、笑ったり。金曜日、BLさんへいって買おう!

すこしまえから、音つながりでやりとりするひとが増えたんだけれど、ちょっとたってみて、冷静にながめられたら、こちらが買いもの届きもの写真をあげるたびに、引かれてるんだとおもうのね、最近。
テレヴィジョンはないし、パソコンでも音のことばかり探していて、セカイでなにが起こってるかとかよくわからなくって、世間話とかできないし、わたしには、音楽のことと、自虐的に過去の恋愛なことしか、はなすことがないんです、よ。
| - | 03:41 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Free Form Freakoutからのコンピレーション “FFFour KMSU” ついでにカセット界隈常連さんたちのこと
きのう、おととい。
台風ななか女の子と飲みにいってオカマさんに絡まれたり、きのうは西荻窪でまえにお手伝いしていたバーレスクのイヴェントで、今回はショー自体は しごとでみられなかったけれども終わったあとに顔出して、なぜだか残ってるのが若いひとばかり、っていうか20歳ばかりで、最近、わたし、居場所を間違え てるんではとおもったりしながら。
飲んでかえって眠ってしごとで、更新できませんでした。

そのぶん、きょうはちゃんと。

Free Form Freakoutからのコンピレーション “FFFour KMSU”
注文から1週間たたないうちに届きました。
デジタルなリリースのうち、Desimus、Sean McCann、Nite Lite、Rambutanの4曲、レースカットなクリアヴァイナルです。

ほんとうにすごい参加者たち。カセットテープ界隈好きなら、のたうちまわるひとたちで、わたしのブログにはカセットテープ好きなひとしかこない、 とおもっていたけれど、最近、みてくれてはるひとがちょこっとおおくなったから、これについてかけば、ちゃんとカセットテープ好きなひとが増えるかしら、 あと、ちょこちょこときいてるけれど、ちゃんと調べたことないわ、っていうひとのことをわたしも知れるんで、それぞれのことをかきます。




まずは。
Graham Lambkinがジャケットを。Kyeのかたです。いま、ことし最高のラブソングらしい7インチが家に向かってきてるはずなんだけれど、これまでもシ ヴィック(自動車)のなかで録音してるのんだしたりと、はちゃめちゃでゆるく、うつくしい音をだしてはります。


1曲目はSean McCann。
ドローンなひと、っていうイメイジだけれど、ことしクラシカルな路線にいった、っていうか、Orange MIlkのん(いっとう好き)ではピアノにストリングスに電子音がかなり濃ゆくからみあっていたりと、けっこうそういう音づくりもできてしまう、みため おっちゃんだけれど実は若い。ほかの方のん、マスタリングなどもしてはったり、たとえばすこしまえだとMatthewdavidのカセットテープもこの方 が。Recitalっていうレーベルもやってはります。
今回の曲ははじめのシンセから、後半のストリングスと、なにかしらの物音と、ことしな路線。最近、またクラシカルなのもききなおしたいな、っていうのがちょこっと芽生えてきていて、でも、ポスクラな方たちではなくって、こういうのんを。

http://mccann.bandcamp.com/






Sparkling Wide Pressure。
このひともたくさんカセットテープを出してはります。Kimberly Dawnっていう、カセットテープにちっちゃいCDなレーベルもやってはったり。
ちょっとまえなRotiferからなのんもステキでした。ビートっぽいものまではいってきたりと。
やっぱりカセットテープイメイジなんで、さわさわ靄のなか、サイケデリックなギターに、ときおりの電子音だったり、で、ちょっと音の印象がわたしにとってはつかみづらいけれどずっと好きな方なんですが、今回のがすごくよい。
ゆったり渋めなギターと澄んだギターのからみあい。

http://sparklingwidepressure.bandcamp.com/





Decimus。
Pat Muranoさん。No Neck Blues BandにRaajmahalな。
先週届いた雑草まみれのことしいっとう汚いカセットテープな方です。
まえはノイズと地獄声とシンセの混沌、だったけれど、ことしにはいってから、けっこうきらめくシンセが印象残すようになっていて、でも、やっぱりどの曲も混沌さは保っていて。
今回のは、かなりゆるい。呪詛のような声と、がさがさノイズ、そこにゆるゆるシンセ、っていうかカシオトーンくらいのチープな音が、ローファイに転がって。

http://decimus.bandcamp.com/





Justin Meyers。
ことしNNA Tapesからだしてはったな、っていうくらいにしか知りませんでしたが、ミニマルでちからなさげな、エレクトロニクスで、よいですね、こんどなんかみたらきいてみよう。

http://justinmeyers.bandcamp.com/


Panabrite。
Norm Chambersさん。アナログシンセな方では、わたしのなかいっとうな。Digitalisのんではギターな音もはいってきたりしてましたけど、ことし のはみんなシンセ、シンセ、シンセ。深海イメイジな別セカイをつくりだしたり、光でできた階段がばきばきとつみあがってゆくイメイジだったり、けっこう古 典的な印象もあって、DigitalisからのJürgen Müllerはむかしの再発っていいはっていて、みんなだまされたくらいに、しっかりとしたアナログシンセな音。でも、そこに作品によってはさわやかなギ ターの音もたしてきたりと。ぜんぶ追いたい。
今作ではおだやかな印象のところから、中盤から荘厳な音の積み重ねに移ってゆきと、やっぱりよいです。

http://panabrite.bandcamp.com/





Jason E. Anderson.
知らなかったひと。Gift Tapesをやってはる方なのね。
澄んだドローンに、アナウンスサンプリングと、きれいめな音の方、とおもったら、そこにしゅんしゅんノイズとぶつぶつとシンセの跳ね回るっていう、しずかにおもしろい音。もっとききたいな。

http://gifttapes.com/


Henry & Hazel Slaughter。
このひとも知らなかった。American Tapesというところから量産してはります。
のしのしと物質的でのろいビートにさわさわノイズ、後半につれて、そのさわめく緊張感がに、きぃいいいっとなります。こういう音好きです! 追おう。

http://americantapes.us/



Rambutan。
Eric Hardimanさん。
このひとをきこう、ってあんまりまっすぐ買ったことないけれど、ちょこちょことsplitだったりコンピレーションだったりできいてます。あらためて調べると、カセットテープレーベル、たくさん渡り歩いてますね。調べると、なんか好きになります。
甘くおだやかなシンセについていったら、足下耳元がゆるく崩壊してって、たいへん。後半、けっこう弱くひっぱってゆくところがたまらない。

http://rambutan.bandcamp.com/



Charlatan。
ここは説明しなくってよいかしら。我らがdigitalis総帥Brad Roseです。The North Seaをきょねん末に葬って、ここがメイン。
きょねん末のTypeのんはウソついてことしのベストにもあげたいくらいに冷たい輝きを放っていました。
けっこうミニマルにゆくも地下に沈み込まずに、やっぱりシンセをあふれださせることを忘れず、けっこうポップだとおもっていたりします、っていう かここをポップの基本にもってきてはいけないんだろうけれど、Brad Roseがすべての基準です、わたし。ほんと、Brad Roseの顔面アイコンのんそのまま墨いれたい。

