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Dirty Dirt

Shelter PressからEnsemble Economique “The Vastness Is Bearable Only Through Love” など
きょう。
さぶいし、ちょこっと雨だし、おおよそひとがとおもったら、やっぱりおおかった。セールもあしたまで、なんで、ばったばた。
帰宅して、また放心。それもあしたまで。


届きものについてのこと、順を追って。
水曜日に、Shelter Pressから。

Je Suis Le Petit Chevalierのカセットテープが、ニッポンのお店にはとっくにはいってるのに、まったく届く気配がなくって、ひさびさに迷子か、とあきらめたとき、 ちょうどヴァイナル2枚とカセットテープがセットで売りにだされていて、たまらず注文したなら、送るための箱がないから、発送まで2週間待って、とメイル が。
で、その注文直後にカセットテープが届いて。
レヴュウを読んでくれてるくらいだから、届いたのを察知、気をきかせてくれたのか、カセットテープのかわりに、本をいれてくれてました。うれしい。

きょうは、ヴァイナルのうち1枚、あたらしいほうについて。


Ensemble Economique “The Vastness Is Bearable Only Through Love”
Lee Nobleとのsplitからききはじめて、なんで、いまいちどういうひとかつかめていないんだけれど、そのときのドローンのなかに静かに流れるポップさんなんて皆無で、さらにつかめなくなってな。


A面は長尺1曲。
隙間たっぷりミニマルなピアノの反復と、シンセのドローン、ちりばめられた機械な音と、噴出するガスのような音が、ゆったり15分ほどな。

月明かりだけが差し込む工場。
空気が知らず知らずのうちに薄くなってゆくような緊張感たっぷりなドローンの重なりと、明らかに有害だろうガスが、噴出口がとても視覚的なかんじで、しゅわわわと吹き出して。
そしてむこうからは丸く小さいけれども周囲には刃をめぐらせている、あきらかに人を殺傷しますよ、というかんじの機械が飛び回っていて、壁を削り ながら、こちらのまわりをゆっくりと旋回。そして、遠くのほうからは大勢の追手の足音が時折とずだだだだだと、もう逃げ場がないかんじな恐怖が、ときおり あらわれては消える優雅なピアノにのせて、15分くらい続きます。
ものすごくこわいし、くるしいけれど、どこかその逃避が優雅なものになっていて。


B面、もこわい。
1曲目。
むーんと変化し重ねられるドローンのなか、ばしばしばしばしという機械のような音が連続で響き渡ります。
幽霊を相手に、通り抜けてしまうのんわかりながらも、機関銃を連射してるかのような。
2曲目。
風の音のフィールドレコーディングに、光が強いシンセのドローンがかなり高圧的にふりそそいできます。
ようやっと工場の外へ逃れられたとおもったら、かなり強い風が吹き荒れていて、上空には、かなり巨大な浮かぶ機械が、こちらの目の前に迫ってきて いて、ゆっくりと距離を縮めてきているはずなのに、風を切る音がすさまじく、こちらの聴覚を麻痺させながら、じりじりと近づいて。。

と、こわさなんて想像できないうつくしい青ヴァイナル。
JSLPCもそうだけれど、こわいんだけれども、冷たい優雅さもあって、ステキ。

http://shelter-press.com/main/category/014/





もう1枚は。



Vallens (DVVLLXNS) “Lxtvny”
Barn Owlの片割れ、Jon Porrasさんソロな。
こちらの方のソロははじめてです。
きょねんでたのんだし、また。もう、眠いです。

http://shelter-press.com/main/category/lxtvny/






そして、本は、Estelle Hanania “DONDORO” です。
人形師の岡本芳一さんの人形や仮面を撮った写真集です。
さびしく、妖艶な人形に仮面たちに、きゅんと苦しくなります。
で、みたいな、動いてるところ、とおもったら、亡くなってはりました。
映画があるのね。文字の入りかたが、ちょっとみる気をなくすんだけれど、みたいな。

http://shelter-press.com/main/category/dondoro/




布袋もひとつ持ってるし、本もこれでふたつめ。ゆっくりそろえて、Shelter Pressのんを並べて祭壇化したい。

あしたは。セールの最終日だし、片付けとか、ばったばただけれど、それが終わったら月曜休みで新大久保ゆける、と1日唱えながら、働いてきます、ね。
| - | 04:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Sunny Dunes “Village Global” 、そしてMarie Davidson
Grimesちゃんライブで。
かわゆい、かわゆい、いっていたつぎの日から、ひさびさぎゅんぎゅんまえのほうでひとにもみくちゃなかんじでライブをみたため、ひざと腰ががくん がくん、さらにセールも佳境でばったばた。また、帰ってきたらカセットテープをききながら数時間放心、で、なにかしらかこうとおもったら、ぱたり、な日が つづいてました。35歳を境に、毎日1レヴュウかく、ときめてから1週間もちませんでした。


ライブな日にShelter Pressからヴァイナル2枚、そしてきょうはMeditationsさんからConstellation Tatsuのカセットテープ5本と、届きものがたくさんなんだけれど、火曜の届きもののことを、まず。


Sunny Dunes “Village Global”
デンマークのMetaphysical Circuitsから。
1月にSylvia Monnier名義でのカセットテープ “Colours / A Real Freak” で知って、これ、なまえかとおもえば、Mika Perezさんがなまえ。
フランス、リヨンな方です。
これはそのMIkaさんの別名義。
Sylvia Monnierのんが、シンセとフィールドレコーディングな音のつくりで、けっこうシンセがぶわんぶわんいってるし、音のつらなりも、はっきりとしたメロ ディがないけれど、どこかしらドラマティックな雰囲気がとても気に入って、追おうと決めました。あちらのFacebookでも、そのときかいたレヴュウの記事をとりあげてくれていたりで、そういうのんって、うれしくって、つぎのんもききたいってなります。

名義がかわってるんで、雰囲気もかわってました。
元は、デジタルでなのをカセットテープ化らしいです。

A面。
1曲目。
シンセの音からそのまま声に変化、それがスキャットからなはじまり、そこに悲しげなシンセの波がたゆたって、とちゅうからブレたっぷりな低音の話し声がかさなって、スキャットのアナログなかんじと、声の加工っぷりとが、ふしぎでおもしろいぶつかりあいで。
2曲目は、低音シンセのリズムと、ぴこんぴこんいう音がはねまわって、そのあいまを、ふにゃふにゃなシンセ、ベースのような低音のかっこうよい音 のつらなりがいったりきたり。そして、さらに、さらになシンセが、リズムのすすんでゆくのを邪魔しないかんじでつつみこんできて。めちゃくちゃに、かっこうよい。

