2013.10.31 Thursday
Ricardo Donoso “As Iron Sharpens Iron, One Verse Sharpens Another”, Graham Lambkin “Abersayne / Attersaye”, そしてヤマシタトモコなど
きょうも届きもの!
かくのんがまったく追いつかないし、しごとのあと、お店にきてくれた子とごはんを食べにゆき、お酒ちょこっと飲んで若干眠いし、まずはきょうのそれから、かけるところまで。
さきほど撮ってもらった写真のわたし、足がとても気色悪い。
Ricardo Donoso “As Iron Sharpens Iron, One Verse Sharpens Another”
またまたdigitalisから。12インチを2回にわけて、さらにリミックスも出す予定なうちの、第一弾。
リオデジャネイロ出身な。
これまでのように、しずかな低音から序所に音が重なってゆく、っていう展開ではなく、はじめっからけっこうとばします。
脳に直接作用してくるような音の細やかな反復を、音できこえるというよりも震えのような乾いた低音で取り囲みながら、それらすべてが独自のリズムによって重ねあわせながらも、ところどころの強い光で、すべてをぎりぎりなところで調和させているような。そして、つぎからつぎに飛び交う音は、より鋭角に感じられて。
The Sphinxの隠れた低音が、いつのまにやらまえにできてきて驚いたり、鳴り響くハンドクラップのような音に、ささやきはなしごえサンプリングに、すべてが瓦解してゆきそうで、ほんとぎりぎりなところを全速力でかけぬけていってるかんじ、すごい緊張感。
4曲目が、すこし雰囲気がちがってきて、ゆったりと目立つベースラインが規則正しくすすむまわりを、びちびちとしぶきをあげる音、Discovererっぽいネオン感すらかんじるけれども、空想な都市のネオンをバックにドライブ、っていうにはちょっと音がはっきりくっきりと降り注いできすぎていて、終盤に降り注ぐ強い光とともに、ベースラインが高い音にいれかわってることに気づいたりと、わけわからなくなります。
各曲、ストイックでありながら、たくさんな変化と飛び交う音たち、インダストリアルな方たちのような雰囲気の音もさせてみたりするけれども、すべての音がまっすぐ全力で、それらぶつけあっても崩壊しないし、うるさくないあたり、かっこうよいし、終始、わたしはシンセですよ、っていう主張がつよくって、すばらしい。
これ、Boomkatに注文したんだけれど、はやすぎる。木曜注文で、もはや。
いまや、アメリカ大陸の送料がこわすぎるんで、ポンドはこわいといっても、送料を入れた総額をかんがえたらあまりこわくなくなったし、こんだけはやく届いてしまって、mp3も独自でつけてくるあたり、おそろしいよね。でも、できるだけいつもな京都のMeditationsさんかBig Loveさんで買いたい、けれど、digitalisは逃したくないんで、ごめんなさい。
いくつかかくつもりが、12インチ4曲もので、かきすぎた。。
でも、あとひとつくらい。
Graham Lambkin “Abersayne / Attersaye”
Kyeから、主催な方。
ことし最高のラヴソングな7インチ。
A面はうつくしくここちよいギターのつま弾き、そこに終始ごそごそ音が重なって、声のきこえ方は変調というよりぶつぶつ断線してるかのように、まともにきこえたり、ほぼきこえなかったり。
B面はピアノの弾き語り、というかピアノ、ピアノ、ピアノ、って口でいってるし、口笛にふたりくらいの歌が同時進行だし、イヌが、きゃん、となくし、とちゅうでおっちゃんしゃべりだすし、それに対して読むのんやめなさい、っていってしまうし。それでいて、なんなん、このおだやかなうつくしさ、っていうしかないうつくしさがあります。
なんていうんだろう、歌を録音しようとおもってしたわけでなく、単にゆるい機材でフィールドレコーディングしていたら、誰かしらが誰かしらに向かってうたっているとかではない弾き語りがおもいもよらずとれてしまったかのような、意志の透明感みたいなかんじかしら、すごくよい。
これ、7インチでっていうところも、よいな。
Kye、11月にはAstorでるんだ。うれしい。きょねんのん、年末リストにいれなかったこと、2月くらいまで後悔してたん。
マンガなことも。
ヤマシタトモコ 『スニップ, スネイル&ドッグテイル 』
森下suu『日々蝶々』5巻。
ヤマシタトモコはやっぱりBLが好き。日記の断片を、日をおってではなく、混ぜこぜに配置して、それらがすこしずつつながってゆくっていうつくりなんだけれど、これ、すごいなとおもう。すこしずつ、なんで、いまいち熱を帯びないし、けっこう展開がトツゼンだったりするけれど、ことばだったり、すこしの傷跡だったりいろいろがじわじわと効果的だし、ちょっとむさくるしくなりがちBLなセカイ、すごく軽やかにしてるし、下の純愛のほうよりも、淡い恋のようにすらかんじるくらいで、とても。
日々蝶々はちょこっとまえから読み始めて、ようやっと最新刊まで。そこそこおっさんがBL読んでるっていうよりも、こちらを読んでるっていうほうがはずかしいくらいな純愛っぷりで、はずかしくなって、各巻につき3回くらいはとちゅうで、きゃあと叫んでしまいます。
BL読んだり、音楽のおっちゃんが、とか日々かいてると、もう女の子はこりごり、ついに男に走ったか、とかおもわれるとダメなんで、ちゃんとかいておかないと。やっぱり、どうしても女の子が好きです、よ。いいかげん、落ち着いた恋愛をしてみたいです。