http://soundcloud.com/_type/sets/charlatan-isolatarium




Cream Juice。
Giant ClawのKeith Rankinと、Seth Grahamユニットです。まぁ、だからそんな音です。ゲームっぽかったりおもちゃっぽい音のつらなりと唐突な展開と、はちゃめちゃなビート。たのしいの かすらわかんない、あっけにとられる感。Giant Clawよりも、ちょっと表面はとがってるかしら。Orange Milkからだしてはります、がきいてません。きこう。

http://creamjuice.bandcamp.com/


Parashi。
Mike Griffinさん。これも未聴な方、ってこれだけ知らないひとおおいと、わたしからなにかしら説明的なことかくのんも、間違ってるんではとおもいはじめたけれど、これを機会に、わたしもきこう、ってなります。
Skell LLCというレーベルもやってはるんかな? ここ知らないな。Rambutanとかもだしてはるんだ。
物音がしゃがしゃ、サイケデリックな音の反復、そのなかで鳴らしてるというか鳴ってしまってるシンセの音がよいな。

http://skellrecords.blogspot.jp/


Hobo Cubes。
これも、もはや説明いらないですか? モントリオールの男前Francesco de Galloさまです。
Dirty Beachesのライブやら音源やらにサックスとして、そしてジャケットもいくつか手がけていてと、モントリオール時代の盟友です。
Hobo Cultっていうレーベルもやっていて、そこからはこんどFemminielliがあたらしいユニットでだします。
あと、Moduli TV.っていうJLKとの映像なんもやっていたりと、モントリオールの地下の中心人物。
サックスの音変化にシンセにと、けっこう作品ごとに変わってはいるけれど、最近はOpal Tapesからもだしたりと地下テクノにかなりよってきてるし、これもね。あんまりそっちによりすぎてもなとはおもいます。けっこうよさが消えてる気 が、っていうおはなしを京都でしてたんだけれど、これも地下路線。ほかユニットなモントリオールで実はいっとうきになってる女子JLKとやってる Velvet Chromeのんはサックスにはちゃめちゃ感あってよかったし、Ala Vjiior名義なゆるゆるなんも好きだし、よけいに。

http://hobocult.blogspot.jp/

http://hobocubes.bandcamp.com/



Nite Lite。
Myste Fenchが中心、そこにDigital NativeなJeffry Astin、Sun ArawとのMagic LanternやってたPhilip FrenchとWilliam GiacchiなSuper Mineralsコンビらが流動的に、みたいな。Tranquilityからな二人組ばかりコンピレーションDuets IIにも参加していたから、いまはMFさんとPFさん(兄弟?)のふたりでなのかしら、っていうかふたりじゃあないとズルだし、ふたりっぽい。
弱いです。とても生命力のないかんじな蚊の飛ぶような音の反復、とちゅうからパーカッションというよりも物音反復と、弱くってステキ。
Stunned Recordsの運営。Desire Pathのんきこうかしら。

http://www.stunnedrecords.blogspot.jp/


Cody Yantis
ことしC. Yantis名義でdigitalisからことしだしていたりと、そのときのほかのんがシンセ、シンセ、シンセであったため、印象に残ってるアコースティックなギターがドローン状にとてもしずかにな。でも、今回はサックスです。

http://www.codyyantis.com/

http://cyantis.bandcamp.com/


John Zuma St. Pelvyn
Lighten Upっていうところからおもにな。
崩壊したブルース感、でじぶんでもイヤになってさいごはノイズに。
なんかこうまっすぐブルース奏でられない性みたいなところが好きだとおもいました。
ちょっとあらくなってきました。これ、かきはじめたのん後悔するくらいに終わらない。

http://soundcloud.com/john-zuma-st-pelvyn


Tilth
まったく知らないNathan McLaughlin、さきほどもでてきたCody Yantis、そしてdigitalisからなWarningにも参加なJoe Houpertユニット。
Soft Abuseからだしてたんだ。っていうか、あそこ、いまちゃんとでてるのか、いまいち情報が入らない、好きなレーベルだけれど。
ギターとストリングスの若干酩酊サイケデリック合奏。

http://www.tilth-music.com/



Black Eagle Child。
Michael Jantz。
このかたもよいギター。ひとりループな音づくりだけれど、おだやかほんわりしています。ほんものな太陽がふりそそぐなか、ゆっくりと舞い上がって ゆくかんじ。きょねん末のぶつりと切れるSpace Slaveのではばきばき展開もあったりと。あと、けっこう子どもさんの声もいれていたりとか、とりあえずあたたかみがあります。
Preservation、Under The Spireなどしっかりよいレーベルからもだしていたりと。あっ、これに参加な方のなかでは、いっとうききやすいし、あんまり音楽きかないよ、という方にきかせても、よいねといってくれそうな。




.mf
なんか、調べづらいなまえです。Michael Floraさん。
nadaというところからだしてはります。シンセとかではなく、コンピューターな音。つぎからつぎにひっそり暴走するデータの崩壊感から、ちょこっとささやき声もコラージュされたり、そしてさいごの音が心地よいな。

http://nadacdr.blogspot.jp/



Derek Rogers。
まだ追っていないころのSpace Slaveやら、Bridge Townやら、Hooker Visionやら、Batheticやら、ものすごいかずだしてはりますが、未聴でした。未聴なはず、っていうかこれだけだしてて、ひとつもあたっていな いって、これはこれですごいなとDiscogsみておもいました。
さわさわと不安定なノイズのゆらめきのむこうから、うつくしいシンセがゆっくりと。めっちゃよいやん。つぎはちゃんと出会いたい。

http://derekrogers.bandcamp.com/


Chapels。
Adam Richardsさん。
フィールドレコーディング、ってみせかけてサンプリング? なのかしら。
音楽に、しゃべり声に、遠くの光あふれるドローンにと、さわさわいう録音のうえでまじりあっていて、うつくしいですね。
House of Falchemyっていうところからたくさんだしてるみたい。
ここのレーベル、知らなかったけれど、DecimusにTuluum Shimmering控えてる。

http://www.thehouseofalchemy.com/


と、わたしも知らないことばかりでしたけど、これを機会にっておもう方がしらっしゃったら、よいなとおもいながら。


今月はコンピレーションおおくって、なんかひろがってしまい、たいへんです、よ。

あしたは休み。Plancha921さんとひさびさにあったりとか、たのしみです、よ。
| - | 04:49 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
digitalisからなRicardo Donoso、Noveller、Giant Claw、White Poppyなどなど
同僚が。
喉からノイズ、鼻から液体ほとばしらせていて、なんだかわたしも先ほどから鼻の調子がおもわしくなくって、はやく眠ろうとおもいます、っておもったのが24時過ぎ。でもそれからいろいろ注文だったりでわぁきゃあなって、もうこんな時間。