B面、またミニマルなすこし調子の早いシンセの反復はじまり、で、ふんわりとしたシンセのドローンに、鳥の声と、透明度がかなり高いセカイがトツゼンにひろがります。で、それも、とちゅう、いちどぷちりととぎれてみたり、最後にやわらかいシンセの音がはいってきたりと、そういう変化がとてもたのし い。
2曲目は、これ、なんの音だろう? 弦のような物を叩いてるかんじのパーカッシブな音に、シンセの音が呼応して。そして、声がいっしゅん。で、またはじまります。未来のセカイ、なにかしら時代をこえてゆくアトラクションへの出発の合図みたいな。そこから、ゆったりリズミカルな展開のなか、シンセが加わってきてと、心地がよいです。

Sylvia Monnier名義よりもくっきりだけれど、シンセのミニマルな音の重なりのなか、なにかとてもドラマティックで、やはりよい。

Taxidermy of Unicornsの第2弾があったなら、ぜひいれてほしい。じぶんでレーベルもやったり、写真の加工もしてあげていたりと、共鳴する要素が十分あります。

52本限定。端数な2がとても気になる。レーベルに、まだありますよ! 黄色いカセットテープ、きれいですよ! もので、ぜひ!

http://www.abeardofsnails.com/metaphysicalcircuitsshop/






digitalisの今後リリース予定mixななかに、Raajmahal、Aloonaluna、Paco Salaがはいっていて。うれしい!
Paco Sala、ヴァイナル、カセットテープときたんで、つぎはヴァイナルかしら。

http://www.bodytonicmusic.com/podcasts/2013/mar/27/bodytonic-podcast-digitalis-recordings/#


そして、digitalisのFBからなお知らせで、Marie Davidsonのインタビュウが。そしてことしの後半にも、digitalisからなにかしら、予定みたいで。
Brad Roseお気に入りなモントリオールっ子です。きょねんの終わりころ、Brad Roseがさわいでいて、気になってきいたならとてもよく、すぐにBandcampで購入。
かわゆいフランスのことばヴォーカルに、へろへろシンセがときおりオリエンタルな表情をみせたり、かなり暗黒だったりしながら、渦巻いてと、とても好みな音です。

Les mommies de Palermeとうユニットや、Dirty Beaches来日CD-Rのうち1枚、AlexくんとFemminielliといっしょになPierre GuerineauさんとのユニットなEssaie pasなどでも活動しています。
Dirty Beachesが来日なときに語っていたけれど、モントリオール、つかってる練習スタジオが、けっこうジャンル関係なくひとが集まっていたりで、意外なつ ながりたくさんで。AlexくんにFemminielliだけでも意外だし、そこからPierre GuerineauにこのMarie Daviidson、そしてそこからHobo Cult周辺もつながっていたりと、つながり祭。
こういうのんって、10年ちょっとまえのGonzalesとMocky、FeistにPeachesとのつながり、お互いジャンルはちがえども、なにかしらいっしょにやっていたりと、たのしそうで、よいなという雰囲気が、やっぱりいまもカナダにはあって、よいな。
そして、ずっと追ってるレーベルの総帥だけあって、Brad Roseがよいというもの、わたしのツボにはまるもの、多々です。

http://odvievonvegas.blogspot.jp/2013/03/womeninspiration-vol7-marie-davidson.html


name your priceなものに真っ先にお金を払ってしまっていて、悪目立ち。




あした、あさってでセールが終わります。なので、3月まとめ、そして、かきたいたまってることを、ゆっくりとかいてゆきます、ね。
| - | 04:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
クラブクアトロでのGrimesちゃんのこと
きょう。
フランスのShelter Pressからヴァイナル2枚が届いたんだけれど、きょうはライブのこと。

渋谷のクラブクアトロで、Grimesちゃんをみききしてきました。
レポートになるのかどうか、かこうとすればするほどに、かわゆい、ということばしかでてきません。かわゆいだけじゃあないんだけれど。
勢いで、かいてしまいます。



Grimesちゃんは、わたしがどうこういわなくっても、けっこう有名なはず。NYLONとか、ちょっとまえだとGINZAとか、雑誌にもでてるし。

なんというか、むかしのOliveにでてくるモデルのような子がいまのNYLONみたいなかっこうをして、かっこうよい音楽をやっている、っていうかわゆいとしかいいようがないんです。


ニッポンのまえにはソウルにいて、miss Aのミンや、G Dragonとうつった写真がでていて、もう、よけいにたかぶって。きのうもしごとのあいだ、もう、ずっとGrimesちゃんのことをかんがえて、へらへ ら笑ってと気色悪いことになって、せんかたなかったんだけれど。
ティー・シャツはTopsの、カバンにはd'Eonのバッチと、カナダまみれで向かいました。


ちょうど100番な整理番号まではすぐで。
もちろん、かいました。35歳すっかりおっさん古書店勤務のニンゲンに、これをきてゆく場所がないんだけれど。

はいったら、もうまえのほうに3列くらいなひと。
そのうしろ、ちょうどシンセが置かれてるまんまえあたりにぼんやりたって、ふと横をみたなら、ヤナギシャワさんとREAちゃんが。
ひさびさはなしながら、いや、かんがえてみたなら一ヶ月くらいまえにあってるから、そんなにひさびさでもないんだけれど、まえはほぼ毎休みあっていたんで。
で、どんどんとひとが。もう、ぱんぱんなくらいに。

はじまります。
告知とかなかったはずなんだけれど、オープニングアクトが。
告知がなかったし、カナダつながりなひとでもないしで、誰やねん、というなか、Ami Dang。
見た目どおりにインドなかんじをただよわせるトラックにをカラオケ状で垂れ流しなか、踊りながらなうた。で、座り込んで、シタール弾かはります、とつぜんに。
トラックもかっこうよいだけに、なんか事前にきいたりしてれば、もうちょっと盛り上がったのかしらとかおもいながら。

このひとね。
http://soundcloud.com/ami-dang

Ami Dang // Where Nothing Grows from Ehse Records on Vimeo.




