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Dirty Dirt

セヘポンマーニパドゥセヨ
きのう、というかもはや、けさ。
7時まえにようやっとことしの33枚を選び、更新して、3時間眠って、しごと納め。ぼんやりと、処理しきれていない本たちを品出しして終わろうかとおもったら、買い取りにまみれました、最後まで。
へろへろだし、テレヴィジョンなくって大晦日感いっさいないし、もうちょっとで眠ります、ね。あしたから、宝塚の実家なので、それもあって早起きせねば。

きのう、更新しただけで、まとめのようなことがかけていなくって、それだけをざざんと。

33枚、ながめてみたなら、とてもポップだとおもってるんです。
ドローンななかでポップな、モダンクラシカルななかでポップな、シンセななかでポップな、K-POPななかでポップな、と。
で、やっぱり好きとキライのみ。これ好きならもちろんこれも、というセカイの流れについてゆけず、けっきょくひとつの線の上では、うまくはなしができないのです。

シンセなもの、たくさんききました。カセットにヴァイナルに。カセットは若干つかれました。

追ってきた地下にもぐりがちな女の子たち、U.S. Girls、Julia Holter、Ela Orleans、Circuit Des Yeuxなどなどが、いままででいっとうポップなものをつくって、それでちゃんと地下からでてきた感。でてきても、地下な空気をまとったまま、表層、録音 がききやすくなってというだけで、やっぱりそのまま好きなかんじで、うれしく。

3月までが、前半で、それ以降が後半というかんじの年。
ライブへゆく回数がとてもすくなかったけれど、これはゆきたい、っていうのんはちゃんとゆけたとおもうので、よかった。
CocoRosieからはじまって夏にはDevendra Banhartとずっとずっとみたかったこの2組がみられたのは、とてもうれしかった。
後半はJean-Philippe Collard-Neven、Peter & Nils、Greg Haines、Hauschkaとピアノ率が高く、ミーハーなわたしはあつかましくもそれぞれおはなしできて、よかった。

あとは代々木体育館と東京ドームっていう、きょねんまでのわたしならいくことなんてなかった場所で、ソシに、f(x)に。
そう、きょねんのGrouperな夜からはじまったK。ことしは本格的に。
わたし、集中力ってあるほうだとおもいます、気に入ったら、そればかり追うっていう。
新大久保には毎休みだし、CDはたくさん買ったし。
なかでもf(x)がとても好きです。エムボ寄りなオールペン。
おかげで失ったものもいろいろあるんだけれど、なによりもたのしくって。
来年はことばのほうも、なんとか。


映画は。
もう、わたしは映画について語ってはいけない気がします。
DVDは映画ではない、とおもっているため、レンタルなんてしないから、ヘルツォーク祭、そしてマチュー監督なのくらいしか追えてませんでした。
音もそうだけれど、ここまでとぎれて、あたらしいひとのをみていないと、もう、おっさんの目でしかなくなって、いままで追ってたひとのんしかちゃんとみられなくなります。
でも最後に信じてほしい、『悲しみのミルク』はすごくよかった。


マンガは。こちらもあたらしいひとをっていうかんじはなく、きょねんから引き続きなひとを追っていて、でも、けっこうな数になってるので。
勝田文がやっぱりいっとう好きだと、ことし確信。

ことしのMVベスト3、じぶんで撮った好きな写真、それと2011年のわたしたちをはっつけて、終わりにします、ね。
ことし1年、更新ぐだぐだになってしまいましたが、読んでくださって、ありがとうございます。そして、お会いできたかたもいて、来年も、どこかしら、ライブでおあいできるとうれしいです。
来年は、ちゃんと毎日更新めざして、なんとか、とかきながら、あしたから実家なので、滞ります。
そう、ちょこっといないので、来年はじめなことも告知しておきます。
1月6日金曜日21時から、下北沢のWarszawaさんでこりずにBGM係な予定です、お時間ありましたら。

それでは、みなさん、セヘポンマーニパドゥセヨ






































| - | 23:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
わたしはことし33歳だから、ことしの33枚(22〜33)
わたしはことし33歳だから、ことしの33枚(22〜33)


23. Pigeons “They Sweetheartstammers”
Soft Abuseから。
きょねんはじめてきいたときは、まったく別のセカイに存在するはずのかわゆい声と渋いギターがいっしょにで、驚き、きょねんのんをことしのあいだもとおしてたくさんききました。
ことしはカセットテープにLP。
カセットなほうが自由度が高かったけれど、LPのほうが別のセカイのものが無理からにまじりあって生じる渦がすさまじくって。
http://www.softabuse.com/catalog.php?catno=SAB053









24. Oliveray “wonders”
cote laboから。
Peter Broderick & Nils Frahmです。Peterはそれぞれよくって、恋人らしいLaura Arkanaとのもすばらしく、ついでに父親までもステキで、NilsのほうはFeltがヴァイナル注文したままいまだなため、ちょうどふたりのん、い や、むしろことし、ふたりはセットです。
なにより、ライブがステキすぎ、運良くいっしょにキュウリとポテトサラダをつまみにお酒を飲む会に参加できたりと。
http://ototoy.jp/feature/index.php/2011112000






25. Sanso-Xtro “Fountain Fountain Joyous Mountain”
digitalisから。
愉快であるのか奇怪であるのか、ぐにゃぐにゃな足場のうえでカラフルにはねまわる音たち、でもそのはね方はどこかちからなく、へろへろで、はねて る本人もつぎにどこへ着地するのかわからないのではないかとおもうけれど、そんなこと気にもせずに、いろいろな色をからだにまとわりつかせて穏やかに笑っ てるすがたが、ステキよ、とすべてイメイジ。
不可解なシンセと自然な音のあわさり方が、よい。
これをライブでひとり再現してるんだから、すごいわ。
http://digitalisrecordings.bandcamp.com/album/fountain-fountain-joyous-mountain





26. Sapphire Slows “True Breath”
Not Not Funから。
ニッポンの、トウキョウの、というところから、こういう音がでてくることはうれしく、でも、わたしが好きになるニッポンの方はライブをやらない、のか、おこなわれてるけれどわたしが知らないだけなのか。
初LPで、一気にセカイのはしっこのさきのほうで、Maria Minervaと並んでしまうくらいな奇跡を体現してるのは、きっとこの子のまっすぐこのあたりな音に通じてるから。もっとこういう子ぉがでてきて、ライブをみられたら、しあわせである。
http://sapphireslows.bandcamp.com/






27. Sea Oleena “Sleeplessness”
Bandcampでダウンロードのみな音源もひとつ、セカイの流れを反映させてみました、というのはこじつけで、いや、セカイの流れっていうのもあとからこじつけみたいなものだとおもうので。
モントリオールの良心、兄とのHolobodyもステキ、って雑になってきたのは肩がこってきたから。
http://seaoleena.bandcamp.com/