あっ。そうそう、Bandcampのページがありますねん。
Bandcamp経由で注文したもの、ダウンロードしたものが、ずららと。
なにかしら、きっかけになればと。いちどのぞいてくださいな。

http://bandcamp.com/dirtydirt

そう、注文なものことをかいて眠ります。

digitalisからのRicardo Donosoが12インチを2連発? なうちの、その1でました。
よいはずです。きょねんの2枚組につづいて、また2枚でだすっていうdigitalisのちからのいれようからわかるとおり、また大作な予感。ものが届くまで、きくのんガマンできるかしら。






Giant Clawが。
Orange Milk主催な、メイルアドレスがkawaiiらしい、Keith Rankin。
先月、ロシアのSingapore Sling Tapesからだしたところだけれど、Tranquility Tapesからもだしました。
ロシアのん、夏から秋にのがジャケットはよいけれど、それほどききたいっていうのがなくって、1本だけ注文はなんかな、っておもいながらお知らせがきながらも、スルーしていたけれど、もう。
TranquilityはSeth Grahamのんと2本だけ欲しいけれど、バッチ買いとあんまり変わらないのよね、2本だと、っていうところで迷いが生じています。送料こわい。
じゃあ、4本買えばよいやん、っておもわれるやもだけれど、ちょっとシンセがほわぁっていってるもの、飽和な気がしてきました、わたしの耳。
でも、つぎのってなんだろう、っていうのが、うまく乗り移れていない気がする。わたしも終わりかしら。ヴェイパーなときは、そんなことばができる まえにうまく乗っかれたんだけれど。つぎ、とか気にしだすと、しんどくなるんで、もっといろいろ気にせずにきこうとおもいます。わたしはとても前向き。




http://tranquilitytapes.blogspot.jp/

http://soundcloud.com/franklinteagle/giant-claw-max-mutant-c22




Novellerが。
あたらしいアルバム “No Dreams” から映像もでてました。ImportantからはCDのみなのかしら? っていうので、たまらずBandcampでダウンロードしてしまいましたけれど。だって、特別。待てないわ。
前作が、ギター作品ってかんじで、ききやすさがあったんだけれど、ノイズがふたたび、そして緊張感たっぷりなきらめきとか、また攻めてきてます、ステキ。またちゃんとかきます。









我らがモントリオールのカセットテープ王子、Francesco de GalloさまのレーベルHobo Cultから、Femminielliがカセットテープを出すみたい。しかも、Twitterにて画像でこんなんでるよ、っていってはって、文字ちっちゃ くって、詳細が読み取れない。
Noirっていうひと(知らない)とのユニットで、Femminielli Noir “L'Eeil” 。ちゃんとHobo Cultのとこ、みておかないと。

http://hobocult.blogspot.jp/


モントリオールからすこし移動してヴァンクーヴァーなWhite Poppy。
ことしのドローンアイドルです。
Not Not FunのもConstellation Tatsuからのんも、そしてThe CourtneysといっしょなときになGreen Burritoからのんも、それぞれちがった表情でとてもな。
Stadiums and Shrinesっていうところ向けな曲、いただけます。

http://stadiumsandshrines.com/?p=13026

NNFのんを気に入った方は、Constellation Tatsuからのんもぜひです、よ、ってことしのうちにあと10回くらいはいいたいかきたい。




WHITE POPPY - DAYDREAMING from Crystal Dorval on Vimeo.




先週までのことを。
まったくかかないとまだダメなんだわと心配かけるし、もう平気ってかいたら無理してるっておもわれたりで、申し訳なくってどうすればよいのん、っておもえるくらいにすっかりだいじょうぶだし、このまま傷心ぶってるほうが哀愁かもしだしてモテたりするかなぁ、とかおもうくらいにだいじょうぶ。そんななんで、これからは一切かきませんけど、だいじょうぶです! ってあんまりだいじょうぶってかきすぎたら、やっぱり無理してるんではとかおもわれそうだけれど、ほんとうにだいじょうぶ!
島根県民が心配して電話してきてくれたんだけど、こちらの平気かげん、どころかNovellerが! っていつもよりもきゃあきゃあなってて、キレられたり。
なんか、たくさんなひとに気にかけていただいて、わたしはしあわせなんだとおもいました、よ。ありがとう。
音楽にまみれたいつもどおり、に戻りました。そのいつもどおりが、まともかどうかは別として。
| - | 04:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Mirror Universeからの“Whatever It Is You're Doing Now”
きのうの。
カセットテープ4本届いたうちのひとつについて。





Mirror Universeからのコンピレーション “Whatever It Is You're Doing Now”
B面のひとたちがすばらしく、でも、ほか知らなくって買うのん躊躇、なひとたちのために、全曲について、ききながら、そのあいだに、ざざんとかきます。
知らないひとがたくさん、でも、Discogsをみればよいんです、そういうときは。
しかし、知らないひとたちに限って、このコンピレーションしか情報でてなくって、結局はひとつひとつ調べるはめになるんだけれど。

http://www.discogs.com/Various-Whatever-It-Is-Youre-Doing-Now/release/4369402


A面。
Headsets
疾走するギターと、甘い男ヴォーカルなローファイな。やたらながい間奏ところがよいな。
で、Discogsで調べてみるも、これしかでてないんでどんなひとか不明。1曲目からそんななんで、不安よ。

http://soundcloud.com/mirror-universe-tapes/headsets-my-brother


Southern Femisphere
はじめのギター単音から、さわやかな女性ヴォーカルのハーモニーがここちよいな、とおもいきや、とちゅうからそのうちひとり叫んでしまいます。





Hip Young Gunslingers
たまらず、トイレットへいってました。男なハーモニーなんだもの。
myspaceのリンクを貼っつけるのなんて、何年ぶりだろう。

https://myspace.com/the2gunslingers/music/song/red-red-sea-62891526

Lady Condor
トツゼンにバンジョー、そして遠い声なフォークもの。ちょっと安心。いままでがそんなに好きな音ではなかった。終盤のきらめきがよい。あっ、これだ。