で、Ami Dangちゃんが終わったら、うしろから、ひとが、どどどどぉっとおしかけてきて、けっこうまえまで流されて、ぎゅうぎゅう。
でも、ちょっとステージむかって右よりあたりに。結果、ここでよかったんだけれど。


ステージにトトロのぬいぐるみが置かれて、いよいよ、Grimesちゃんがでてきます。
かがみこんで、急いでシンセのところまできて、ぱっ! とあらわれた感演出から、もうかわゆい。
そして、 衣装がかわゆい。
袖を引きちぎったかんじのデニムのベスト、その下には真っ黒なティー・シャツ、下は青地? に白い線が2本はいったプリーツスカート、足下はなんの模様か判別できない靴下に、アディダスなかんじの線のはいったサンダル。
髪は前髪ピンクとけっこう明るめ、カチューシャみたいなんしてる。

1曲目、Symphonia IX (My Wait Is U)から。
シンセの後ろ側にずっといるものとおもったら、けっこうそのまえにでてきます。そして、後ろ手でつまみをいじったりしながらと、いや、ほんと忙しそう。
両手をつかうときの、肩口にマイクを乗っけてとか、かっこうよくかわゆいし。
で、踊りながら、きっかけさがしながら、つまみを、シンセをいじりながら、うたうって、目のまえにしてみると、すごい。

ベストを脱いで、髪をうしろでしばって、2曲目、Vanessaです。
d'EonとのsplitのちょっとまえにGrimesちゃんをはじめてきいて、この子おもしろい、とおもっていたら、この曲のMVで、恋におちました。
音源よりも、かなり低音強めで、もとのイメイジがけっこううすれてるんだけれど、これはこれで、かわゆい。



3曲目、Circumambient。
このところ、とくに気に入ってたんで、うれしい。
そして、唐突に、ステージこちらのまんまえに、人影。
ニッポンのダンサー登場。しかもコウダクミっぽい。
で、左側のほうにも、ひとり。あとでヤナギシャワさんが、TRFがいたね、と。そう、ふたりあわせると、TRFのダンサー感が。
ほかのところのライブ映像をみたなら、けっこうダンサーを。男の子なときもあったり。
もう、それが、なんかあってるのんかあってないんかわかんなくって、おもしろくって。ふと、そういえばなにしてるのかとAmi Dangちゃんをみたなら、手を斜めしたにむけた、ペンギンのようなといえばよいのか、そんなポーズでふらふら踊ってるし。
なんだろう、うたわない、匿名なダンサーがステージにっていうのはK-POPなテレヴィジョン番組のショーのような演出で、とKポも好きなわたしはむりからに結びつけます。
そう、こういうなんかよくわかんなさ。



このあたり、真ん前からきこえてきてはずだけれど、背筋からぞわぞわぞわってくる低音だったり、あらかじめな声サンプリング、そしてそれをいれてくるタイミングだったり、かわゆいだけでなく、かっこうよいんです。

で、なんの前触れもなう、ふくろから、サイドスルーで、かなりな勢いでもって、きらきらしたものを観客のほうに、ばらまいて。あとで、あめちゃんってわかったんだけれど、それが唐突すぎて。
あとで、またけっこうばらまいてくれるんだけれど、ふわぁ、となげるとかではなく、かなりの速度、一回、こちら側にも投げてくれたんだけれど、びびって、反射的に、よけた。


Oblivionです。もう、MVが。どの場面を抽出してもかわゆいんだえれど、はじめのぼぼぼぼぼぼぼぼな音から、きゃあとなります。



で、ここで、もう何曲やったか、かいてしまうけれど、8曲なんです。前座じつはあったとはいえ、ソロ公演で8曲って、みぢかっ!とおもわれるやも だけれど、そして実際、1時間はやらなかった気がするけれど、それぞれの曲の終わりが引き延ばされて、というかその曲とはちがう展開をして、つぎの曲にう つったのかしら、とおもうも、それはそんなに長くはなくって、っていうのがはさまれて。
そう、こういうかんじのんがはさまれる。だから、8曲でも、けっこうな長さがあって。





Be A Body。
音はずしてるわけではないんです、毎回完璧にこのはずれた音程でうたってます、を証明。めっちゃかわゆい。そして、曲のあいだ、唐突に、きゃあ! と叫んでいて。くわっ!みたいな叫びもあげていたり、それでもかわゆい。
そして、この曲だったかしら、なにかしら、きっかけのたびに、手をくねくねと、奇怪な踊りが、とてもかわゆく。

まえの曲のおわりから、にゃあにゃあいう音だけがそのまま鳴り続けて、Nightmusic。いちいちつまみのきっかけなときに、足のお行儀の悪さが、かわゆいし、もう、このままなにしたってかわゆいんだとおもう。

ふとダンサーをみると、壁に手をかけて、休んでいた。

そして。
シャボン玉が、ステージ脇から舞い上がって、そのなかGenesis。かわゆい子に、かわゆい演出。
はじめの低音から、シンセ、そしてうたいだしで、ビートがはいってうるところ、音源でもなんどきいても、きゃあとなるんだけれど、それ、目のまえ耳のまえで、きゃあとなります。

アンコールはなしで、そのままアンコールの曲を、とPhone Sexです。
きょねんの夏、いっとうきいたのはこれでした。なので、きょねんの夏の思い出がよみがえって、とおもうんだけれど、きょねんの夏はこの曲ばかりきいていたという思い出しかないため、思い出といまがぶつかりあう瞬間。
しゃがみながら、サビなところまでの音量あげてるところ。

まえのほう、ぎゅんぎゅんななかでのライブなんてひさびさで、へろへろ、かわゆい、と心のなかで叫びたおして、放心。

桜花さんともあえて、シャワメンバーでいっしょに龍の髭へ。
ここ、Warszawaが渋谷にあったとき、すごく通っていて、なつかしかったり。


帰ってきたら。
f(x) の “Ice Cream” のリミックス音源があがっていて、そういえば、Warszawa最後なMoreでのエア送別会のとき、海外取り寄せでニッポン国内流通まだなPhone Sexと、このIce Creamをつなげたんだと、なんか、きょうはWarszawaが着地点な。