28. Sean Maccan “Open Resolve”
Orange Milk Recordから。
このひと、知らなかったんだけれど、Warszawaさんでおすすめされて、両替いってくるわと店番してるあいだにきかせていただいたなら、すご かった。いまのところ、ことしでたAguirreのんと、Amethyst Sunsetのんもきけたけれど、それらもよかったけれど、やっぱりはじめなこれが。
これだけ、ドローンだけでなく、ピアノにストリングスにと即興な楽器の音がからんできて、そのあいまに、電子音の波っていう。
http://www.orangemilkrecords.com/post/9463974686/out-now-sean-mccann-open-resolve-lp






29. Shaula “Yona”
Somehowから。
ニッポンではいっとう好きっていってしまいます。でも、最後のコンピレーションのほかはすべて海外。
ことし買ったものでいっとう高価だったのはShaulaのTime Releasedからのと、一等賞つづき。
ニッポンの、というほかはほぼ情報が皆無で、そこもよかったり。
ライブがみたいわ。わたしが知らないだけでやってたりするのかしら、誰か教えてくださいな。
Yonaというタイトルをユナと読んでしまうくらいにソシのユナが好き、というのは関係のないはなし。
http://aroyaldeathtool.blog.shinobi.jp/#/Entry/75






30.Sun Araw “Ancient Romans”
Sun Ark Recordsから。
真横にいてからんできたりしたならとてもうっとおしいけれど、画面越しにみたり、じぶんとは関係ない集まりにいる酔っぱらったおっさんって、めちゃくちゃおもしろいじゃあない?
またあのおっさんいないかなとお酒よりもそのことがたのしみになって酒場に通うんだけれど、今回は、古代ローマについて語りだして、やたら壮大 で、うわっ、嘘くさっておもいながらも、はなしがおもしろくって、どんどんひきこまれ、こちらも気づけばべろんべろんになるまで酔っていて、朝起きたら ベッドのよこにおっさん、っていうかんじ。
http://www.sunaraw.com/main.html

IMPLUVIUM (Official Video) - SUN ARAW from Daniel Brantley on Vimeo.






31. Sleep ∞ Over “Forever”
Hippos In Tanksから。
メンバー3人のうちふたりがBoyfriendのもとへ去ったところで、どの子がどういう音を出していたのか、知らなかったし、ドローンなカセッ トの子が残ったほうか去ったほうかもいまいち知らないままきいていたんだけれど、ひとりになってからでたアルバムもよかったし、去った先の Boyfriendも7インチだけだったけれどもそっちはそっちでよかった。
きゅんきゅんなわりにはくぐもった声、そしてその去ってひとりぎりというはなしまでもがなんか暗くって、でも、ちょうど暗闇のなかで輝ける音。
タイトルにジャケットにと、なんかこれでおわりそうな雰囲気だけれど、ひとりでも、続けてほしい。なんなら、わたしがひとり残った子のBoyFriendになりたい。
http://www.sleepoverforever.com/index.html





32. Weyes Blood and The Dirk Juices “The Outside Room”
Not Not Funから。
兄が軽くへらへらした音を出してるのに、この子は呪術でしかなく、どんな家庭なんだろう、とおもうも、わたしとわたしの妹を比較してみたなら、わ たしはいつまでたってもふらふらじぶんのことばかり、妹は一流な企業に勤めて別れたけれど結婚もして子どもいてと、どこでも兄がへろへろだったら妹がしっ かりするんだなっておもいました、よ。
http://www.myspace.com/nataliewiseblood






33. Widowspeak “s/t”
Captured Tracksから。
バンドなものではいっとう、というかわたし、バンドなものをほとんどきかなくなっていて、それはきっとわたしのひとりもの加減が増してるからで、 恋人がいないということだけでなく、しごとのほかでひととあうことが、お店のひとをのぞいたならほとんどなく、そんなだからかひとりでいろいろなことを、 という音がより好きなんだとおもう。
そう、ひとりものから脱却と年がはじまったころにはおもってました。ことし恋愛運が人生最大だったはずが、冬のあいだは会うたびにフラれ、その子 にあわなくなってからは、浮いたはなしなんて一切なかったんだけれど、これが最高ということは来年からはことしよりよい年はないということで、わたしの結 婚はおおよそ絶望的。
ゆるゆると、でも妖艶な声、演奏がどうとかよりも雰囲気がつくれるのは才能。
http://widowspeak.bandcamp.com/





最後まで、迷ったすえに削ったのは、これら9枚。
myrmyr “Fire Star”
Ekin Fil “Language”
Zola Jesus “Conatus”
Angel Olsen “Strange Cacti”
Peaking Lights “936”
Mind Over Mirrors “The Voice Rolling”
Higuma “Pacific Fog Dreams”
Caethua “The Summer Is Over Before It's Begun”
Simon Scott “Bunny”

Ous Malは再発だし、Big Gold BeltとBlue Hawaiiはきょねんでたものことし買った、だし。
あと、コンピレーションだと “SMM: Context” が。コンピレーションをいれるのんは、卑怯、だとおもうけれども、これは寄せ集めとかではなく、ちゃんとスジが通っていて、ひとつの作品だととらえ、いれ ようかとおもいながら、やっぱり。Goldmundの “Motion” だけでも、あとにでたアルバムのどの曲よりも好きである。

もう、更新するだけで、いっぱいいっぱい。
 あした、しごとから帰ったら、まとめ的なことをかきますね。
やっと新大久保産なDVDがみられる、とおもいきや、もう7時前。ぎゃん。
| まとめ | 06:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
わたしはことし33歳だから、ことしの33枚(12〜22)
わたしはことし33歳だから、ことしの33枚(12〜22)


12. Je Suis Le Petit Chevalier “L'Enfant Sauvage”
Aguirreから。
かつて恋をし、その後何年もあっていなかった子にばったり、そしたら当時の面影を残しながらも、年月を経て若干変わった、わたしの好みなタイプちょうどになっていて、ふたたび恋におちた感。過去も現在も片思いだけれど。
Sylvain CauveauといっしょにアルバムをだしていたりしたFelicia Atkinson。あのあたりのあと、なにかだしてるのかしら、とおもったら、ことしにはいって別名儀であるこの、Je Suis Le Petit Chevalierでリリースラッシュ。
まえはローファイというかちからないフォークなかんじだったものが、それをノイズとドローンでおぎなってというかたち。きょねん、アメリカを旅行してその最中に録音したものたちみたいだけれど、アメリカ旅行でなにがあったの? という
カセットは手にいれられなかったけれど、digitalisからのんがよかった、けれど、ジャケットふくめ、もので手に入れられた、これを。
そういえば、けっこうまえに直接買いしたら本人からカニの画像が一面にはっつけられたメイルをおくってくれたんだけれど、そういう意味わかんないところまで、好き。
http://jesuislepetitchevalier.bandcamp.com/

NO TALISMAN /JE SUIS LE PETIT CHEVALIER/ SARAH MOSK from je suis le petit chevalier on Vimeo.