Mr. Jenkins
このひとでよいのかしら?
ロック面、かとおもいきや、さいごに変なんきました。

http://mrjenkins.bandcamp.com/


そしてB面。
このB面だけでも、買っていただろうアンビエンス面。

Noveller
もう、Novellerがはいってたら、なんでも買うわよ。ここ数年、わたしのなかで女性ギタリスト一等賞。ちなみに男ならまー君です。
間たっぷりなところに単音のギターの音が浮び上がっては流れおちてゆき、うしろでは震える空気。そしてすこしずつ音のつらなりは熱を帯びた渋いか んじな。まだ星がまたたいているなか、赤い熱をはなつ太陽がのぼって空気がゆらめいているような。まえのアルバムのAlone Starみたいかしら。最高である。

http://noveller.bandcamp.com/


そして、好調なM. Sage。
おなじころに、婚約した! っていってはって。あちらは別れてなければよいな。
さわついた、いや、雷もなってるけっこうな雨音と、テレヴィジョンか映画からの話し声サンプリング、そのうえをやわらかく澄んだギターのドローンが、このうえなくうつくしい変化をみせながら。

http://msage.bandcamp.com/


Meadowlands
Exo TapesやらPatient Sounds Intl.からもだしてはるMichael McGregorさん。ことしはじめなExo Tapesからのんがステキすぎ、そして近頃、地下ダンス化してはるんだけれど、これは。
反響たっぷりもやもやシンセが遠くでなるなか、もっと手前でフィールドレコーディングな生活音に鳥の声にと。シンセは速度を増してゆきそうでいて、弱くなったりとか絶妙で。夢が現実をおおい尽くしてゆく感があって。今作もまたよい。
本人のみのんがみつからないため、Exoからのん。

http://exotapes.bandcamp.com/album/tri-coastal-horizons


Headaches。
この方知らないし、調べてもあんまりだしていないけれども、よかった。
奈落な底からきこえてくるうめき声シンセに、拍子抜けする軽いビートに、とおもっていたら、全体を闇がおおい尽くしてきて。そこに、リズムのよう にテープがかすれて飛ぶようなかんじ、シンセの高音なドローンとリズミカルな音、そしてそれもところどころかすれて、っていう。そして曲のなかでも3回く らいに雰囲気かわって。バスドラっぽい音がなりだして、そこにドローンとあたたかいメロディ。そしてさいごは花火のうちあがる真ん中でその炎をあびていっ しょに焼けつき、おちてゆくような。さらにビートが複雑になっていったりと、うつくしく汚い。よいです。

3曲目終わりあたりから、4曲目終わりあたりの無音部分、なんか遠くでハードなサイケロックがかすかに流れてるんだけれど、なにこれ?


C面。
The Slasher Film Festival Strategy
大袈裟なビートに、これまたおおげさなシンセがからみあう、ちょっと笑っちゃうくらいなんだけれど、けっこうクセがないさらりとした。




ってうえのひと調べてるあいだにLust For Youthがきてしまいました。C面目玉です。目玉くらいだから、ちゃんとかこう、という間に終わりました。意外とあっさり。


Pariah Carey。
やわらかい反復シンセに、どたどたとしたビートに、ニューエイジィな。なまえのふざけぐあいに音にと、ヴェイパー感あるとおもったら、BekoのAmdisksのときに参加していたひとっぽい。Crash Symbolsからもだしてはる。
シンセの鳴りと、曲のつくりと、しっかりしてはる。ほかもきいてみよう。

http://pariahcarey.bandcamp.com/


Xander Harris
一気にホラーな空間。夜のノイズに、時計が鳴り響いてるような不穏な反復に、ただただ恐怖。
で、ハロウィンがちかいから、今月のみ、これ、タダだそうです。

http://xanderharris.bandcamp.com/album/urban-gothic-ultimate-edition



Tapewarms
M. SageとSplitだしてたん?
ノイズです。ばきばき物質的なノイズにうめきごえはすりつぶされて。で、そのまま暴れて終わりかとおもえば、あたたかいフリしたギター? が鳴り始めるけれど、それまでのノイズで耳がなれてるだけで、けっしてあたたかくなんかなく、げしゃげしゃ。そんな終盤が、めっちゃかっこうよい。これ、 このコンピレーションでいっとう発見やも。






D面。
いいかげん、ききながら、その曲のあいまに調べて感想かいてっていうのんも集中力がきれてきました。あとすこし。
そんな気合いも台無しにする、ゆるゆるなHEADCASE。
ひょろひょろシンセなのかなんなんかが、すっかすかなビートっていうかただそこいら叩いてるような音と、ほにょほにょとうずまいてるだけなんが反 復反復。その反復なんが、中盤から溜めをもちながら、変化してゆき、脱力感がすさまじいし、なにものなのか、調べてもおおよそちがうひとしかでないし。


で、そのままゆるゆる面かとおもいきや、いきなりバンド。
Boring Portals。こもったヴォーカルに、べきべきなギターの響き、そして勢いまかあせなドラムが入り混じってうずまいてゆきながら、どこかゆるいんで、D面はやっぱりゆるゆる面。

http://boringportals.bandcamp.com/


Lame Drivers
もう、また誰ですか?
Sore Erosの録音やってたひとみたいだけれど。
パンクな音だろうものをカセットテープ早回しでぺらっぺらです。途中、早回し感がちょっとかわるけれど、あくまで早回し。

http://lamedrivers.bandcamp.com/


SuR
ゆるゆる面かとおもいきや、いきなり重厚、なのは表面だけで、うしろで気の抜けたような音がひょろひょろな。うえのLame Driverさんとこのひと、Mirror Universeからなカセットストアーデイのんでだしてたみたい。

http://desur.bandcamp.com/

Foot Village
知らないし調べてもよくわかんないひとばかりがつづいたけれど、やっと知ってるひとでてきて、安心、とおもいきや、しんどいわ。さいごにドラムまみれ。
どったどたなドラムに男女ヴォーカルというか叫び声が。でもたのしいからいいかしらとおもっていたら、さいご、男の方が、こちらにかたりかけてきて、とてもウザイ。


半分くらいは、Soundcloudできけます。

http://soundcloud.com/mirror-universe-tapes/sets




ところどころ、荒っぽくってすいません。
全体通していえば、B面とC面が1本におさまっていたら、うれしかったなっていう好みのかたより。B面はすばらしいんで、迷ってるかたいたなら、ぜひMeditationsさんで。

http://www.meditations.jp/index.php?main_page=product_music_info&products_id=12596



そう、Novellerが。
あたらしいアルバム、Bandcampではダウンロードできるようになりました。
ものまち。ものでださないんかしら。きょねんのArtifactはトツゼンにCD100枚だけで、瞬殺。もちろん買ったけれど。ものでないんなら、いますぐ買い落としたいんだけれど。
Noveller、もうすこしさわがれてもよいとおもうんですけど。




最近のがなかなかないんで、古いのんだけれど、このころよりもミニマルに研ぎすまされて、どんどん進化してます。ここ、読んでくれてはる方々は全員きいてください。







おおよそ、誰も必要としていないことについて、ムダに細かく長々とかいてみたりすると、戻ってきた、ってかんじがします。この調子でゆきたいです。
もはや部屋着になってしまってるNovellerのティー・シャツをきて、眠ります、ね。いや、まだきく。音をきいていないと、やっぱりまださみしい、わ。いや、さみしくなくっても音はきくけれど。
いままで、おつきあいしたひとみんなに、あなたはひととして大切ななにかがかけてる、なんというか、さみしいっていう感覚ないでしょ? ひとりで勝手にたのしいでしょ? といわれてきたんだけれど、今回はじめてその感覚がわかるような気がしました。ちょっとニンゲンらしくなったかしら。これでモテるようになるかしら。
| - | 02:55 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
Light House “In There Image”、Jessy Lanza “Pull My Hair Back”
なぜだか。
たどりついてくださるかたが、増えていて。
普段は、だらだらと音と関係のないことがおおいんですけど、カテゴリーで、『まとめ』っていうのんみてくれはったら、その月に買ってきいたもののことをかいてるので、そちらを。

http://dirtydirt.jugem.jp/?cid=1


きのう。
まえにお店の音が気になってと声をかけてくれはった子ぉからお昼ごはんのお誘いあって、新大久保へ。やっぱりチャムナム家はおいしいわ、とかおも いながらも、おはなしは上の空でした。その時点では、まだ回復できていなくって。音楽なはなしのところだけ、トツゼンに熱くなったりとか、不安定感丸出し。
いや、いつもどおりですね。
ごめんなさい。でも、音楽やってるなら、YMOなひととかむかしな音だけでなく、あたらしいのもきいてほしいなというのんこめたCD-R、気に入ってもらえると、うれしいです、よ。