うちにあるカセットテープにヴァイナルにと、きき放題ですよ、っていったところで、誰もそんなん興味ないこと知ってるし、こちらが壊れてるんで、壊れてるひとしかこないということくらい、もう気づいています、よ。
かくのんがまったく追いつかないし、しごとのあと、お店にきてくれた子とごはんを食べにゆき、お酒ちょこっと飲んで若干眠いし、まずはきょうのそれから、かけるところまで。
さきほど撮ってもらった写真のわたし、足がとても気色悪い。
Ricardo Donoso “As Iron Sharpens Iron, One Verse Sharpens Another”
またまたdigitalisから。12インチを2回にわけて、さらにリミックスも出す予定なうちの、第一弾。
リオデジャネイロ出身な。
これまでのように、しずかな低音から序所に音が重なってゆく、っていう展開ではなく、はじめっからけっこうとばします。
脳に直接作用してくるような音の細やかな反復を、音できこえるというよりも震えのような乾いた低音で取り囲みながら、それらすべてが独自のリズムによって重ねあわせながらも、ところどころの強い光で、すべてをぎりぎりなところで調和させているような。そして、つぎからつぎに飛び交う音は、より鋭角に感じられて。
The Sphinxの隠れた低音が、いつのまにやらまえにできてきて驚いたり、鳴り響くハンドクラップのような音に、ささやきはなしごえサンプリングに、すべてが瓦解してゆきそうで、ほんとぎりぎりなところを全速力でかけぬけていってるかんじ、すごい緊張感。
4曲目が、すこし雰囲気がちがってきて、ゆったりと目立つベースラインが規則正しくすすむまわりを、びちびちとしぶきをあげる音、Discovererっぽいネオン感すらかんじるけれども、空想な都市のネオンをバックにドライブ、っていうにはちょっと音がはっきりくっきりと降り注いできすぎていて、終盤に降り注ぐ強い光とともに、ベースラインが高い音にいれかわってることに気づいたりと、わけわからなくなります。
各曲、ストイックでありながら、たくさんな変化と飛び交う音たち、インダストリアルな方たちのような雰囲気の音もさせてみたりするけれども、すべての音がまっすぐ全力で、それらぶつけあっても崩壊しないし、うるさくないあたり、かっこうよいし、終始、わたしはシンセですよ、っていう主張がつよくって、すばらしい。
これ、Boomkatに注文したんだけれど、はやすぎる。木曜注文で、もはや。
いまや、アメリカ大陸の送料がこわすぎるんで、ポンドはこわいといっても、送料を入れた総額をかんがえたらあまりこわくなくなったし、こんだけはやく届いてしまって、mp3も独自でつけてくるあたり、おそろしいよね。でも、できるだけいつもな京都のMeditationsさんかBig Loveさんで買いたい、けれど、digitalisは逃したくないんで、ごめんなさい。
いくつかかくつもりが、12インチ4曲もので、かきすぎた。。
でも、あとひとつくらい。
Graham Lambkin “Abersayne / Attersaye”
Kyeから、主催な方。
ことし最高のラヴソングな7インチ。
A面はうつくしくここちよいギターのつま弾き、そこに終始ごそごそ音が重なって、声のきこえ方は変調というよりぶつぶつ断線してるかのように、まともにきこえたり、ほぼきこえなかったり。
B面はピアノの弾き語り、というかピアノ、ピアノ、ピアノ、って口でいってるし、口笛にふたりくらいの歌が同時進行だし、イヌが、きゃん、となくし、とちゅうでおっちゃんしゃべりだすし、それに対して読むのんやめなさい、っていってしまうし。それでいて、なんなん、このおだやかなうつくしさ、っていうしかないうつくしさがあります。
なんていうんだろう、歌を録音しようとおもってしたわけでなく、単にゆるい機材でフィールドレコーディングしていたら、誰かしらが誰かしらに向かってうたっているとかではない弾き語りがおもいもよらずとれてしまったかのような、意志の透明感みたいなかんじかしら、すごくよい。
これ、7インチでっていうところも、よいな。
Kye、11月にはAstorでるんだ。うれしい。きょねんのん、年末リストにいれなかったこと、2月くらいまで後悔してたん。
マンガなことも。
ヤマシタトモコ 『スニップ, スネイル&ドッグテイル 』
森下suu『日々蝶々』5巻。
ヤマシタトモコはやっぱりBLが好き。日記の断片を、日をおってではなく、混ぜこぜに配置して、それらがすこしずつつながってゆくっていうつくりなんだけれど、これ、すごいなとおもう。すこしずつ、なんで、いまいち熱を帯びないし、けっこう展開がトツゼンだったりするけれど、ことばだったり、すこしの傷跡だったりいろいろがじわじわと効果的だし、ちょっとむさくるしくなりがちBLなセカイ、すごく軽やかにしてるし、下の純愛のほうよりも、淡い恋のようにすらかんじるくらいで、とても。
日々蝶々はちょこっとまえから読み始めて、ようやっと最新刊まで。そこそこおっさんがBL読んでるっていうよりも、こちらを読んでるっていうほうがはずかしいくらいな純愛っぷりで、はずかしくなって、各巻につき3回くらいはとちゅうで、きゃあと叫んでしまいます。
BL読んだり、音楽のおっちゃんが、とか日々かいてると、もう女の子はこりごり、ついに男に走ったか、とかおもわれるとダメなんで、ちゃんとかいておかないと。やっぱり、どうしても女の子が好きです、よ。いいかげん、落ち着いた恋愛をしてみたいです。
うちにあるカセットテープにヴァイナルにと、きき放題ですよ、っていったところで、誰もそんなん興味ないこと知ってるし、こちらが壊れてるんで、壊れてるひとしかこないということくらい、もう気づいています、よ。