2013.03.31 Sunday
Shelter PressからEnsemble Economique “The Vastness Is Bearable Only Through Love” など
きょう。
さぶいし、ちょこっと雨だし、おおよそひとがとおもったら、やっぱりおおかった。セールもあしたまで、なんで、ばったばた。
帰宅して、また放心。それもあしたまで。
届きものについてのこと、順を追って。
水曜日に、Shelter Pressから。
Je Suis Le Petit Chevalierのカセットテープが、ニッポンのお店にはとっくにはいってるのに、まったく届く気配がなくって、ひさびさに迷子か、とあきらめたとき、 ちょうどヴァイナル2枚とカセットテープがセットで売りにだされていて、たまらず注文したなら、送るための箱がないから、発送まで2週間待って、とメイル が。
で、その注文直後にカセットテープが届いて。
レヴュウを読んでくれてるくらいだから、届いたのを察知、気をきかせてくれたのか、カセットテープのかわりに、本をいれてくれてました。うれしい。
きょうは、ヴァイナルのうち1枚、あたらしいほうについて。
Ensemble Economique “The Vastness Is Bearable Only Through Love”
Lee Nobleとのsplitからききはじめて、なんで、いまいちどういうひとかつかめていないんだけれど、そのときのドローンのなかに静かに流れるポップさんなんて皆無で、さらにつかめなくなってな。
A面は長尺1曲。
隙間たっぷりミニマルなピアノの反復と、シンセのドローン、ちりばめられた機械な音と、噴出するガスのような音が、ゆったり15分ほどな。
月明かりだけが差し込む工場。
空気が知らず知らずのうちに薄くなってゆくような緊張感たっぷりなドローンの重なりと、明らかに有害だろうガスが、噴出口がとても視覚的なかんじで、しゅわわわと吹き出して。
そしてむこうからは丸く小さいけれども周囲には刃をめぐらせている、あきらかに人を殺傷しますよ、というかんじの機械が飛び回っていて、壁を削り ながら、こちらのまわりをゆっくりと旋回。そして、遠くのほうからは大勢の追手の足音が時折とずだだだだだと、もう逃げ場がないかんじな恐怖が、ときおり あらわれては消える優雅なピアノにのせて、15分くらい続きます。
ものすごくこわいし、くるしいけれど、どこかその逃避が優雅なものになっていて。
B面、もこわい。
1曲目。
むーんと変化し重ねられるドローンのなか、ばしばしばしばしという機械のような音が連続で響き渡ります。
幽霊を相手に、通り抜けてしまうのんわかりながらも、機関銃を連射してるかのような。
2曲目。
風の音のフィールドレコーディングに、光が強いシンセのドローンがかなり高圧的にふりそそいできます。
ようやっと工場の外へ逃れられたとおもったら、かなり強い風が吹き荒れていて、上空には、かなり巨大な浮かぶ機械が、こちらの目の前に迫ってきて いて、ゆっくりと距離を縮めてきているはずなのに、風を切る音がすさまじく、こちらの聴覚を麻痺させながら、じりじりと近づいて。。
と、こわさなんて想像できないうつくしい青ヴァイナル。
JSLPCもそうだけれど、こわいんだけれども、冷たい優雅さもあって、ステキ。
http://shelter-press.com/main/category/014/
もう1枚は。
Vallens (DVVLLXNS) “Lxtvny”
Barn Owlの片割れ、Jon Porrasさんソロな。
こちらの方のソロははじめてです。
きょねんでたのんだし、また。もう、眠いです。
http://shelter-press.com/main/category/lxtvny/
そして、本は、Estelle Hanania “DONDORO” です。
人形師の岡本芳一さんの人形や仮面を撮った写真集です。
さびしく、妖艶な人形に仮面たちに、きゅんと苦しくなります。
で、みたいな、動いてるところ、とおもったら、亡くなってはりました。
映画があるのね。文字の入りかたが、ちょっとみる気をなくすんだけれど、みたいな。
http://shelter-press.com/main/category/dondoro/