それから、Big Loveさんへ。
月曜なのに、ひとがたくさん。
再入荷なん、2枚。 ざざんと。



Light House “In There Image”
イタリアのMannequinから。
The Raptureの前身バンドなThe Calculatorsでシンセ弾いてたChris Relyeaがやってるポートランドな。The CalculatorsはThe Raptureよりもシンセ強めなポストパンクで、けっこうきいてました。
無愛想な低音の反復に、ヴォーカルというか呪詛のことばというかポエトリーリーディングのような声。それもおなじ音のつらなりを反復。そのうしろから迫ってくる闇、闇、闇なギターとシンセ。
すごくシンプルなつくりなんだけれど、ちからない呪詛感と、それによって引き起こされているような暗闇、でもそれ、過剰じゃなくってバランスがとても。
さいごの曲で、すこしシンセが躍動したフリしていて、それもよいです。

わたしもセカイの何事にも興味ないっていう表情うかべながらつまんなそうに近くでみききしたい、わ。









Jessy Lanza “Pull My Hair Back”
Hyperdubから。
絶対にまともな恋愛は出来ないけどそれに憧れる僕の全フォロアーに一瞬それを妄想させてくれるラブリーな曲、と仲さんがかいてはって、いまのわたしにぴったりなのではとおもい、ちょっと遅れですが、買いました。
BLさん、モニターにMTVっぽくつなぎあわせたMVがずっと流れてるんだけれど、これ、めっちゃ好きで、でも、いっつも誰なんかなまえをみることできなくって、買ってみたら、これやん、って。
ジャケットから、けっこうベテランさんな雰囲気があるけれど、動いてるところをみたらけっこう若いのかしら? っていうところもよい。
国内盤でてるんだ、それならなんもかかなくってもよいんかしら、とかおもうもすこし。
高めで透明感のある声がディレイたっぷりに心地よく広がってゆき、軽快に切り貼り散りばめられるリズムのうえに、放たれるシンセ。
もっとシンセ、っていうかんじかとおもったら、それほどなんだけれど、全体にとても軽やかなかんじですすみながら、どの瞬間にもちがう音の処理にしかけがすみずみまでで、すごくたのしく心地よく、うっとりです。流れ的に、おういうひとたち、これからもたくさんでてくるんだろうなとおもうけれども、そのなかでもちゃんと光れるひとだとおもいます。

http://soundcloud.com/hyperdub/jessy-lanza-keep-moving






で。それから置いてきてしまっていたCircuit Des Yeuxのティー・シャツを引き取りにいって、さようなら。
いや、なんかでてきても捨ててといったんだけれど、Circuit Des Yeuxだから。。
あたらしいのん、どこかはいらないのかしら。



西荻窪へ戻って、ちょっとだけとバーレスクな場所のバーへ寄ってビールを飲んでいたら、こちらがレコードを持ってるのんをみて、50過ぎくらいな 関西弁なおっちゃんが音楽が好きであると近寄ってきて。うわん、こういうのんって、こちらが買ったものとかのはなしなんか一切無視で、むかしなロックのは なしを説教っぽく語られるパターンやん、めんどう、とおもっていたら、Light Houseのほうをみて、あっ、これ知ってるわ、って。
えっ!
で、おっちゃんのiPhoneにはいってる曲をみせてもらったなら、FKA TwigsにOPNのあたらしいのん、dean Bluntに、HauschkaやらColleenに、GrouperユニットなSlow Walkersまではいっていたりとか、本気でびびって。音の趣味がめっちゃあう。ここまであうひともめずらしいくらいに。
先月こちらが買ったカセットテープを並べた画像をみせたら、Opal TapesのPHORKのん、それダウンロードしたよ、とか。なんなん? なにものなんですか?
で、ほかにもはいってるものみせていただいてたら、High Wolfがはいっていて、好きですよ、これ、といったら、店内BGM無視して音だしはじめたりと。
おっちゃんってニガテだから、っていうのがひとりでバー状のところへあまりゆかない理由でもあるんだけれど、すごく高揚、あちらも関西出身な方っていうのもあって、めちゃくちゃおはなしして、盛り上がって。
じぶんでいってはったんだけれど、鳥羽一郎とかきいてそうな見た目で、でも最近のインダストリアルは、とか、Bitchin Bajasのあたらしいのんについて語ったりとか、Cooper Cultのんもダウンロードしていたりとか。
きいたなら、芸大でてはって、音響なしごとなどもしたり、いまはスマートフォンのなにかしらのおしごとをな方で。
こんど、ここでドローンとか地下なのとかばかりななんかやりましょか、というはなしにまで。店主苦笑いだったけれど。
またおはなししたいな。そして、すごくうれしかった。わたしも、50になっても、そのときの音をきいていたい、きいていても、よいんだと、うれしかった。

店主さんとおはなししていて、こんど女の子な音ばかりなイヴェントやるから参加して、とおはなしいただき、家から近いし、しごと終わりでもゆける し、ひさびさにディー・ジェイ予定。女の子な音だからってFelicia Atkinsonとかかけたらひかれる、っていうくらいの意識はもって、土曜のバーレスクなときにでも、またおはなしきいてきます。

20歳な恋人と別れた直後に、51歳なおっちゃんとめっちゃ仲良くなって救われてっていう、なんかはちゃめちゃ、たのしい、わ。

きょうも。
Meditationsさんからカセットテープが4本、というかそのうちふたつが2本組みだから、合計6本が届いてるんだけれど、またあしたにでも。
| - | 04:42 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
La Luz “It's Alive”、そしてDustin Wongのリリース・パーティーが
きょうから。
通常営業です。ほんとお騒がせしました。
ふたたび、モテないわ、となげく日々のはじまりです。

といっても、どこからかけばよいのかしら。
きのうは、一通り泣くために、Sharon Van Etten、Hauschka、Zola Jesusをきいて、暗黒などん底なときにLINEでのやりとりを消したら吐きそうなくらいに悲しくなって、でもThe Courtneysきいたらすっかり元気になってと、やっぱり、音楽に、そして心配してメイルくれたりな友達に、救われて。もう、だいじょうぶ。 これからも、お店のまえを通るんだろうな、しんどいな、とおもっていたんだけれど、いや、もう平気だわ。