13. Julia Holter “Tragedy”
Leaving Recordsから。
Monikaからの4 Women No Cryで知り、あいだがあいたけれど、ことし、カセットテープ2本組みで、Monikaの曲もあったりライブのんもあったりと、かわいらしくききおぼえが あるようなひとなつこいメロディをへろへろきらきらと現出させるかんじがとてもよく、さらに見た目もかわゆく、やっぱりこの子はステキだなとおもったら、 演歌並みな7インチをはさんで、これが。
かなり大胆ぶった切りな音のコラージュにドローン、それらでやっぱりきらきらとしたかわいらしい音をゆったりとつつみこんで、新次元へと踏み込んでていて、これからよりたのしみな。
http://juliashammasholter.com/





14. Julianna Barwick “The Magic Place”
Asthmatic Kittyから。
ネコ賛美歌は進化。Julianna Barwickをかけたならたちまちからだが浮遊、浮力が強すぎ、天上をつきやぶって空へからだがなげだされてしまうんだけれど、ことし、天上は穴だら け。もちろん、これは誇張した表現です。穴なんてひとつもあいていません、いや、Kなポスターを貼っつける場所が壁にはもはやなく、天上にとこころみた虫 ピンの穴はあいていますけれど。
誇張もしたくなります。声、声、声なところに、いままでよりも楽器な音がよりとけ込んで、曲としての完成度が進化して。
Sharon Van Ettenの来年アルバムにも参加、Ikue Moriとの即興盤もだして、可能性をひろげて、来年はセカイのあらゆるところで天上をつきやぶって空へなげだされたひとを目撃することになるんだろう、な。
http://www.juliannabarwick.com/





15. Lia Ices “Grown Unknown”
Jagjaguwarから。
女性ヴォーカルなものでは、ことしいっとう。
すこしおっきなレーベルに移籍し、すこしおっきななまえなひとが参加して、もうわたしがなにかしらかかなくっても、そこいらでLia Icesが、Lia Icesがと話題になってしまうんではとおもっていたのはきっとわたしだけだったのやも。
録音はやっぱりRare Book Roomでなんだけれど、声だけでなく、それぞれ楽器の音の響きに配置がすばらしく、声だけでなく、顔面だけでなく、すべてにおいて、うつくしい。
残念ながら、恋人がいる宣言に落胆した夏。
http://www.liaices.com/








16. Maria Minerva “Cabaret Cixous”
Not Not Funから。
ライブな帰り、ブログを読んでくださってる方とすこしおはなししていたんだけれど、テレヴィジョンがないというはなしから、そしたらニュースはイ ンタネットで? という質問が。でも、それもみない。検索なところのトップにでるのでみるのって天気くらいっていうセカイへの興味のなさかげん。
だから、セカイのことがよくわからなくなっていて、Twitterのタイムラインや通っているところで話題になってることが、セカイのすべてだと錯覚しています。
なので、Maria Minervaはことしいっとう話題なひとのひとりでした。
ハウスの歴史を駆け足でたどってゆくような100% Silkにおいて、いっとう個性を放ってるし、より毒気にみちてふわふわしたNNFからのこちらも、文句のつけようなくステキで。
夏場、つねにわたしの上半身をかざったLA Vampires顔面ティー・シャツ、そのAmandaよりもレーベルな顔では。
http://www.facebook.com/mariaminervamusic





17. Mark McGuire “Get Lost”
Edition Megoから。
このあたりはわたしがなにもかかなくってもな傑作。
変化したギターの音がぶっぶぶぶっぶぶ積み上げられふくらんでゆく過程が、たまらない。それだけでなく、哀愁たっぷりな反復なのんもよかったり、さらにそれらをあわせたり。そう、まえにかいたところで、ギターはきれいなよりも、こういうかんじが好き。
Trouble Booksとの歌入りなものも、すばらしく。
ソロでも、Emeraldsでもよいから、ライブがみたい。
http://editionsmego.com/release/eMEGO+123
http://mcguiremusic.blogspot.com/





18. Mint julep “Adorn”
Unseenから。
バンドっぽくなったアルバムよりもEPが好きだった。
冬のあいだ、道路を歩くとき、凍えて足が動かなくなりそうなとき、この3曲がわたしの足を動かす原動力。
http://www.unseen.bigcartel.com/product/mint-julep-adorn-cd





19. Motion Sickness Of Time Travelの全部。
ことしのテーマなので、全部、にしてしまいました。わたしは卑怯だから。後半、一年のうちにどれだけだすねん、とちょっと息切れしたけれども、なんとか追い回し。
Rachel Evans関連、12インチ5枚、CD5枚、3インチCD4枚、カセット4本、そしてリミックス参加CD1枚、ダウンロードで買ったのはあと何枚? ってかぞえるのも、たいへん。
はじめは、boomkatでみた、Grouperのような、ということばからだったけれど、年末にはMotion Sickness Of Time Travelのような、ということばもちょこちょことではじめて、Grimes、Maria Minervaとならんで、ことしセカイで話題になった3大人物のひとり(わたしのセカイで)。
旦那とのQuiet Eveningsもステキであった。
http://motionsicknessoftimetravel.bandcamp.com/

Motion Sickness of Time Travel - Synastry from Motion Sickness of Time Travel on Vimeo.