布袋もひとつ持ってるし、本もこれでふたつめ。ゆっくりそろえて、Shelter Pressのんを並べて祭壇化したい。
あしたは。セールの最終日だし、片付けとか、ばったばただけれど、それが終わったら月曜休みで新大久保ゆける、と1日唱えながら、働いてきます、ね。
さぶいし、ちょこっと雨だし、おおよそひとがとおもったら、やっぱりおおかった。セールもあしたまで、なんで、ばったばた。
帰宅して、また放心。それもあしたまで。
届きものについてのこと、順を追って。
水曜日に、Shelter Pressから。
Je Suis Le Petit Chevalierのカセットテープが、ニッポンのお店にはとっくにはいってるのに、まったく届く気配がなくって、ひさびさに迷子か、とあきらめたとき、 ちょうどヴァイナル2枚とカセットテープがセットで売りにだされていて、たまらず注文したなら、送るための箱がないから、発送まで2週間待って、とメイル が。
で、その注文直後にカセットテープが届いて。
レヴュウを読んでくれてるくらいだから、届いたのを察知、気をきかせてくれたのか、カセットテープのかわりに、本をいれてくれてました。うれしい。
きょうは、ヴァイナルのうち1枚、あたらしいほうについて。
Ensemble Economique “The Vastness Is Bearable Only Through Love”
Lee Nobleとのsplitからききはじめて、なんで、いまいちどういうひとかつかめていないんだけれど、そのときのドローンのなかに静かに流れるポップさんなんて皆無で、さらにつかめなくなってな。
A面は長尺1曲。
隙間たっぷりミニマルなピアノの反復と、シンセのドローン、ちりばめられた機械な音と、噴出するガスのような音が、ゆったり15分ほどな。
月明かりだけが差し込む工場。
空気が知らず知らずのうちに薄くなってゆくような緊張感たっぷりなドローンの重なりと、明らかに有害だろうガスが、噴出口がとても視覚的なかんじで、しゅわわわと吹き出して。
そしてむこうからは丸く小さいけれども周囲には刃をめぐらせている、あきらかに人を殺傷しますよ、というかんじの機械が飛び回っていて、壁を削り ながら、こちらのまわりをゆっくりと旋回。そして、遠くのほうからは大勢の追手の足音が時折とずだだだだだと、もう逃げ場がないかんじな恐怖が、ときおり あらわれては消える優雅なピアノにのせて、15分くらい続きます。
ものすごくこわいし、くるしいけれど、どこかその逃避が優雅なものになっていて。
B面、もこわい。
1曲目。
むーんと変化し重ねられるドローンのなか、ばしばしばしばしという機械のような音が連続で響き渡ります。
幽霊を相手に、通り抜けてしまうのんわかりながらも、機関銃を連射してるかのような。
2曲目。
風の音のフィールドレコーディングに、光が強いシンセのドローンがかなり高圧的にふりそそいできます。
ようやっと工場の外へ逃れられたとおもったら、かなり強い風が吹き荒れていて、上空には、かなり巨大な浮かぶ機械が、こちらの目の前に迫ってきて いて、ゆっくりと距離を縮めてきているはずなのに、風を切る音がすさまじく、こちらの聴覚を麻痺させながら、じりじりと近づいて。。
と、こわさなんて想像できないうつくしい青ヴァイナル。
JSLPCもそうだけれど、こわいんだけれども、冷たい優雅さもあって、ステキ。
http://
もう1枚は。
Vallens (DVVLLXNS) “Lxtvny”
Barn Owlの片割れ、Jon Porrasさんソロな。
こちらの方のソロははじめてです。
きょねんでたのんだし、また。もう、眠いです。
http://
そして、本は、Estelle Hanania “DONDORO” です。
人形師の岡本芳一さんの人形や仮面を撮った写真集です。
さびしく、妖艶な人形に仮面たちに、きゅんと苦しくなります。
で、みたいな、動いてるところ、とおもったら、亡くなってはりました。
映画があるのね。文字の入りかたが、ちょっとみる気をなくすんだけれど、みたいな。
http://
布袋もひとつ持ってるし、本もこれでふたつめ。ゆっくりそろえて、Shelter Pressのんを並べて祭壇化したい。
あしたは。セールの最終日だし、片付けとか、ばったばただけれど、それが終わったら月曜休みで新大久保ゆける、と1日唱えながら、働いてきます、ね。