そう、The Courtneysね。
ほとんど、バンドなものをきかなくなって、というかずっとひとりでなにかしらやってるひとのほうが好きで、でもことしはThe Courtneysがベストに確実にいれるくらいに好き。バンドだと、あとはLa Luzが。

金曜にBLさんで4枚買ったうちの1枚。


La Luz “It's Alive”
Hardly Artから。
まず、バンドをそれほどきかない、むかしのよりもあたらしいのんが好きっていうミーハーな、っていうわたしの趣向からは、ぱっときいて、これが好 きな音っていう風にはならないはずが、なんで買ったのか覚えてない7インチ “Call Me in the Day” をきいたときから、あらら。



なんなんでしょう、この特別なかんじは。それがちゃんとことばにして説明できたらなにかしらわたしにだったできてしまうんだろうけれど。
曲によっての過剰な緩急とか、さらっと歌なしな曲やってしまうあたりとか、当時のをそのまま模倣なだけではなくって本気で若い女の子たちがこういう音をやってしまえてるっていうことが、いま鳴らされてる音っていうかんじが、すごくよい。

BrainwashのMVがかわゆすぎる、がこれはアルバムにははいっていない!のでみなさんも7インチ買いましょう。BLさんにはあります。 きょねんのBurgerからなカセットテープ、きいておけばよかった、とわたしはいまおもうので、そんな後悔がないよう、いまのうちに。




The Courtneysもね。おもいきりThe Beastie Boysなポーズかましながら、それって90年代はじめね、ということですませてはいけないなにか。
帽子やらティー・シャツやらつくったりとか、おもいきりたのしみながらやってるところが、好き。
やったもの勝ちではあるけれども、やっぱりそれだけではないのよね。で、音のことで信じられるひとがみんな好きっていうあたりが、やっぱりなにか しら。このなにかしら、を誰かちゃんと説明して欲しいけれども、まぁよいです。きくひとがきいてればよいなと。でも、ニッポン盤なんて買っちゃダメです。 ダウンロードコードもついてるんで、ぜひヴァイナルで。





月曜の。
まー君の興奮がいまださめやらず、なんだけれど。ほんとうに、音楽が好きっておもいださせていただいて。そのとき、Dustin Wongとなんかやったいうてはりました。Kawaii Boysね。




そう、Dustinのあたらしいのん、ここ2ヶ月ほどのばったばたで、BLさんへゆくので精一杯。CD屋さんへゆけてないんでもうそろそろ、買わねば。
Dustin、10月30日、O-nestでレコ発なイヴェントもあるみたいで。100分ノンストップっていう。ゆきたいな。しかし労働が。誰かかわりにいってきてください、な。

http://www.artuniongroup.co.jp/plancha/top/dustin-wong/dustin-wong-mediation-of-ecstatic-energy-release-party/


お別れした、とかかいた日にかぎって、1000人以上とたどり着かれるかたがたくさんで、なんかはずかしくなってきました、っていま気づいたんかっていう。デレデレなことかいてた日々ははずかしくなかったんかっていう、ね。いや、はずかしくなかったから、ふしぎである。
| - | 04:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
New Camp RecordsからなDecimus、KelippahからなRaajmahal “LP”、ほかLove Cultにdigitalisに
きのう、きょう。
直接だったりMeditationsさんからだったりBig Loveさんでの、届きものと買いもの、そして注文なものたくさんで、どこからかけばよいのかしら。

まずは注文なものから。売り切れてしまっては、なのではやいほうが、よい。

digitalisから。
カセットテープがいちどき4本でました。
知らないひとのもあるんですけど、ここのんはぜんぶ注文。
そのなか、Jerry Paper “Fuzzy Logic” が。
すこしまえなOrange Milkからのんも最高にゆるくたのしく、すばらしかったんですけど、すぐにまた10曲入りなん。
もので注文なものは、届くまでがまん、方針なんで、ぜんぶはきいてませんが、ズルしてすこしききました。
Orange Milkなのとおなじく、より歌が心地よく、で、3曲目みたいにシンセ感強め(といってもゆるい)曲もあったり、またチャンネルがトツゼンかわるかんじもあったり、ちょっとおもちゃシンセ感は強めかしら。とろけます。
届くのんたのしみ!
1本が5USDで、4本注文で送料が10USD。つまり合計30USDと、こわくないので、どこかにはいるか心配な方は直接でもよいんでは、とおもいます。

ほかはシンセなひとたちばかりなのかな?





京都な人(大陰唇さん)がつぶやいてはって、知りました。ありがとうございます。
V.A. “FFFour KMSU”
Free Form Freekoutからなん。
カセットテープ好きにはどうしようもないメンバー参加なコンピレーション。
Panabrite、Brad RoseなCharlatan、Sean McCann、Sparkling Wide Pressure、Black Eagle Child、Decimus、Hobo Cubesなどなどと、もう。
そのうち4曲がレースカットなヴァイナルででます。ジャケットはKyeのGraham Lambkinだし。レースカットなんで、ちょっと高額ですし、注文してから4曲のみって気づいたけれど、ほかの曲もダウンロードできるし、となんとか納 得させています。いや、でも、その4曲もみんな好きなんで、よいです。




ついでに、Bandcampなお知らせなこと。
ロシアのカレリアなLove Cultが。
Cooper Cultからな7インチのんと、5月にニューヨークで行われたライブ音源をあげてくれてはりました。
Cooper Cultのんはもの注文してるので、きいてません。
ライブなほう、写真がついてくるんだけれど、Anya Kutsひとりになっちゃったのかしら。まぁ、ひとりでもできるっていえば、できるけれど。






で、けっこうわかりやすくビートがはいってきていて、驚いたり。




7インチのほうは、まだあるんでぜひもので。

http://coopercultrecords.com/tapes



DesimusにNo Neck Blues BandなPat Muranoなきのうきょうの届きもののこと。

きょうの届きもの。
Decimusのカセットストアーデイ向けのん。
New Camp Recordからな30部限定なん。
封筒からだしたら、ぎゃん!