20. Natural Snow Buildings “Waves Of The Random Sea”
Blackest Rainbowから。
わたしのブログへたどりついてくれることばのうち、“Natural Snow Buildings” という固有名詞が、ブログ名のつぎにおおかった、ことし。ちなみに3等は『miss a スジ 前髪』って、なにこれ?
ことしも、アルバム2枚、Twinsistermoonでは再発2枚とリリースは多いけれど、ライブはやってるのかどうか。
セカイでもっとも透明な声してるMehdiくんへ。ことしもわたしの孤独に寄り添って、その孤独感をよりいっそう強いものにしてくれて、ありがとう、っていいたい、けれど知り合いではないため、いえないため、ここで表明します、ありがとう。






21. Noveller “Glacial Glow”
Saffron Recordings/Weird Forestから。
きょねんにつづきことしも、ギターをもつ姿がいっとううつくしいひと部門で一位です、わたしのなか。
ペダルのかわりにふまれたいわ、などとかいたならたくさんのひとに気色悪がられるんだろうな。気色悪い、って褒め言葉です、よね?
きょねんのよりもノイズがおさえめ、ミニマルなつくりになっても、はじまりの音をきいたら、あっ、Novellerだ、と気づけるくらいに実はメロディ自体もよいんですよ。
http://noveller.bandcamp.com/album/glacial-glow





22. Oneohtrix Point Never “Replica”
Softwareから。
読み方がわかんないまま、あれよいよね、とあやふやにしながら誰かにはなすけれど、あれってなに? とツッコミいれられ、おぬぉとぅりっくぽわんねゔぇえ、いや、知らなくってながいことばを読むときってフランス読みしてしまうんよね、とごまかしながら、 いまだちゃんとわかんない正しい読み。誰か教えてください。
わたしのなか若干飽和なポストクラシカル方面なひとたちよりも、よっぽどうつくしいピアノと電子音の組み合わせがあったり、それはメロディではなく、配置によってっていう。
たくさんなひとがききたがってたけれどなんかまっすぐすぎて気恥ずかしさがあってでもたくさんなひとが陰でステキやんとほくそえんでいたFord & Lopatinのほうもよかった。
http://www.softwarelabel.net/

| まとめ | 06:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
わたしはことし33歳だから、ことしの33枚(1〜11)
わたしはことし33歳だから、ことしの33枚。
唐突にはじめてしまいます。
きょう、新大久保納めにゆき、DVDを5枚買ったんだけれど、これ、かきあげるまではみてはいけないという約束をじぶんとかわして、ようやっと、かきあげました。
ひとことふたこと、いや、勢い余ってけっこうたくさんかいてしまってるものもあります。
これら、ぜんぶきいたなら、スピーカーもしくはイヤーフォンのぶつぶつ穴から、2011年のわたしのからだがみゅるみゅるしぼりだされて、あなたのまえにあらわれ、そのまま居座り続けます、よ。

順位ではなく、アルファベ順。ここまでしぼるだけで、もう。
動画に画像にとたくさん、重いので3つにわけて。



1. Charlatan “Triangles”
Digitalisから。
Brad Roseソロ。 Digitalis総帥だけあって、すごかった。Digitalisすべてからよいとこどりのような。
すかすかなビート、ミニマルなシンセの組み合わせなんだけれど、厚くふくらんでゆく音、、機械な音だけれど渦巻いて地下へもぐってゆく感、宇宙感 と、たくさんな要素がそれぞれの曲ですこしずつの変化のなかで展開されてゆき、それでいてポップで。きょねんのArtar Eagleがステキに影響してるのか、ドリーミーシンセドローンで。Motion Sickness Of Time TravelのRachel Evansとのユニット、Aerial Jungleのほうも、もっとだしてほしい。
http://digitalisrecordings.bandcamp.com/album/triangles





2. Circuit Des Yeux “Portrait”
De Stijlから。
ことし、このあたり、ってわたしが勝手にこのあたり、っておもってるだけなんだけれど、U.S.Girls、Ela Orlean、Julia Holterなどなど、女の子ひとりもので、地下にもぐってるかんじだった子たちがそろって地上へでる比較的ポップな音をつくって、そしてそれぞれステキ であって、うれしい。Inca Oreあたりもだしてくれれば、もはや完璧だった。
これ、De Stijilが予告映像までつくってとかなりのちからのいれようだったんだけれど、いまいち話題にならなかった、というか誰も話題になんかしたくないくらいな暗黒加減。
黒のうえに黒を塗り重ねるような、音の重なりな曲はそのままあるんだけれど、シンプルに歌ってる曲が増えてました。
湯船にたまった水が汚いことがわたしの気をめいらせます。ひどいことをされバスタブにうちすてられた女の子の呪詛のことばがつむがれたような救いのなさで、その救いのなさが、いままでのよりも声がはっきりになった音のつくりで、まっすぐ救いなくって、いさぎよし。ステキ。
http://circuitdesyeux.bandcamp.com/





3. Clem Leek “Snow Tales / Home Again”
Gizehから。
あとででたアルバム “Lifenotes” もよいけれど、こちらのカセットテープのほうが好き。ミニマルなピアノとさぶさぶしいなか輝く音たちとふたつの特徴がA面B面にわかれていて。
アルバムのほう、Goldmundもそうだったけれど、きれいなギターがそこまで好みではないのやも。きれいねぇ、で終わってしまう、わたし。ギターなひとはギターで。やっぱりピアノなひと、Clem Leekは。
盟友Anna Rose Carterのpleqとのもよかったけれども、まったくの新作ではないため。
来年あたり、いっしょにきてくれないかしら。
http://clemleek.bandcamp.com/





4. Dirty Beaches “Badlands”
Zoo Musicから。
Ela Orleansも入れたいからSplitのほうをいれてしまおうかしらとおもったけれど、やっぱりこちらを。
とがった格好してるのに、ときにはほぼカラオケ状でうたったりで、でも自己陶酔もとことん貫けば、ステキなのである、見本。
ライブをみたら男前すぎて笑ってしまい、殴られそうだけれど、真ん前でみてみたいわ。
http://www.killzoomusic.com/p/listen.html








5. Dustin O'Halloran “Lumiere”
Fatcatから。
きょねんに引き続き、このひとのピアノのピアノをきいたならわたしの目から液体噴出。ストリングスなども加わって、というリリースまえな情報から、若干不安はあったけれども、ちゃんとピアノが。そしてストリングスのメロディも、わたしの涙腺直撃。
4月の来日がかなっていたならなとおもうけれど、こればかりは、せんかたないので、来年にきたいです。
http://www.dustinohalloran.com/





6. f(x) “피노키오”
SM Entertainmentから。
エムボよりなオールペンです。
これがリリース決まったあたりから、Kもきくひと、ではなく、K中心にモダンクラシカルやドローンもきくひと、っていうイメイジになってしまった、とどめ盤。
ジャケットからして、Kではいっとうステキであったし、メンバーそれぞれ1枚ずつなポスター5枚、それを壁にはっつけた瞬間から、わたしはひとを部屋に呼べなくなりました。
東京ドームへもゆきました。この子たちのものをもとめて新大久保にも毎休み通うようになりました。夏すぎあたりから、新大久保産ではあるけれどものがふえてきて、うれしいかぎり。
来年ニッポンデビューが不安とうれしさいりまじりで、なんとか、しごと休んででも、イヴェントへゆけたらな。








7. Future Shuttle “Water’s Edge”
Holy Mountainsから。
シンセ、フルート、ドラムに声な女の子たちがあつまって、という構成からして、ステキである。
Midaircondoとおなじかんじなメンバー構成だけれど、かなり荒削りで、でもそこがよかったり。
今後、もっとおもしろいことしてくれそうなため、期待も含めて。
http://www.myspace.com/futureshuttle





