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Dirty Dirt

京都アバンギルドのHauschkaのこと

きのう。
土曜の千葉県佐倉のDIC川村記念美術館につづき、京都のアバンギルドでHauschkaをみてきました。
という一文には不可解さがふくまれていて、どこが不可解かっていうと、千葉と京都の距離。
わたしはトウキョウ在住。でも渋谷な日、つまりあしたはしごとでゆけず。
月曜は休みなため、京都まで追っかけて、きょうの朝、新幹線ですぴゅんとトウキョウにもどり、しごとして、さきほど帰宅です。へろへろです。

なので、ライブの内容についてざざざんと。そう、おおよそあした渋谷ゆくよ、という方たくさんだろうから、ネタバレになってしまうのも、なので、ざざざんとだけ。

きのう、昼頃に家をでたなら、中央線がとまっていて、京都についたんは17時。
いや、月曜でソワレは休みだし、ほとんど動く予定はなかったけれども、さすがに中途半端すぎ、ひうびさスマートでホットケーキを食べるだけな京都観光。

で、19時半開場ちょっとまえにアバンギルドへ。
Peter BroderickにNils Frahm、Greg Hainesをことしニッポンにつれてきてくれたcote laboのハマダさんといっしょにみました。
ライブまでのあいだ、気になってる、ニッポンにきてほしいひとのはなしをしていて、見事な一致。Anna Rose Carterステキやんね、Clem LeekよりむしろAnna Rose Carter。Clem Leekといっしょにきてくれへんかな、っていう。がんばってください、なんとか。
そして、おなじく西炯子も好きっていう。

けっこうはやくにはいったから、最前列もあいてたけれど、そこ、スピーカーよりもまえになって、音がきこえない、きのうはPAとおしてなピアノだから、たってみることにしました。

やっぱりかきはじめると、だらだらとつづいてしまう。眠らねば。
なので、もう、感想のみをざざんとだけ。
電子音がけっこうすさまじく、ノイズにちかい音だったりもで、そのなかかわいらしく、やさしく、せつなくないつものHauschkaのプリペアー ドピアノがたゆたい、ちからづよくリズムを刻み。座ってみてないあままでの生音なライブもからだが動いてしまうかんじだったけれど、こんどは本気で踊らさ れる。

とちゅうからパトロールマンでドラムなワタンベさんが参加して、かなりの熱さ。Hauschka、基本なところにプリペアードピアノのパーカッションのような音の反復で、しっかりとしたリズムがあるんだけれど、そのリズムな部分がおおきくときはなたれたかんじ。
力強い音のたたかい、ささやかな音のかぶさりあいが、どこまでもつづいて、めっちゃたのしい。いままでもそうだけれど、CDそのままを再現、ということにはならなくって、どこまでもふくれんでゆく音。
けっこう大胆なサンプリグのつかいかたとか、おどろきたくさん。
また、お借りします。

Hauschka Live At Holocene - Rader from Mana Morimoto on Vimeo.



このあたり、うしろで泥酔しているのか、ただ頭がおかしいのか、叫びまくってるひとがいて、わたしのなかにも金属がしくまれてるかのように、かちん、かちん、と音がして、しまいにはぷつん、ときれかけたけれど、ガマン。
時間を忘れて、たのしんでいたなら、ハマダさんが時計をみせてくれて、あらら、22時55分で、驚いた。
清荒神への終電も調べてくれはったんだけれど、驚愕。23時ちょうど。あきらめました。
ハマダさんは間にあいそうなため、先に。また、ゆっくりおはなししたいです。
そこから、いつもなプリペアードピアノからプリペアードでないピアノに戻る儀式。全部はがしたあと、ガムテープをはっつけて、こんなかんじ。


で、アンコールがあって、結局23時15分くらいにおわりと、かなり堪能させていただきました。
生音なときとちがったちからづよさだけでなく、やっぱりあたたかみとせつなさ、ゆかいさが同時進行、いちどきにたくさんな感情がかきたてられて、もう、またまたたいへんな体験でした、よ。




もしかしたら、JRまでゆけば途中までは帰れるやもと、調べてみたら、間にあいそう。
終演後、あつかましくも、またすこしおはなし。楽譜が売られていて、それにサインもいただきました。うれしい。