1年分くらいの、かわゆい! という気持ちとことばがあふれでたんで、つぎ、また来年くらいに、かわゆい! と1年分くらいいわせてくれたなら、うれしいです、よ。
そして、きょうGrimesをみたひとが、みんなついでにKポも好きになってくれれば、とおもいながら。ちょうど、いま、Grimesちゃん、ソシの動画あげてた。
| - | 04:16 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Brad Roseのブログが、そしてあしたはGrimesちゃん
みんな。
きてくれるのはうれしいけれど、わたしのところをよんでる場合ではありません。
Brad Roseがブログをはじめてくれました。

http://isolatarium.wordpress.com/

Foxy Digitalisを停止して2ヶ月、Twitterではようつぶやいてはるけれど、まとまってなのは、ようやっと。
そして、1日のうちに4更新とか、ものすごい勢い。
Softwarとか、けっこうなつかしい音のことにも触れていたりと、たのしい。
digitalis関連だと、4月1日にはあたらしいのん4本、そしてMatchessも再発。
Matchess、まえにレヴュウをかきましたけど、シンセ女子好きなら、ぜひ、とおすすめできなくって、すごくよい。





きょうも届きもの。
ニュージーランドから。切手がこわい。




Widesky “Flux Boundaries”
Watery StarveからのTaxidermy of Unicornsにも参加していたBirds of PassageのAlicia Merzのレーベル、Cooper Cultから。
Love CultのAnya Kutsがジャケットのデザインをするcultつながりシリーズ第一弾。
自身のレーベル、Full Of Nothingのカセットテープのデザインも、このひとです。

http://anya.lovecult.net/

音はといえば、フィールドレコーディングからはじまり、ゆっくり、ちりちりと舞い上がってゆきながら、空高くきえてゆくドローン。




音は、うーん、そこまで、すごい、とかいう印象ではないんだけれど、ものとして、ステキ。
レースカットのクリアヴァイナルがうつくしい。
Anya Kutsデザインなのがあとふたつ、そのうちひとつはLove Cultです。
そして、そのあと、Grant Evans、Lee Nobleシリーズもひかえていて、音源もCoyoteのほうをだすみたい。
そして、ここ25枚とか、恐ろしく限定なのがおおいので、facebookなどでみておくと、よいとおもいます。

http://coopercultrecords.com/



Future Shuttleのライブ映像が。この4人に囲まれたい。







あしたは、Grimesちゃんのライブです。
ここ2年連続で、年末リストにいれたのは、Motion Sickness Of Time Travel、Félicia Atkinson、Charlatan、Future Shuttle、Sun Araw、そしてGrimesの6組、つまり、ここ2年ほどのわたしの耳の中心にずっといた子をようやっと。
水曜だけれど、年があけてすぐくらいから申請していたんで、ちゃんと休みます。
お店はセール真っただ中だし、先々週にあたらしくはいった子ぉが、携帯電話が壊れたから駅前で修理してもらってきます、と言い残して勤務中にトツ ゼン勝手に外出、そのまま失踪。4時間後、お腹痛くなったんで病院にいきました、と9駅先の信濃町の病院から連絡があって、クビ決定でばったばたなんだけ れど、休みます、よ。
かわゆいだけじゃあないんだけれど、かわゆいということばしかでてこない。











連勤やらBGM係やらで、あまり更新できなかったあいだ、なぜだかたくさんなひとがきてくれていて、というのはかいたけれど、それでうれしくなっ て、ここ数日、カセットテープについてのレヴュウを気合いいれてかいてみたなら、どんどんひとが減るっていう、もう、ほんとかくなってことなのかしら、と おもいながら。
| - | 05:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Afterlife “Surfacing Illusions”
ふたつめ。

誕生日なのに。
雨、しかもさぶい。
わたしの日頃の行いが悪いから、こういうことになるんだわ、とおもうも、そう悪い事もしていないし、わたしの行いとか関係なしにきょうたまたま偶然雨であったということを知ってるくらいにはおとなになりました。
2週くらい、松本へいったりBGM係だったりで、まったくゆっくり休みこと、なかったし、外へでると、緊張するんで、たまには弛緩しようと決め、なにもかんがえずに音楽を、ずっと。あたらしいのんとか気にせずただただつぎからつぎに。
二度寝して起きては音楽、三度寝して起きては音楽とくりかえしていた誕生日。これでも、立派にしあわせです。

そうこうしてると、誕生日プレゼントが届きました。
贈ってくれたのは34歳のわたしです。支払いは35歳のわたしですけれど。



Sunny Dunes “Village Global”
1月? にきいたSylvia Monnierな方の別名義です。
また、ちゃんとかきます。つぎからつぎに届いたものをかいてるから、まえのんがながれていって、かくタイミングを逃しての繰り返し。

なので、きょうは。先日からなつづきのこと。
Tranquility Tapesの冬のバッチ第二弾について。3本目。
ここのについて、こまかくかいて、誰かしらがうれしかったりするのかしらとおもいながら、ここのんでなくってもセカイの役にたつことなんてかいたことなかった。ことしも、この路線で。


Afterlife “Surfacing Illusions”
Hooker Visionからヴァイナルをだしてはったりで、今回のバッチのなかでは、唯一知ってたひと。
音割れぎりぎりサイレンのようなシンセの音、フィールドレコーディングなのか、なにかしらからのサンプリングの音なのか、声やらかつりかつりいう音が、ぶれぶれに。そのむこうから、ゆったりと打ち鳴らされる鐘の音がひびいて。
そこにぴこぴこシンセが反復で。それがだんだんとこわれてあふれでて、ノイズとともにうめつくされて。それまでの風景が徐々に破壊されて、あとに 残ったのは、地底を流れるマグマのような低音に、そのなか、スクリューとろとろな叫び声に話し声。マグマが流れきったあと、とろとろな話し声の反復だけが 残り、そしたら、トツゼンに前半になってた鐘の音が、ちーん! と一発打ち鳴らされて、まさか、とおもったら、それが終わりの合図。
ぶつりときれたり、なにかしらの機材をとめる、がちゃんっていう音はときおりはいっていたりはするけれど、こう堂々と終わりをつげるのんってあまりなく、いさぎよくって、笑っちゃった。