汚い! Jカード(って呼ぶべきかどうかな紙切れ)に草が張っつけられてるんだけれど、粒々が飛び散りそうでとてもイヤだし、それらを張っつけてるのりがケースにも付着してるのか、開かない。
ようやっと開けて裏側をみたら、やっぱりきたなくって、手書きなシリアルナンバーも草で隠れて。よくみたら、毛ぇやちっちゃな虫もぺしゃんこでくっついてるし。。

で、カセットテープを取り出したら、草の厚みが邪魔して二度とケースにおさまらないっていう。無理からにつっこんだら、こんどはとれません。 Watery Starveからな蝶の羽が張っつけられていたのもけっこう衝撃だったけれど、あれは見た目きれいでした。しかし、これは。。

とれないんで、購入時にいただいたmp3をききながらっていう。
音はというと、やっぱりDecimusです。ことしにはいって、けっこうきれいなシンセの音が増してきて、なはずが、カセットテープにあわせてな のか、片面はかなりな混沌。17分長尺曲で、はちゃめちゃな展開なので、なにをかけばよいのかしらとおもうけれど、つぎからつぎなギターの渦、シンセの暴 走、マイクをくわえて叫んだような音、フィールドレコーディングな鳥の声と。これを文章であらわすなら、
けど、片方はもううつくしくってびびる。
ささやかな低音のうごめきは大地の揺れのよう、そこに高音のなにかしらガラスがこすれるような音、そのむこうには風にゆられて鳴るベルのような音、そこに水の音のようなシンセがゆったりとつづいて。
その先、トツゼンに宇宙感あるシンセでいちどきに宇宙。でも、かなり穏やかな旅。で、そのうしろ、なにかしら引き出しなどを閉めたりするような生活音も重ねられてかなりふしぎな。
そしてまた地上におりてきて、こんどはシンセのかなり陽気なメロディが逆にこわい。東洋ティックな笛の音をもしたような音のつらなりシンセに、イヌのなき声もはいってきたりと、かなりスピリチュアルなかんじもできるんだ、とあらたな魅力。




きのうの届きもの。

Raajmahal “LP” (second LP)
Pat Muranoレーベル、Kelippahからです。
きょねんのベストにもあげたいたRaajmahalの新作、2枚目なヴァイナルです。
スイスのThrer:Four Recordsのコンピレーションにも参加してました、ことし。
Pat Muranoと、いまは女の子はCarla Baerひとり? ふたり? きょねんヴァイナルはふたり、カセットテープはひとりだったんで、ちゃんとわかりませんが、重なりのかんじから、ふたりいるとおもいます。

まず、シルクスクリーン4色なジャケットがうつくしい。
そして、音は。まぁ、そんなに変化はないですけど、ただただうつくしい。
重ねられる女の子たちの透明声(うたではない)に、ゆったりとゆらめくギターのつま弾き、その背後でうかんではきえる音たち。
ゆったりゆったりとつづく声とギターのゆらめき、それが長く続いたあと、なにでだしてるんだろう、ギターの反響かしら? それとも別な弦楽器? 終盤のドローンの重なりに消えそうなギターつま弾き、そして声の呼応、それらがすこしずつふくらんでゆき、でも、ふくらみすぎてノイズにならないはかなさ と、そのそれぞれのささやかさがよけいに狂ってるし、なにかを打つ音もささやかに反響、もうすっかりからだから魂は抜き取られて、闇のなかをいっしょにゆ らめきます。
あとも、おなじ調子なんだけれど、その曲のあいだで、声やギターへの靄のかかりかげんが微妙に変化していって、ただただ耳をからだをゆだねてしまいます。

B面はじめはすこしギターに明るさ神々しさが宿っていて、その光がささやに放たれるなか、声のドローンと伸びるささやきがうつくしく。
いままでGrouperっぽさ一等賞とおもっていたけれど、Julianna Barwick感もあります。そしてその先にはギターの音はドローンを脱して軽やかささわやかさをまとい、それまでの声の重なりが朝陽がのぼるのをたたえて、目覚めてゆっくりと歩き出すような。
そして2曲目、そのままなかんじでゆくのかとおもいきや、ギターの音はごもごもとこもり、金属的な音が上空をさまよいながら、そこにはまた声なん だけれど、その暗黒さにひっぱられることなく、ただただ神々しく。で、終盤はギターの圧がどんどんと押し寄せてきてと、すごい緊張感。すばらしいです。

前作はもうすこし暗黒なかんじ、ちょっとギターがぎらぎらしてくるかんじもあったけれど、今作はもっと声のうつくしさが際立っていて、全Grouper好きだけでなく、全Julianna Barwick好きにもおすすめです。

http://kelippahrecords.com/raajmahallpsecondlp.aspx

http://soundcloud.com/pat773/raajmahal-dianthus




前作はこちらで。




いままで散々わぁきゃあデレデレと騒いでるのんおつきあいいただいたんで、ご報告。
Twitterでかきましたが、お別れしました。
デレデレなことをかくのもきょうがさいご。やっぱりさみしいけれども、わたしには音がある、音なはなしをするのがとてもたのしいと再確認できてるし、今回なことをきっかけにおはなしするようになったひとたちがけっこういたりと、まえよりもセカイが開けてるかんじ。
そして、はじめからさいごまで、見守ってくださった(ネタにしてくださった?)仲さん、ほんとうにありがとうございます。これからもひとりで通わさせていただきます、ね。
これからは、またちゃんと更新しますんで、あらためて、よろしくおねがいします、ね。
| - | 03:03 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Mark McGuire “The Instinct”、Motion Sickness Of Time Travel “Ballade for A Harvest Moon”、Torn Hawk “FIST”、C V L T S “INTENTIONS”
きのう。
夜行バスでからだばきばっきなまましごと。そして夜には台風で外の本たちを守るのに必死で、ぐったり。
帰ってきて、下書きしてたら、トツゼンにまぶたが落ちてきて、眠りました。
たくさん眠ったので、すっきりと目覚ましなるまえに起きて。
しごとまで時間があるんで、きのうかきかけなこと、ざざんと更新してしまいます。


月曜のまー君ライブでのブッパンで。


Mark McGuire “The Instinct”
まー君とお友達なDucktailsレーベルNew Imagesから。

タイトル曲はことしのニッポンでとりあえずでたアルバムにはいってました。月曜の行き道、ワイン飲みながらな新幹線、この曲中盤で踊り出してしまいそうになりながらで、たいへんだった。

そして、New Adaptions (Of The Human Spirit)。
シンセのドローンがつつみこんでくるなか、ギターがささやかにゆっくりと足されてゆき。そして家族の会話サンプリング。両親、おばさん、おばあちゃん、20年まえのまー君と。
その会話にあわせてギターのあたたかい音、ぴこぴこシンセの音と足されてゆき、終盤のフレーズではなく音自体もやわらかくあたたかくで、きのうみたいなぎらぎらではない、あたたかいまー君ももちろんよいです。

ただ。The InstinctってかかれてるほうにNew Adaptations (Of The Human Spirit)が、その反対面New Adaptations (Of The Human Spirit)とかかれてる面にThe Instinctがはいっていますけどね。


http://newimageslimited.com/catalog/mark-mcguire-the-instinct

http://soundcloud.com/mark-mcguire/the-instinct-extended-12





きのうの届きもの。

Motion Sickness Of Time Travel “Ballade for A Harvest Moon”
先月注文なCD-Rです。Hooker Visionではなく自主扱い?
きのうも “Ballade for a Hunter's Moon” というのんだしていたんで、Balladeシリーズっていってもよいんかしら。