8. Grimes/d'Eon “Darkbloom”
Hippos In Tanksから。
モントリオールの。わたしのなかアイドル枠です。
でも、かわゆいだけじゃあなく、d'Enonのほうをきくのんしばらく忘れていたくらいに、ステキな音。しばらくあとにきいたらそちらもよかったけれど。
アイドルのような舌足らずな歌、その歌が地ではないことを証明する伸びやかな声の重なり、音割れ寸前シンセ、はねまわる音、極悪なアートワークと完璧です。
年の終わり、K-POP好きという情報もあって、おもいがけないつながりに、好きなのは運命的。
ことしのMV一等賞はvanessaです。
来年2月のアルバムがたのしみである。
http://www.arbutusrecords.com/grimes.html









9. Grouper “A I A : Alien Observer/ Dream Loss”
Yellowelectricから。
きょねんのベストライブであり運命的な夜から、わたしのなかでGrouperはよりとくべつな存在になりました。GrouperのおかげでK-POPとそれについて語るステキな方にであえました。
ことしのテーマであったMotion Sickness Of Time Travelも、Grouperのような、ということばを読んでききはじめました。
初回プレスを逃し、発売当時はboomkatで音源のみだったけれど、夏すぎになんとか、ものでも手に入れられて、届いた黒。
義援コンピレーションにも参加してくれていたり、ニッポンだけでなく、ニュージーランド向けなのにも参加してたりと、みたときは全身黒な姿で、クールなかんじだったけれど、内面が熱いというひとがらまでもステキである。
いま、年をまたいでしまってるけれど、Grouperなもの注文しています。年明け1枚目はおおそよGrouper。きょねんの大晦日はDVDとドローイング作品集が届いてと、節目節目にGrouper。
http://sites.google.com/site/yellowelectric/





10. Hauschka “Salon des Amateurs”
fatcatから。
11月末の来日を千葉から京都、渋谷へ追っかけてと、もうすっかりことしはHauschkaな年になってしまったんだけれども、おおよそ来日しなくっても、このアルバムは、もちろんいれてました。
リズミカルなプリペアードピアノに先導されて、繊細な音の集まりが、わたしのからだをきょうも自然とゆりうごかします。
そして、年末、いまだもののほうは届かないけれども、sereinからのYouyoumeは一転して淡い音だったし、Hirdurとの即興なんもあったしと、なにをやっても無条件にステキである。来年の夏またくるよ、っていうのんを信じて、待ちます。
http://fatcat.sandbaghq.com/hauschka-salon-des-amateurs.html





11. Hertta Lussu Ässä “s/t”
De Stijlから。
この名義での音源がでるってはなしになってから待つこと2年、fonalからな予定がDe Stijlにかわって、でてきたのはライブ盤っていう肩すかし感を考慮にいれても、わたしはこの3人が好きすぎるため、リストにあげてしまいます。
いままでコンピレーションなどにはいっていた、森の奥の妖精加減強めな曲に、それぞれのすすんだ加減が反映されていて、フィンランドの、っていうくくりはもはや必要ないのでは。
TomutonttuもDuctailsレーベルなどからだしていたりと、フィンランドの妖精たちはひっそりと森の奥から、街へ。
こんどはKuupuuもいれて3人できてくれればよい、もちろんAnttiさんもいっしょに、ついでにSamiさんもいっしょに。
http://www.facebook.com/pages/Hertta-Lussu-%C3%84ss%C3%A4/166309596737014

| まとめ | 05:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ぽち袋
年末なんで買い取りまみれ、こまかいものがたくさんでレジ内に本の塔が高く積み上がってゆき、もはや塔は壁になって、ひゃあひゃあいってるんだけれど、こ の時期にひゃあひゃあいえなくなったら、お店が終わりなことはわかってるんで、口にだして積極的にひゃあひゃあいってました、きょう。
例年よりも、ひどいものがすくなくって、よい。
切り取りまみれだとか、書き込み落書きだったりとか、水に濡れてページがはりついてるものだとか、平気でもってきはるひとがいて、驚愕するんだけれど、ことしはそんなんがなくって。

休憩時間。
読みたいものはコミックで買うため、雑誌を買う習慣はないんだけれど、ふろく目当てでココハナ買いました。

勝田文のポチ袋がかわゆくって。お正月、甥へのお年玉はこれにいれよう。右端の女の子のんは、じぶんの本棚に飾っておきます。
3歳児へのお年玉っていくらがよいんだろう。金銭よりも、なにかしらもののほうがよいのかしら。変なものあげたら、妹に怒られるんで、ちゃんとかんがえねば。

おおよそ、ことし最後の注文を、海の向こうへ。
Blackest Rainbowからのもの、2枚。
Natural Snow Buildingsの女の子、Solange Gularteによるソロ、IsengrindのLP。
それとMehdiくんのTwinsistermoonも参加なコンピレーション、ジン付き。
Norman注文、だけれど、Paypalで支払い選んでしまって、支払いまですきまがあって、なんかめんどうで、カードでそのままにすればよかった。
Isengrind、1stは買い逃し、でも、NSBとTSM、そしてIsengrindと3組いっしょなアルバム “The Snowbringer Cult” は買えていて、Twinsistermoonのほうは、Natural Snow Buildingsとそうかわりないんだけれど、Isengrindのほうは、かなりドローン強めに、そしてMehdiくんの声がないぶん、はっきりとち がい。
http://www.blackest-rainbow.moonfruit.com/



あしたは。
新大久保納め、そして、買い物納めといろいろと納めねば。
そして、ぎりぎりまであたらしい音を追ってる場合ではなく、ことしの33枚をいいかげんしあげねば。あと9枚から、ほんとなかなかけずられない、わ。
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外国様からの荷物
しごとから帰って、郵便受けをみたなら、不在票が。
送り主のところの氏名が『外国』様、とかなりおおきく雑なくくりで、英国、ウェールズなど、いくつか注文してあるため、この外国がさす国はどこなんだろうと、すぐちかく、荻窪郵便局の24時間な窓口へ受け取りに。
『外国』様の正体は、韓国だった。
段ボールのまわり、これでもかと、Music Koreaとかかれたテープでとめられてあって。
なかみは。
IUとf(x) のカレンダーでした。

IUのほうは、カレンダーだけでなく、手帳にポストカードにポスターにとおまけたくさん。手帳をつかう習慣、そして勇気がないため、カレンダーだけつかいます。
f(x)のほう、ことしもSM公式なんつかってたんだけれど、ことしのんにはエムボがいなくてさびしかった。でも2012年のんには、ちゃんといます。うれしい。