B面。
フル稼働の架空の工場のなか、マイクを通して女性の話声が反復して響き渡っていて。そのなかにしだいにみちてゆく、シンセの靄。ひとびとはその靄を吸って眠りに落ちるけれど、かまわずつづく声の反復。靄は濃ゆくなって、声も低くおそく歪んでゆき、もう、とろっとろ。
こんどは、靄のむこうから、うそくさく青白い光をはなちながら点滅する機械がとんできて、あたりをびゅんびゅんとびまわり。
そのあとは、ちいさくささやかに、でも小刻みに低く震えるパーカッション? の音が。その隙間に、ほんと数回だけ、毒気をはらんだシンセが流れ出すけれど、すぐに消え、あれ? とおもうまに終わります。
B面はオチなし。

B面のぐずぐず感、とてもよくって。このひと、またなにかしらどこかしらからでたら、ききたい。

http://soundcloud.com/franklinteagle/afterlife-surfacing-illusions

http://afterlifesounds.bandcamp.com/


二度寝、三度寝なあいだに、マンガも読みました。
ポニーテール白書が目に入り、ひさびさに読んでたなら、すっかりおっさんな心によみがえる乙女なかんじ。そして挿絵にカセットテープ。
いまもむかしも、かわゆい子はみんなカセットテープをきいている。
なので、みなさんもカセットテープをききましょう、ね。


 
| - | 04:02 | comments(6) | trackbacks(0) | pookmark |
15日の松本のこと、Julie Doironのこと
きょうは。
誕生日スペシャル、2本だて。
ただ、かきかけだったのと、きょうかいたのと、なんだけれど。


松本のこと。
Julie Doironのライブのこと。
もう、気づけば10日もたってしまったし、ライブの感想は帰ってきて勢いで、なので、そのほかのことを。

15日。
朝。起きたらたまらず着替えて、カセットテープの山からお土産引っこ抜いて、外のセカイへ。9時7分の西荻窪発。高尾までいって、中央本線に乗り換え、もうそれだけで松本へゆけてしまいます。原宿へゆくのと乗り換えの回数がかわらない。
前日まで、その日が休めるかどうかがわからなくって、予約も電車のなかからで。
あんまり眠れてないから、電車のなかで寝よう、なんて予定はみずからくつがえします。高尾をでてからな車窓越しの風景が、いちいちステキ。遠くに みえる雲や雪をかむった山々、トツゼンに広がる田園、高速道路、トンネル、草草草草、とちゅうで乗り込んでくる女の子、湖、観音と、一切眠れないまま、松 本まで4時間半な旅。
窓が汚れてくもっていたため、メルヒェンなフィルターがかってる感。
















そして、13時ころ、松本について。行くのは東側だけれど、まず西側のガラスなつくりに、うわわとなります。
で、東側へ。快晴で、おもったより、ずっとあたたかく蔵のあいだをすりぬけてるだけで、汗。喉がかわいて、どこかしらとおもうも、どこもしらないため、前にきたときも、今回のもなライブ会場のSalon as salonさんへ。ふだんはカフェなのです。
その場でひいて、いれて、冷やしてなアイスコーヒーとガトーショコラをいただいて、窓越しから蔵を眺めて。
ここのあるとおりが、蔵がずっとつらなったとおりで、ここにいるだけで、わたしにとってはとても非日常なかんじで、わくわくします。
そして、そこから城へ。松本城へ。カセットテープで築かれた城はわたしの部屋の片隅でみることができるんだけれど、ほんものの城はなかなかみられなくって、たのしい。





















































それから、今回のライブの協賛? な雑貨屋さんのTonicoさんへゆき、zineと友人土産なのを。

川も好き、かえるなところも、そしてその脇の神社には、鳩向けなエサが売られてる自動販売機があったり。

ふらふら、ぐるぐる、蔵と路地を行き来してるまに、トイレットなたび、パルコへ戻ってしていたら、もうライブな時間で。

その日二度目なSalon as salonへの階段をあがると、すぐにチフミさんが。
ライブだけでなく、なんというか、松本へきたいのは、チフミさんにあいたいからでっていう、ただのファンなんです。いまの毎休み新大久保な暮らし向きのきっかけをあたえてくれたオンニ、文法のうえで正確にはヌナだけれどわたしの生き方状、オンニと呼びたい。くるときにきいていたのも、P-Heavyっていう。
お土産わたして、Asunaさんの姿も確認。
蔵の2階部分で、天井は組んだ木がみえたり、ちいさな窓だったり、つくりもすてき。

まずは、ゆーきゃんさん。
髪くるんくるんな京都な方。そう、パーマあてたい、金髪にしたい、っていう欲にきょねん末あたりからかられていて、それ、まのあたりで、さらに。にあわないんだろうなとおもいながら、わたしは。
はじめてきかせていただきました。
じぶんでおっしゃるとおりに、とても静かな声で、つつましやかにうたわはります。せつないことばのならびを、ささやかにあたたかくで、よかったです。


そして、つぎ、Julie Doiron。
はじめっから、いっとう好きなSweeterで。肩からさげたギターを弾かないまま、曲の半分くらいまで声だけで、ためてためてな緊張感、そしてぎゅんとギターのはじめな音で、それがいちどきに解放されて、わたしの目ぇからも液体が解放されました。
知ってからは毎アルバムを追っていたけれど、しばらくはきいてなかったし、あたらしいアルバムを、この日に買ったため、もちろんきいていなかったし、でなかなか曲名がつながらなくって、うまくかけないんだけれど。
なんというか、とてもきいてた悲しい音のアルバムから、とつぜんにロックな、になって。で、悲しいところを好んできいていたけれど、元気な曲が、いまきいたならとても好き。

あたらしい曲、わくわくする。とちゅう、笑うように、というか笑ってみたりしながらだったり。頭をごつん、とマイクにぶつけて恥ずかしそうにしていたり、ギターを間違えて微笑むところとか、なんかとてもほほえましく。
ギター1本なんだけれど、その音の表情のゆたかさ、とつぜんにぎゅんぎゅんだったり、しずかなつまびきだったりと、たのしくって。
Dirty Feetに、Me and My Friend、このまま全然やらないのかしらとおもっていたフランス語な曲Ce Charmant Coeurなどなど、たくさんきけました。

