2011.11.30 Wednesday
京都アバンギルドのHauschkaのこと
きのう。
土曜の千葉県佐倉のDIC川村記念美術館につづき、京都のアバンギルドでHauschkaをみてきました。
という一文には不可解さがふくまれていて、どこが不可解かっていうと、千葉と京都の距離。
わたしはトウキョウ在住。でも渋谷な日、つまりあしたはしごとでゆけず。
月曜は休みなため、京都まで追っかけて、きょうの朝、新幹線ですぴゅんとトウキョウにもどり、しごとして、さきほど帰宅です。へろへろです。
なので、ライブの内容についてざざざんと。そう、おおよそあした渋谷ゆくよ、という方たくさんだろうから、ネタバレになってしまうのも、なので、ざざざんとだけ。
きのう、昼頃に家をでたなら、中央線がとまっていて、京都についたんは17時。
いや、月曜でソワレは休みだし、ほとんど動く予定はなかったけれども、さすがに中途半端すぎ、ひうびさスマートでホットケーキを食べるだけな京都観光。
で、19時半開場ちょっとまえにアバンギルドへ。
Peter BroderickにNils Frahm、Greg Hainesをことしニッポンにつれてきてくれたcote laboのハマダさんといっしょにみました。
ライブまでのあいだ、気になってる、ニッポンにきてほしいひとのはなしをしていて、見事な一致。Anna Rose Carterステキやんね、Clem LeekよりむしろAnna Rose Carter。Clem Leekといっしょにきてくれへんかな、っていう。がんばってください、なんとか。
そして、おなじく西炯子も好きっていう。
けっこうはやくにはいったから、最前列もあいてたけれど、そこ、スピーカーよりもまえになって、音がきこえない、きのうはPAとおしてなピアノだから、たってみることにしました。
やっぱりかきはじめると、だらだらとつづいてしまう。眠らねば。
なので、もう、感想のみをざざんとだけ。
電子音がけっこうすさまじく、ノイズにちかい音だったりもで、そのなかかわいらしく、やさしく、せつなくないつものHauschkaのプリペアー ドピアノがたゆたい、ちからづよくリズムを刻み。座ってみてないあままでの生音なライブもからだが動いてしまうかんじだったけれど、こんどは本気で踊らさ れる。
とちゅうからパトロールマンでドラムなワタンベさんが参加して、かなりの熱さ。Hauschka、基本なところにプリペアードピアノのパーカッションのような音の反復で、しっかりとしたリズムがあるんだけれど、そのリズムな部分がおおきくときはなたれたかんじ。
力強い音のたたかい、ささやかな音のかぶさりあいが、どこまでもつづいて、めっちゃたのしい。いままでもそうだけれど、CDそのままを再現、ということにはならなくって、どこまでもふくれんでゆく音。
けっこう大胆なサンプリグのつかいかたとか、おどろきたくさん。
また、お借りします。
Hauschka Live At Holocene - Rader from Mana Morimoto on Vimeo.
このあたり、うしろで泥酔しているのか、ただ頭がおかしいのか、叫びまくってるひとがいて、わたしのなかにも金属がしくまれてるかのように、かちん、かちん、と音がして、しまいにはぷつん、ときれかけたけれど、ガマン。
時間を忘れて、たのしんでいたなら、ハマダさんが時計をみせてくれて、あらら、22時55分で、驚いた。
清荒神への終電も調べてくれはったんだけれど、驚愕。23時ちょうど。あきらめました。
ハマダさんは間にあいそうなため、先に。また、ゆっくりおはなししたいです。
そこから、いつもなプリペアードピアノからプリペアードでないピアノに戻る儀式。全部はがしたあと、ガムテープをはっつけて、こんなかんじ。
で、アンコールがあって、結局23時15分くらいにおわりと、かなり堪能させていただきました。
生音なときとちがったちからづよさだけでなく、やっぱりあたたかみとせつなさ、ゆかいさが同時進行、いちどきにたくさんな感情がかきたてられて、もう、またまたたいへんな体験でした、よ。
もしかしたら、JRまでゆけば途中までは帰れるやもと、調べてみたら、間にあいそう。
終演後、あつかましくも、またすこしおはなし。楽譜が売られていて、それにサインもいただきました。うれしい。
河原町まで走って、そっからTaxi Taxiに乗り、JR京都駅。なんとか間にあい、宝塚までいって、1駅分、清荒神まであるいて、実家へ。
さすがに、へろへろ。でも、顔面はにやつきっぱなし。
お風呂にはいるまえに、体脂肪率をはかる機能つきな体重計にのったら、ぎゃん。
57キログラムで、5.2パーセントしかない。金曜夜のBathsとcokiyuオールナイト、翌日は片道2時間で佐倉、日曜しごと、そしてきのうはそんなかんじだったため、さすがにやつれてる。きょうから、肉を食べよう、油を飲もう、筋トレーをやめよう。
いっとう家から近い渋谷WWWのんだけみられないという、なに、これ。
あした、ゆかれるかたは、チケット代のほか、3300JPYを用意していったほうがよいです。楽譜がその値段。
ただの楽譜ではありません。ただの楽譜なら、わたし、買っても弾けやしない。
たくさんな絵と、プリペアードピアノにはっつけられてるものの配置がイラストで、とか、とてもステキ。
かんがえてみたら。
きのう、20時はじまり、終わったのんって23時15分くらい。あした当日券でるのかしら、京都とおなじくらいやってくれるのなら、わたし、しごとのあと走ったなら20分くらいはみられるやも、という欲深さが、くんくん。わたし、どうかしています、か?
チケット売れてるみたいなんで、当日券、でなさげだけれど、も。