ソルリが異常にかわゆい。
こちらも、つかいます。来年1年間、毎日これらをながめながらすごせるなんて、わたしはしあわせである。



Sashash Ulzが。
Sashash Ulzが、っていわれても、知るか、となるだろうけれど、Sweat Lodge Guruからのカセットテープがステキであったギターなひと。ギター中心でアンビエントな音づくりをしてるんだけれど、ロシアのカレリア、ロシアというか フィンランドのすぐとなりっていう土地柄なのか、そちらより、森の奥感があって、ステキであった。
Fourth DimentionからCDがでてると知り、注文したら、延期になってるみたいで、来年2月に。
ポストカードがついていたりと、つくりもよさげ。
延期になってるから、ちょっと待ってね、待ってるあいだ、なんかほかもよければ、とFourth Dimentionさんにある在庫のリストがどばんとおくられてきて、みるのんもたいへん、でもよいのんありそう。
http://www.fourth-dimension.net/catalogue/


Sashsh Ulzから。
Banana Pillというひとにつながって、あっ、これ、Ous Malとライブしてた子だとまたつながって。
シンセとギターなところに、この子もやっぱりフィンランド、なのかな? ちょこっとかわいらしい音たち。
http://bananapill.bandcamp.com/

http://eirdussia.blogspot.com/2010/10/banana-pill-ep-cd-r-sold-out.html



などと、この場におよんで、あたらしい音を探してる場合ではない、ことしはもはや3日しか残っていない。
ことしわたしは33歳だからことしの33枚をどうにかせねば。
33枚まで。
あと9枚削るということが、いまだできなくって、泣きそう。
いつまでたってもすすまなくって、このままでは年内間にあうのか微妙になってきたため、文章のほうをかきはじめて、あとで削るという方向で。

Peter Broderick & Nils Frahmライブでであったマンガ家さん、ことしのリストをあげてくれていて、モダンクラシカルのよいところがぎゅっとつまったリストで、ステキである。
http://usyuki.com/2011/1228/

年末なため、買い取りまみれ、もう眠くってせんかたないんだけれど、10枚ぶんくらいはしあげてから、眠ります、よ。
| - | 04:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
二回目にして、危機

きのうのわたしのDJ姿、ですけど、これをきいてるのはたったふたり。
WarszawaのYさんTさんのみ。
つまり、お客さんがひとりもいません。
前回も、友人頼み、さらにふらりとはいってきた団体さんのおかげでいっぱい、といっても8人でぎちぎちなんだけれど、今回はお誘いした方々すべておしごと。
年末だものね、いそがしいときにすいません。
看板にSHINeeポスター(私物)、そして窓にはf(x)ポスター(私物)をはっつけてアッピールしてみたものの、通りがかりのおばちゃん数名が立ち止まってうえをみあげて、通り過ぎるくらいでした。
こられたかたにはもれなくf(x)カード(新大久保産)プレゼント、とかやったほうがよいですかね、前回も密かに配ってましたけど。
いっとうすくないんで25枚限定だったりなMotion Sickness Of Time Travelとダウンロードをいれたなら何百万とかではすまなそうなソシをつなぎあわせたらどうなるかという実験をしてみたなら、瞬時に空間に裂け目が生 じてセカイにはわたしひとりぎりしかいなくなった、そんなかんじ。

YさんTさんとお酒のみながら、途中からはつなげるとか一切なくK垂れ流し、わたしのなかでのwarszawa忘年会みたいになってました。
そしてDJの機械のつかいかた、もうちょっと進んだところまで教えていただき、CharlatanのLPかけながら、そこに音変えてKなのを重ねるという方法をおしえていただき。
おもいいれとか抜きに、あの場で冷静にKなのきいてると、曲としてはHyunaソロが飛び抜けてよかったと気づいたり、Wonder Gilrsの割れ気味シンセが好きだったり、f(x)はアルバムな曲もかけたけれど、やっぱりいっとう好きだとおもったり、EEとNakionはK側では ないほうにいれようとおもったり。




『いっぱい』『誰も』と全二回の平均とったなら『ちゅうぐらい』ということ、と前向きにかんがえて、つぎ。
そう、つぎがあるのです。
しかも、明けて1週目、1月6日金曜日、つまり来週。
ひとり毎回3時間なことによってK方面のネタがつきるまで、もしくは、やっぱりもういいや、とYさんにいわれるまで、なんとか。
ブログのDirty Dirtを読んできたっていう方には、新大久保産ななにかしらをさしあげます、って誰もいらないことを知ってるんだけれど。


もうそろそろ、ことしわたしは33歳だからことしの33枚、仕上げねば。
あと9枚削るだけ、なのと試聴や動画のリンクを探しだしてくること、あとひとことふたこと説明やらおもいいれやら。
うわん、やることたくさんじゃないですか。なにより、ここまでくると削るのんが涙流しながら、悩んで胃を壊し血を吐きそうになりながら、削ってゆくのです。わたしが40歳だったらよかったのに。うそ。いつまでも31歳くらいでいたい。

ほぼ、いつものぞいてるところのベストはでそろったかんじ。
いまのところWarrszawaさんのところのんがいっとう。
いや、あれだけ通っていて、わたしが買ったもの半分もはいっていないんだけれど、文章が。後半、まったく内容にふれていないものもあったり、そんなだから、よけいに気になり、きくしかない、ってなる。
http://www.warszawa.jp/store/?p=18251

音楽全体のとか、社会情勢とか、もはや論文風なはじまりかたしながらも、肝心の音についてはまっすぐ触れられずに、なになにみたいな、とか、ジャ ンルのなかでかたられるのんって読むとげんなりなっちゃうんで、まっすぐ音か、もうそっから逸脱まみれなのが、好き。音はきけばよいんだから。
いままででいっとう好きなレヴュウってviceのなんです。なかにはまったく内容に触れずに勝手なことかいてるとかあって、好きだけでなくキライ なということもまっすぐかいていて、あれ、たのしみだったんだけれど、定期購読数ヶ月残ってるのにこなくなってからもはや数年。残念である。
などとかいてると、わたし自身へのハードルが高くなり、かくのしんどくなります。ただでさえ、更新がぐだぐだ。
動画でごまかしまやかしながら、ことしのうちに、なんとか。

ことしのわたしのテーマであるMotion Sickness Of Time TravelのRachel Evansもことしのベストをあげています。もう、きいてるものまで、好きである。
http://boomkat.com/collections/charts-2011-rachel-evans

旦那EvansにGrouperのLiz、SilkのAmandaもあげていたり、あとは、ってそれぞれ気になるひとをみてください、というかもうすでにみてるとおもいますけど。
そして、チャートのしたに、扱ってるものが買えるようになってるというしくみ。おそろしい。
http://boomkat.com/collections/boomkat-charts-2011