そして、とちゅうから登場なCLさん(2NE1ではない)のキャラクターがとても。ちょびひげに、なんだかとぼけた雰囲気で。その場で、つぎなに やるかJulieから告げられて、すぐにそこにあわせてくる器用さと、ギターの音も、ぎゅんぎゅんな音色をささやかな音量でだったり、ボトル・ネックつか いがなんか奇妙で、とちゅうからしゃがみこんでエフェクターいじりながらと、シンプルな演奏のなかに、音量ささやか、でもかなりな異世界をつくりあげてい て、でも、それが奔放であたたかいJulieの演奏にぴったりとしていて、ステキでした。


終わってから、片付けを手伝って、チフミさんの実家である、すし典さんへ。
おいしいお寿司に湯豆腐をいただきながら。湯豆腐に辛いのんがとてもおいしく、そして、お寿司を食べたのんって、かなりひさびさ。
そう、よく海外からのひとで、なぜか松本でのライブがぽつんとあるのん、まえはなぜなんだろうとおもっていたけれど、この場所があるからってまえにきたとき気づけて。
Judieの娘のはなしになるんだけれど、その子、なんとSHINeeが大好きらしく、写真をみせてもらったなら、めっちゃかわゆい。むかしのOliveにでてきそうな。
Kなはなしのみ、勢いよくって、おおよそ、Julieたちからしたら、このメガネはなぜわたしのライブに? とおもわれたやも。
そして、こどもたちのはなしをするときのJulieのたのしそうで、あたたかいはなしっぷりがステキにお母さんでした。
Julieたちが眠ったあとも、チフミさん、Asunaさんにおはなしつきあっていただいて、始発でトウキョウへ。そしてそのまましごとでした。







まえにGrouperなときとおなじ0泊丸1日松本旅。からだはへろへろになるけれど、おいしい空気とすばらしい景色、そしてあたたかいひとたちとであえてと、心持ちは元気になれるので、また、なにかしらの機会があれば、朝の中央本線にとびのりたいです、よ。
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Tranquility TapesからのBedroom “Trans”

ばったばたで。
ろくにブログを更新できなかったここ2週ほど、なぜかアクセスがバブル期。
かかないほうが伸びるって、なにそれ、かくなってことですか?
かくな、っていわれてもかきますけれど。ひっそりと賑わせられればうれしいので。
そして、きのうきめました。1日1レヴュウ。おおよそ1週くらいのうちで、やぶれるんだけれど、いつも。


きのうにつづいて、Tranquility Tapesからのうち、1本。



Bedroom “Trans”
ほぼここからしか、なMichael Chauさん。

A面。
ふわふわとあたたかいシンセが一気に包み込んできて、そのうしろで、テレヴィジョンかなにかしらの会話のサンプリングがうっすらと。そのままあたたかいかんじですすむのかとおもいきや、一気に不穏なかんじに。
不安定なゆらめきの音、そこにかわいたドラムマシーンの音、そしてベースのかわりのようなシンセの低音の音のつらなりがよく、そこに無理からに波の音。
ハイハットのようなかわいたリズム音が前のめりにかわって。
そのリズムと波のなかをかいくぐるふにゃふにゃシンセ、そしてかわいたリズムがちょこちょことかわって、たのしい。
真夜中、波の音がきこえる国道を延々ドライブしてるかんじ。で、運転を間違えて、海のなかにとびこんでしまいます。
ほわほわ、ふにゃふにゃシンセの海のなか、水面もっと先にきらめく星が、ぼやけてみえはじめ、意識が遠のき。
気づけば、朝陽がのぼる様子を定点カメラで倍速再生するような、ぎらぎらシンセ。ぎらぎらなんだけれど、やわらかやさしくなかんじがあって、よいです。

B面。
やわらかなシンセのかさなりから、2曲目の音割れぎりぎりなシンセのたゆたいが、耳をとおして肺あたりでこそばゆく響きます。水のしたたりのよう な音が間をおいてはいっていて、真っ暗闇のなか、蛍光塗料を溶かした液体がしたたりおち、波紋をひろげて、その水たまりがときおりおおきく流れ出すよう な。ステキである。

つぎは、大振りなドラムの合図、そこに小刻みなシンセが、きょろろろろろ、と発光。で、そのうしろから、かなりな風圧で。風におされるはずなんてない光もいっしょにふきでて、かなりのきらびやかな音のつらなりだけれど、なにかゆったり。
きょろろろろ、きょろろろろ、とからだ傾け必死に弾いてる姿をなぜだか想像してしまって、ちょっと笑いが。かわゆい。

ぎらぎら、きらびやかなところもあるけれど、攻撃的でなく、やわらかで、やさしくって、よいです。それぞれの面の最後の曲は、かなりきらびやかな 展開だけれど、上品。個性がってなると、そんななんだけれど、シンセのカセットテープ? なにそれ? というひとにきいていただいても、耳を心をつかめるくらいに、ポップなかんじもあります。
Tranquility Tapesなんで、山梨のお店にははいるやもなんで、みかけたなら。

http://soundcloud.com/franklinteagle/bedroom-trans-c40-clips



http://tranquilitytapes.blogspot.jp/

休みまえだし、もうすこしかきたいとおもったけれど、あしたは2週ぶりに新大久保へなんとしてでも、なため、もう。


さきほどから。
四捨五入したなら40歳、な歳になりました。
そこそこおっさんではなく、すっかりおっさんです。
若作りなのと、大人げない行動言動から、歳をきかれた方に、いくつですよ、といったら、驚かれるとかではなく、引かれることがおおくなってきました。
エルトン・ジョン、志茂田景樹、テレヴィジョンがないためいまもいるのかわからないけれど、きよ彦(きもののひと)とおなじっていう、くねくねしたひとになる運めな日。
えっ、プレゼントくれはるんですか? なにがいいって? カセットテープがよいです。でも、どんなカセットテープがよいかなんてわからない? そしたら、Paypalに送金してくれたなら、それで好きなの買いますんで、いや、Paypalのアカウントをもってない? なら現金でよいです、よ。
あとは、白米とか、よいね。あちらでは、アイドルのお祝い事なとき、花輪といっしょに米俵をおくって、それをもらったアイドルがどこかしらに寄付をする、ということ、よくあるけれど、こちらの場合はわたしが食べます。
35歳の目標は、年末リストで35枚選ぶ事、にします。
いや、30代になって以来、ずっとひとりものなので、もうそろそろ、出会いなどあってもよい頃だとおもうんだけれど、ということをかんがえるのも、もはや5年で、飽きてあきらめてきました。おおよそ、このまま、ものたちと同棲しつづけます。
おっきな病気もなく、ひっそりとカセットテープがきければ、なによりです、よ。
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Jean-Sébastien Truchy “L'amitié”
きのう。
夜へろへろだったけれど、やっぱり休みなだけあって、きょうはまだまだ元気なんで、きいたもののことをかけます、かきます。