封筒に葉っぱをひもでぐるぐる、そして盤自体にもちゃんとシール、それを布っ切れで保護していてと、CD-Rでも手づくり感が横溢して、ステキです。

音はといえば、けっこう変化してきてるとおもいます。旦那とのCoyoteシリーズの影響かしら。
59分1曲と、かなりたっぷりなつくりで、そのなかをゆったりといままでとおなじような1曲分のうちの変化をだしてきて。
はじめはかなり生命力弱めな音、というかもはや震えのような低音からはじまり、そこにゆったりとぺきっとしたシンセが音のつらなりをぼやかせなが ら。そして、またあらたなシンセの音が踊り出したかとおもえば、けっこうよたよた。そのうしろでは陽炎のようにこれまたシンセが。よたよたな音が。
そして中盤、ノイズがゆっくりとわきあがってきて、地響きによって割れた隙間からたくさんな光がゆったりと放出、で、やっぱり声もはいってきて。
でも、いままでのよりも、それぞれの音の輪郭がけっこうあやふやになってきてるとおもう。
いままでにでてたライブな音源に近い気が。




これはもう売り切れてるけれど、このつぎのんはまだ。さっき、残り数枚ってかいてたんで、気になるかたは、ぜひ。






あとは月曜にMeditationsさん実店舗での買いものなうち、Beer On The Rugからのん2本のことを。


Torn Hawk “FIST”
Beer On The Rugから、でもそのままTorn Hawk。
この名義になってからのばきばきと粗く単調に打ち鳴らされるリズム、ドラムマシーンな音はちょっとゆったりだけれど。
そしてチャンネルが変えられたようにトツゼンにギターがぎらぎら。このぎらぎらと暑苦しく響かせるかんじも、やっぱりTorn Hawk。
リズムがちょっとはねる感じになりながら、その音、どんどんとこもってゆき、クリアな音の声のサンプリングで一旦とまってまたチャンネルがかわるようになるんだけれど、またこもった音で。
遠くで反響する音と、単調なリズムの組み合わせがよかったり。
そして、8分曲がよいです。シンセがびちびちと飛跳ねながら、そこにぎらんぎらんな音が厚く重なり。このひとのつくった映像をみているような、グリッチとっもないながら、つぎつぎに変化してゆくかんじがそのまま音に。終わりはノイズからドローンへと変化していって。
ばきばきと単調なかんじの繰り返しと、ぎらぎら感、そのトツゼンな音の変化といい、Torn Hawk、やっぱり好きです、映像も音も。




あたらしいTorn Hawk映像がないんで、Tarifaなんだけれど、もうこれきょねんなんだ。。



で、Luke Wyatt絡みのことかくとくは、かならずなBig Gold Belt。映像と音はLuke Wyatt。もうやってないのかしら。。





C V L T S “INTENTIONS”
レーベル主催者。
ちょうどさきほどBeer On The Rugからでたよとお知らせ。それが先行入荷していました。
A面。
シンセのドローンのなか、哀しみ背負ったサイケデリックなギターがゆらめきます。そして、その涙でみえなくなった風景は重なるシンセでよりぼやけ た風景に、2曲目ビートがはいってきて、なんとか歩みだすそうとするけれど、一度あふれた涙はとまんなくって。シンセはどんどんと混濁し、ギターの鳴き声 はひずみ、足取り重く歩いてゆきます。中盤で感極まって号泣するけれど、なんかすっきりなかんじ。

B面。
はじめっから、シンセのあたたかくやわらかい光に包まれます。その光のなかをひずんだギター。
トツゼンにテープがかすれたような音と、ぼやけたシンセ、低いところでうごめくギター、そしてラップトップかなにかしら処理なのかしらエレクトロニカなひとたちみたいなけっこう繊細な電子音のゆらめきのなか、終わってゆきます。

全体の靄に包まれ感、かすれたカセットテープの音にあいます。Jカードのデザインもキモくってよいです。カセットテープでぜひ。




ダメだ。
音楽のはなしするのん、めちゃくちゃにたのしい。。デレデレばかりしてる場合ではない。いや、無理だけれど、ね。
| - | 10:42 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
OILでのMark McGuireのこと
きのうの京都のこと、ざざんと。

ソワレでそこそこおっさんひとりでゼリーポンチを食べて。


それからmeditationsさんいって、大陰唇さんとanchor songのmiyukiさんと会って3時間滞在。ライブも目的ではあったけれど、このおふたりに会うことも今回のおっきな目的で。ぼんやりなため、こちらがまともにはなしたことって、のろけ話のみだけれど。すいません。
ヴァイナルはdigitalisのん1枚、カセットテープはBeer On The RugからのCVLTSにTorn Hawk、そしてサイトにはでてなかったはずなむかしのAngels In Americaの3本、CD-RはDeep MagicなAlex GrayのD/ P/ I新作の1枚。もっと買いたかったけれど、交通費と給料日まえなんで、無理でした。













OILへ向かって。
入場待ってたら、受付のところにすでにまー君いて、びっくり。
そのあと、タバコ吸いにベランダ状なところへいったら、まー君いて。meditationsさんでなに買ったのかとかきかれて、Deep Magicのんみせたら、彼はクレイジーだ、と。
きょねんのDustin O'Halloranのときに出会った子ぉとも会って。
で、まー君。椅子ありな会場で、いや、座ってなんて無理だから、いっとううしろでゆらゆら揺れながらみききしてました。
ことしのアルバム曲、5月のときよりもぎゅんぎゅん、音はちょっと鋭角に、弾く姿にうっとりで。演奏な過程も、ギターに集中なかんじ。5月はその場でドラムのパッドを打ち込んだりとか、シンセ弾いたりとかしてたけど、きのうのやり方なほうがよい気がする。やっぱりギターを弾いてるところがいっとうかっこうよい。
ビートもかなりなんだけれど、けっこうこまめにかわっていたり。
そして、5月のときにもながれてた、まー君の父親映像がうしろに。これがほんとすばらしい。
アンコールな曲が、最近のにはないかんじの、かなりばきばきとたくさんな音の粒子がつぎからつぎへと舞いちり降り掛かってきて、風景がそのばきばきな音のひとつひとつでどんどんとかわってゆくような感覚、涙でました。
ブッパンにあったNew Imagesからなあたらしい12インチも買ったよ!


そのあとおはなししてると、まー君、勝手にバーボン持ち出してきて、振舞ってくれたりとか。My manいわれてハグされて赤くなってしまったりとか。なんだ、わたし。

で、夜行バスで帰ってきて、いまからしごと!
足長いんで、夜行バスは無理ね、と15年ぶりに確認。

いや、めっちゃたのしかった。
でてくるときは新幹線のなか、トウキョウへ残してきた心配事と、京都でのたのしみなこととに、引き裂かれそうで、ワイン飲みながらずっと半泣きで、となりにすわったちっちゃい子にときおり凝視されていたんだけれど、いってよかったとおもいます、よ。
京都な方々、またゆくときはおはなししましょう、ね!
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