あと、結局のところことしもいっとうたくさん買ったレーベルDigitalis総帥Brad Roseも。このひとが選ぶあたりはちゃんとききたい、じぶんのために。
http://boomkat.com/collections/charts-2011-brad-rose


3枚ほど、あとカレンダー3つほど、海の向こうから届いてないのんあるんだけれど、ことしのうちに届くかしら。
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26日は第二回開催です
セカイは。
3連休でクリスマスで、な週末だったけれど、わたしはいつもどおりな金曜休みだけで、きのうきょうはいつもどおりに働いてました。
クリスマスだからってひとりものだし、とくべつすることないから、よいんだけれど、さぶいうえに、クリスマスに古本屋なんかにひとこないから、ひどいありさま。
ぎゃん、クリスマスなんてキライである、と反発するということは、クリスマスに負けてしまってるということであって、それは悔しいため、金曜はイ スラム教徒な方々とすごしたりと、積極的に無視をきめこもうとするも、やっぱり鶏肉にケーキがそこいらで売られていて、負けをみとめます。二日連続でにぎ りこぶしふたつ分くらいな大きさのブッシュ・ド・ノエルを食べ、フライドではなくちゃんとローストな鶏肉を買い、買っただけでなく食べました。

しかも。
きのう、しごとから帰ってきたなら、郵便受けのなかに、海の向こうからクリスマスプレゼント。
注文して贈ってくれたのは、2週間ほどまえのわたし。わたしよ、ありがとう。わたしはわたしのこと、大好きですよ。

届いたものは。

The Boats “Do The Boats Dream Of Electric Fritz Pfleumer?”
Slaapwelから。
このシリーズ、いままでGreg HainesにSimon Scott、そしてPeter Broderickもだしていて。
ボール紙に糸で縫い付けジャケット。
注文した時点でデータはもらえるし、bandcampだからきけもするけれど、やっぱりこういうかんじにこったつくりなものだと、やっぱりもので。
http://slaapwel.bandcamp.com/album/do-the-boats-dream-of-electric-fritz-pfleumer

ほかにも。
いろいろなひとがクリスマス音源を。
Nils Frahmがミックス。Grouperとかはいっています。
そのすこしまえにあげてた子ども時代の写真が、いまとほとんどかわんなくって、かわゆい。
http://www.facebook.com/#!/nilsfrahm


Mockyが。
Naked Ape EPシリーズ3曲目です。
http://soundcloud.com/mockyrecordings/hymne
http://www.youtube.com/watch?v=XeXtfciJYpg

あと、クリスマス気分にひたろうと、iTunesでchristmasということばでしぼりこんでみたなら、Sufjanのんのほかでは、 Delphine Dora、Sharon Van Etten、Mi & L'au、Julie Doironなど、しっとりめなものがおおくって、本気で泣きそうに。
とどめに、金曜、Big Loveで買ったNite Jewelのんで、目から液体ほとばしらせてしまい、これではアカン、とYouTubeであちらの番組。
もちろんクリスマス特集です、どれも。
なかでも、Wonder Girlsが。Nite JewelとおなじマライアカヴァーからBe My Babyへのつながりかたが自然すぎて、驚く。


あと、ヘンリーとエムボが。
ギターを弾くエムボ。ことし、女の子っぽく、きれいになってきたとおもっていたら、黒髪にもどってるのと衣装なのとで、また男の子にしかみえなくって、複雑なドキドキが。


日付がかわってすでにきょう、26日。
21時から、24時頃まで、下北沢のWarszawaさんで、Dirty Dirt Night vol.2です。バー営業時間にBGM係しています。
流す曲はまえとおなじく、K-POP、ドローン、K-POP、モダンクラシカル、K-POP、シンセなの、K-POPというかんじで。まえよりも、シンセなもの多めなかんじになりました、選曲。
紅白歌合戦形式、赤組(韓国)と白組(韓国以外)と交互でかけます、よ。
紅白ともに全部誰の曲かわかったなら、お酒おごります。
おおよそ、三連休にクリスマスにと遊び疲れてはるとおもいますけど、お時間ありましたら、おさそいあわせなうえ、ぜひ、と10人はいったらぎちぎ ちなんで、そう無責任なこといえないけれど、今回は下手したら、友人誰もな可能性。前回からあいだがあまりあいてないうえに、わたしは友人が少ないので、 ぜひ。
まえは初めて機械にさわるため、あたふたでしたけど、基本的な操作は覚えたんで、今回はおはなしできるくらいな余裕はもちたいです、よ。
| - | 05:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
異国から異国へ
ようやっと休み。
ちゃんとな休みは10日ぶり、なので調子にのってたくさんなところへゆき、買い物まみれ。


まずは原宿へ。
ひとまみれで駅からでるのんもたいへん。さらに主な通りは新大久保並みな混雑で、泣きそう。そして若ものばかりで、わたしにとっては異国です、もはや。

TG神社経由でなんとかBig Loveさんへ。
月曜、しごとのあと走ったけれど、間にあわず。
でも、きょうはちゃんと。
こられるのん、きっと、ことしは最後だよね、とアメちゃんくれました。
LP2枚に7インチ1枚。

Nite Jewel/Stellar Om Source “Christmas Split EP”
Big Loveから。
クリスマスなSplitなんで、なんとか間に合わせました。
MARIAH CAREYカヴァー。
中身が飛び出す絵本状。すごす相手がいないなら、これとみつめあってすごせばよいよ、ということ?

あした、しごとのあと、真っ暗な部屋のなか、ひとりききます、きっと涙がとめどなく。
http://soundcloud.com/bigloverecords


Ela Orleans “NEO PI-R”
Clan Destineから。
Dirty BeachesとのSplitもクラシックなポップからピアノにストリングス、ゴスごすしたロックにローファイなぴょこぴょこな、と曲によっていろいろな音を、かすれたテープに焼き付けた感がステキだった。
そして、これ、カセットテープででてたんだけれど、すぐに売り切れ、手に入れられてなかったものが、ヴァイナル化と、うれしい。
ただ、アルバムのタイトルの読み方をNU ABOとおなじように声に出してしまいます。
http://soundcloud.com/carl-clan-d/ela-orleans-living-world

ela orleans "APPARATUS" from movies for ears on Vimeo.