きのうの届きもの。
Tranquility Tapesから、冬の第二弾。あちらからとんでくるあいだに、もう、すっかり春だけれど、ニッポンは。
前回は全部splitで、全部シンセで、しかもそれぞれそんな長くなく、よいけれどすぐおわっちゃうかんじだったんだけれど、今回のんは、それぞれひとり1本まるまると、ききごたえがあります。


Jean-Sébastien Truchy “L'amitié”
カナダのLos Discos Enfantasmesをやってるひと、なのかな?
あそこ、すごくききたいのんあるけれど、直接メイルな注文だから、なんかいつも流してしまっていて。JLKがとても欲しかった。

で、内容。
A面。
げしゃげしゃなノイズ、そしてシンセのビートに、オペラのような、必死すぎる声がこだまします。それも唐突に終わり、機械な音がたくさんからみあって、そのなかを水がしたたり落ちるような。
そして、またシンセのビートに、ノイズまみれになるんだけれど、シンセのビートのみになり、またノイズが遠くからせまってきそうでせまってこない。
で、トツゼンぶつり、なあと、ノイズとシンセと、またオペラ声による合奏が、壮大に。で、またぶつりと切れたあと、こんどはオペラ声と、すばやく 這い回る電子音、でいつのまにか、オペラ声がやわらかいシンセといれかわっていて、またトツゼンにぶつり、いちどきに夏の森へ瞬間移動、虫のさわめきなな か、フランス語をひとりはなしていて、それがしばらくなあと、もうはなしすらしなくなって、虫の声のさわめきと、かちゃかちゃと生活音のみ。わっ、とおく のほうで、電話なってる、そして、でた! ってかんじで終わります。

B面は、そのつづき。さわさわいってるなか、また、フランス語スピーチから。よくきくと、なんか声がおかしい。パソコンの翻訳のんに発音させてるみたいな。
で、なんか、むーん、っていう音がせまってきてる。平穏な生活に、影が。
そしてトツゼンに、はじまってしまいます。
もはや叫びのような声は音割れ、そこに機械の吐息のようなリズムに、シンセがむんむんはいまわって。
トツゼンにまたぶつり。森の奥深く、川のすぐそば、誰がきくでもないさみしいかすれたノイズが。
またまたぶつりととぎれて、こんどは地獄から響いてくるようなつぶれた低音の声はもはや吐瀉のような、そして機械のような表情のない声、そこに恐 怖をあおるような、声なのかシンセなのか判別できない高い音がかぶさってきて、本気でこわいし、きれいなのか、きたないのんか、わかんない。
そして、またトツゼンに、むーん、っていう音だけが不安定につづくんだけれど、いや、もうなれた、トツゼンにまたなんかくるんでしょ? とおもっていたら、つぶれた地獄声が、やっぱり。そして、ノイズのなかへきえていって、飛び交うシンセ、機械たちの反逆。そのうしろで、こんどこそ、本気 な叫び声がきこえます。
オペラ声、シンセといりまじって、それがまた唐突に自然のさわめきに帰ります。

森の奥、とてもしずかで孤独な日常をおくってる男の頭のなかでの暗黒な妄想が、まわりに置かれてるパソコンやらテレヴィジョンなどの機械たちに伝播し、映像化されてるかのような。それを冷静に、つけたり、消したりする男のようす、ってかんじ。
ノイズなときのほうが、むしろ安心。延々な生活音のほうが、逆になにかしら唐突に起こるのではと不安にかんじてくる。

http://soundcloud.com/franklinteagle/jean-s-bastien-truchy-lamiti



秋頃のdigitalisのカセットテープ、いまになって、なぜスルーしたのかとおもいます。シンセ疲れ、カセットテープ疲れって、あります、よね? ありました。でも、ことしにはいってから、それが一切なくなって、カセットテープにシンセ中心に。
いまは、そういう耳の流れなのやも。

Jean-Sébastien Truchy "...You Display a Wrathful Form to Subdue Evil" from Digitalis Industries on Vimeo.






そして。
残念なお知らせ、ひとつ。
Hooker VisionからのMotion Sicness Of Time Travelを買い逃してしまいました。
きょねんのんは、リミックスのんのほかは全部追えたはず、で、ことしも、だしすぎるなか、テストプレスとかがはいったボックスセットは当然ダメだったけれど、ほかはなんとか追えてた、はず。
きのう発売予定なのが、カヴァー(ってどこのこと?)がダメだったらしく、延期に。そしたら、不意打ち。今朝、就寝中に発売して、3時間くらいでなくなってた。
最近、100だと売り切れるまでちょっと余裕が。でも、50だとそれくらいな時間でなくなって。つまり、MSOTTをめっちゃ好きなひとで毎日きにしてるひとって、50から100のあいだってことね、セカイで。
なので、次回は100はつくってください、ね。
でも、MSOTTのRachelと旦那のきょねんからのユニット、Coyoteシリーズのあたらしいのんは、なんとか。このシリーズ、弱くあたたかく、好きなんで、うれしい。





きょうは。まだまだかけそうな気がするけれど、あしたも労働。
あした働けば月曜休みでまた火曜働けば水曜はGrimesちゃん、あした働けば月曜休みでまた火曜働けば水曜はGrimesちゃん、と唱えながら、眠ります、ね、とおもうも唱えることばが長すぎて、うまく眠れそうにないから、あと2本くらい、カセットテープきいて、眠ります、ね。
| - | 04:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
西荻窪でバーレスク
すいません。
もう、めっちゃ忙しくって、と忙しいを理由にかかないならはじめからかくなとじぶんにいいきかせてるんだけれど、セールがばったばたで、毎日、家についたら数時間放心、ようやっときょうの選曲なにしようかとかんがえだした数分後には気絶という日々でした。
イヴェントも無事、終わったし、かくことたまる一方なんで、あしたからはちゃんとかきます、ね。