Blouse “s/t”
capturedのんはいつもはほかで買ってるけれど、限定カラーヴァイナルにシルクスクリーンジャケット、というのんで、浮気してしまいました。
Widowspeakとならんで、Blouseはなんか頭のなか、耳のなか、セットになってるんだけれど、どちらもステキで、ちかごろ、ほんとバンドなものをきかなくなったけれど、この2組はとても好き。
ポートランドという街の幅の広さ。
http://bbblouse.bandcamp.com/


いただいたアメちゃんくわえて、駅まで戻ろうとするけれど、げしゃげしゃになります、ひとで。
なんとか地下に転げ降りて、緑色ですぴゅんと下北zawa。Warszawaさんへ。

おすすめいただいたもの。
Graham Lambkin “Amateur Doubles”
Kyeから。
いつもは、がっついて入荷したてなものばかり買ってゆくんだけれど、まえにSean McCannおすすめいただいて、とても気に入り、先にいってしまうけれど、年末更新予定なことしのベストのなかにいれる予定なくらいに気に入っていて、今回も、とても。
ホンダのシビック(自動車)のなかで録音っていう、なに、その車種限定なかんじからして、おもしろそう。
シビックななか、走りながらなのかウィンカーのかつりかつりいう音、ごごごごくぐもった走行音のなか、せつないシンセに、もはやどこまでが自然にはいってきた声なのかサンプリングしたものをつかったものなのか、境目が不明な、車酔い必至盤。すごい。
やはり、いつもわたしの耳を広げてくださるんで、通っていてよかった、わ。
http://www.warszawa.jp/store/?p=18512


Tennis “Origins & Deep In The Woods”
アルバムがでたころは、でるまえよりもふつうやん、とおもったけれど、じわじわとステキでけっこうきいていました。
来年のアルバムに先駆けてな7インチ。
http://www.facebook.com/tennisinc



ここからはまえにでたけれど買い逃し再入荷もの。
Scraps “Classic Shits”
Bedroom Suckから。
アナログなシンセにへろへろ録音なところに女の子ヴォーカルなんだけれど、過剰なかわゆさ、しあわせなかんじ。初期のTender Foreverみたいなへろへろゆるいんだけれど、多幸感がつまったかんじもあったり。
http://www.warszawa.jp/store/?p=15896
http://bedroomsuckrecords.bandcamp.com/album/classic-shits



Maria Minerva “Sacred & Profane Love”
100%Silkから。
わたしは残念なニンゲンなため、まちきれなくってboomkatで音源は落として、ものではいったらもので、とおもっていたら買い逃し、再入荷でようやっと。
統一ジャケットだったはずが、これだけとくべつ扱いで、とくべつ扱いを受けて当然なことしの活躍。
これの映像がないため、NNFのん。



小田急に乗って南新大久保にある新宿という駅でおり、新大久保まで歩き、途中ホットクかじって暖を取りながら、ちょこっと異国のことばで挨拶などしながら、新大久保産DVD-Rと、これ。
JS & Hyuna “Trouble Maker”
でるまえは、夏頃のHyunaソロ並なトラックのよさを期待していたため、ちょっと肩すかし、でも、あちらの番組を連夜みてたら、やっぱり好きである。


それから、ジェイ・アールの黄色で西荻へもどって、食事を。
1年半ぶりくらいな友人からトツゼンなお誘い。
あたらしくできたモロッコ料理屋さんでクスクスにタジンにと。

じ ぶんでではなく、ひとがつくってくれたクスクスを食べたのは5年ぶりくらい。はいったとき、カウンターでうなだれてはったひとがどうやらオーナーらしく、 フランス語ではなしながら、叩いてみ、と太鼓わたされるんだけれど、わたし、ボンゴにコンガに叩いていたから、叩けてしまって、いっしょに叩いたりとなん かたのしく、アラビア語にニッポンのことば、フランス語に英語とがいりまじって、異国。
タジンは羊のんで、タマネギたっぷり、オリーブの実がはいっていたり、クスクスは鶏のんで、スプーンで肉が骨からとれるくらいにほろほろで、クスクス自体もふんわりおいしく、香辛料がちょうどよくアクセントで、おいしかった。

ランチもやってるみたいなんで、こんど休みの日にゆこう、とおもうけれど、休みな日はランチな時間に起きられないという悲しさ。いや、夜でもひとりでもこられそう。

で、ひさびさだけれど、お互いかわんない、とおもいたい。あちらはそういえば5つほど年下、でも、こちらはそこそこおっさん、どころか本気でおっさん近し。

LPたちがつまった袋で指たちをうっ血させながら、帰ってきたら、部屋のちらかりっぷりに、げんなり。ここがわたしの部屋なんかではなく、異国だとおもいたい、わ。
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準備まみれ
きのう。
買い取り額がことし最高を更新して、しごとが終わった後も店のなか、放心、何百冊くらいかの検品によって紙に水分を吸い取られて割れた親指ながめ ながら、うすら笑いがとまらなかったけれど、帰りに買ったときめきトゥナイト新装版3、4巻と雁須磨子『かわいいかくれんぼ』でいやされました。
3巻表紙の鈴世がかわゆい。1部での鈴世のかわいさは異常。
雁須磨子はBLだけれど、BLでも女の子なはなしでも、ふんわりとした雰囲気がどれもそのままで、やっぱり好きだなぁ、とおもいながら、ぱたり。



きょうは。
その買い取ったまま一切放置してた本たちを拭き、値段をつけて、品出しするということにおわれ、きょうもへろへろ。

月曜に買ったもののことをざざんとメモだけ。


The Away Team “Star Kinship”
Hooker Visionからのんがよくって、これ、探してたんだけれど、みつけられなかったのはクラブミュージック棚にあったから。てっきりそのうえの階なNew Age棚かとおもってた、いや、ふつうそっちだろ。


Aspidistrafly “A Little Fable”
ジャケットが、長方形な写真集状。最近、おおいよね、韓国のアイドルのんを買うと、たいがい、写真集状になってるもの。


Nakion “Oh Ah!”
Tigersushiのもの買うなん6年ぶりくらい。
韓国のアイドルではなくシンセ女子です。
アイドルにとどまらず、EEとかこういう音もどんどんききたいです。よいものあったら、教えてください、な。


あとこれは届きもの。
Sean McCann “Sincere World”
Orange Milkからの “Open Resolve” がすばらしすぎて、そのつぎなアルバム、なはず。いや、このひとも調べたら出し過ぎ感が。discogsだと3ページにわたってるっていう。なにをおもったか、CDで買ってた。


リンクをひっぱってくるちからも、もはや。
あした働けば休み、あした働けば休み、あした働けば休み、と唱えながら、ようやっとな連勤終わり、買い物にまみれる準備を。
来週DJの準備、正月実家へ帰る準備、ことしのわたしの33枚を選びそれぞれについてかく準備、2011年のわたしから2012年のわたしのからだへ脱皮する準備と、準備まみれで、ばったばたです、よ。
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