そう、きょうは西荻窪のZen Pussyさんにて、バーレスクのイヴェント、そのBGM係でした。
もう、3回目。
もう、ひとたくさんで、DJブースのなかまでひとが。ごめんなさい、ちょっとレコードかえさしてください、とあやまりながらっていう。しかも、 ターンテーブルの調子が悪いよ、とはきかされてたけれど、とちゅう、左側のん、音が一切でなくなり、そちら側はCDとiPodからっていう、応急処置かげ んな、はちゃめちゃなかんじでした。
でも、休憩はさんだあとは、ひさびさ、うまくできたとおもいます。
Mocky、Femminielli、Macintosh Plus、inc.、そしてBig Bang、Hauschka、Cankunとか。
Future Shuttleもおっきな音できけてうれしかったり、もちろんMSOTTにGrimesちゃん、DIANAにYou'll Never Get to Heaven、Altar Eagleなどdigitalisなのやら、わたしの持ち時間の2時間ちょっと。
バーレスクとはまったく関係のない音だけれど、それにあわせたのんではなくかっこうよい曲を、というおはなしなので、好きな曲、ドローンすぎたりノイズだったりではないのを。

で、きょうは、はじめてみさせていただいたRita Goldiさん、すごく好きでした。ラバーな衣装で銃を乱射する振りからはじまって、札束をふわふわとまとう姿がうつくしくって。

そう、今回で卒業です、わたし。イヴェントはあと1回あるけれど、休むのんがたいへんなのとか、カセットテープにシンセドローン中心になってきてかける曲があまりないし、だからといってまえな曲は申し訳ないしで。
若干のマチュー・アマルリック気分を味あわせてくれて、ありがとね。
地味なわたしが華やかなお姉さんたちに囲まれて、なんか不釣り合い。お姉さん、とかかいたものの、この写真のなかではいっとうかなり年長っていう。

最後に記念写真、なんだけれど、撮り直してくれても、とおもいながら。



ヒコたち、たくさんきてくれて、ありがとうね。
そして、主催なノムラさん、Zen Pussyの方々、ありがとうございます。


きょうは。
朝、Tranquility Tapesからカセットテープ4本、そしていまおもわぬ方向から話題なBig LoveさんでWhite Poppyとかカセットテープ2本とMaria Minervaとかヴァイナル4枚買ったけれど、あした以降にかきます、ききます。
そう、合言葉はBIGLOVEなおかげで、BGM係用のヴァイナルたちをいれるためのBigLoveとおっきくかかれた布袋を持ち歩くんが、若干気恥ずかしかったです、よ。

| - | 03:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Jefre Cantu-Ledesma “Devotion”、そしてSXSWにf(x)
きのう。
あしたからがんばります、とかいておきながら、がんばれてません。
Julie Doironのライブの事、松本のことを、もうすこしだけくわしくとかいていたなら、居眠ってました。写真のアップロードがたいへんな時間で。
しかも、とちゅうからJefre Cantu-Ledesmaのあたらしいのん、きいていたのに、居眠り。


Jefre Cantu-Ledesma “Devotion”
すこしまえ、ようやっと手にいれられたConstellation TatsuからなEnとのsplitもステキだった。今回は、デジタルのみ、なんで買っちゃいました。

1曲目、はじめっから、ほとばしってて、びびります。でも、うしろからその狂気なんて関係ないようにあたたかい光が包み込んできて。でも、こんどはその光がまぶしさ過多に。ノイズとドローンがちょうど調和して、ゆっくりと終わってゆきます。
2曲目は、こまやかなノイズのうしろで、あたたかいギター、そしてかわいらしいピアノが。どうしたいん? 曲名が “Difficult Love” なところから想像して、めっちゃ好きなかわゆい子がいるけれど、どうしようもできなくって、ガラス越しからながめながら、きぃいいいいいいい! となってる感。
3曲目、あたたかくふりそそいでくる光のむこうにからきこえる声にみちびかれたい、けれど、なんどたちあがっても、すこしの歩みで壁と地面にこすれるせつなさ、それもやさしくつつみこんでくれるかんじ。
4曲目、やっぱりおだやかさとノイズ。これだけげしゃげしゃなかんじがほとばしってるのに、うつくしいです。あたたかな光のなかで、のたうちまわるノイズまでをもいとおしくかんじます。やっぱり、すごいな。

Peter Broderickがピアノを。
イスタンブールなEkin Filちゃんが1曲うたってます。





そうそう、Ekin Filちゃんのあたらしいのんも、Students of Decayからことしのうちなはず。
Root Strataからのカセットテープが好きで、当時、自身のサイトがあって、ほかの音源もいただけたんだけれど、それが消滅。
でも、いま調べたなら、Bandcampがありました。




ライブな様子。

'ekin fil' live performance in valletta, malta from YILDIRIM ARICI / scaramouch on Vimeo.




こちらはあたらしいアルバムのから。



そして。
きのうにひきつづき、miyukiさんからお知らせが。
Shelter Pressのレヴュウのところに、こちらがかいたJe Suis Le Petit Chevalier “Dark Morse” を、miyukiさんのといっしょに載っけていただいてるとのことで、みてみたなら、あらら。

http://shelter-press.com/main/press-review-je-suis-le-petit-chevalier-dark-morse/

リンクを、とかではなく、ちゃんとレヴュウなところを抜粋して文章をそのまま載っけてくれてました。うえのほう、Fluid RadioにAd Hocなど、こちらが読む側であるところのんと並べていただけて、おそれおおくって、でもすごくうれしい。
みなさんも、きいてみてください。かいたとおり、こわくってステキだから。



そして、miyukiさんのanchor songも、ぜひ。
いつも、音への愛が満ちていて、そういうのん、読んでる側もうきうきします。Dark Morseみたいにこわい音のでも。

http://map-anchorsong.blogspot.jp/


そして、もうひとつ。
いま、音楽好き、というひとは、どこかしらで気になってるSXSW。いつかゆけたらなというSXSW。
そこに、まさかのf(x) が。
うまい具合に、わたしの好きなセカイが、交差してきました、よ。
エムボがめっちゃしゃべってて、それだけで、もう。






セール3日目。
おかげさまで、大盛況なんだけれど、終了な31日までもつのかしら。
セール初日からきてくださってる、あきらかな背取りな方から、お茶とコーヒーの差し入れいただきました。なんか魂売った気分がすこし、でも、背取りも歓迎。なので、きてね。
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