河原町まで走って、そっからTaxi Taxiに乗り、JR京都駅。なんとか間にあい、宝塚までいって、1駅分、清荒神まであるいて、実家へ。
さすがに、へろへろ。でも、顔面はにやつきっぱなし。
お風呂にはいるまえに、体脂肪率をはかる機能つきな体重計にのったら、ぎゃん。
57キログラムで、5.2パーセントしかない。金曜夜のBathsとcokiyuオールナイト、翌日は片道2時間で佐倉、日曜しごと、そしてきのうはそんなかんじだったため、さすがにやつれてる。きょうから、肉を食べよう、油を飲もう、筋トレーをやめよう。


いっとう家から近い渋谷WWWのんだけみられないという、なに、これ。
あした、ゆかれるかたは、チケット代のほか、3300JPYを用意していったほうがよいです。楽譜がその値段。
ただの楽譜ではありません。ただの楽譜なら、わたし、買っても弾けやしない。
たくさんな絵と、プリペアードピアノにはっつけられてるものの配置がイラストで、とか、とてもステキ。



かんがえてみたら。
きのう、20時はじまり、終わったのんって23時15分くらい。あした当日券でるのかしら、京都とおなじくらいやってくれるのなら、わたし、しごとのあと走ったなら20分くらいはみられるやも、という欲深さが、くんくん。わたし、どうかしています、か?
チケット売れてるみたいなんで、当日券、でなさげだけれど、も。 
| - | 00:55 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
DIC川村記念美術館でのHauschka

きょう。
きのうのBaths、cokiyuから始発で帰宅、4時間ほど眠って佐倉へ、そして、あしたはしごと、なため、Hauschkaのところだけを取り急ぎ。

2年まえの原美術館につづき、こんども美術館ライブ。
千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館です。
関東のひとでも、ぴんとこないひといるみたいで、ここ、いってしまえば成田のすこし手前。わたしが住む西荻窪から電車たちを乗り継ぎ1時間半、さらにそこからバスで30分なところ。
わたし、ここはまえからいきたかったんです。ロスコがあるんです。
いままで、ポンピドゥーやらセゾン美術館やら、いくつかみたものは全部縦長のんだったけれど、もっと巨大で横長なのが、部屋をとりこかんでる、ロスコの部屋があるのです。
その部屋、はいった瞬間から、おかしな心持ち。すこしくらいなか、赤と茶色と黒のぼんやり四角。ずっとながめてると、赤い地のうえの黒枠がもやもやとぼやけてとろけて、わたしもとろけてゆくかんじ。いや、寝不足なのとは関係なしに。
ロスコ、好きだわ。
ボナールも1点あったし、ジョセフ・コーネルもかわいらしく、そして、巨大なのんたくさんで、たのしい。
あぁぁ、かきだすとおかしなテンションなため、とまらない。眠られない。
もう、ライブのことを。

Hauschkaね。
きょうはゆけないけれど、京都と渋谷のにゆかれるかた、たくさんだとおもいます、でも、きょうはPAなし、京都からはドラムとPA入りな別セット なんで、きょうのことかいてもネタバレにはならないんで、つつみかくさず、でも、そんななに長々かいてられないんで、勢いまかせで、ざざざんと。


美術館併設の、とかではなく実際に展示されてる一部屋でライブです。
階段あがって、細い通路をどんどん奥へ、しんとしずかで暗い美術館の奥の奥、なにか秘密の儀式なような雰囲気。

グランドピアノです。はじまるまえから、プリペアード状にしてあります。
大胆な前髪分けに背がたかくってあいかわらずステキ。右手にはさりげなく青く輝くあの指輪。
うしろの真っ白い壁には、いま企画展をやっているモホイ=ナジの撮った写真がおっきく映し出されて。
わたしは整理番号36番で、いっとうまえの列は無理でした。いっとうおくの2列目。背中と右手がみえる位置。
全体の時間は30分ちょっと? くらい。で、曲も凝縮されたかんじ。

しゃーん、という音がきこえて、あぁ、Hauschkaがいる、目の前にいる、とこれだけですでに泣きそう。
でも、今回はけっこうちからづよいです。
ちからづよく、すばやく、ミニマルな反復。
前回はチェロにヴァイオリンにとストリングスとともに、だったため、繊細な印象がつよかったけれど、かなりな反復加減。
でも、そのちからづよいぶん、繊細なところがより際立って。
ときおり、右手を飛び越え高音きょろんな左手だったり、反復なところからはみだした音たちがいとおしく。
1台のピアノ、ひとりのニンゲンの指からくりだされるとは信じられない音の豊かさが、せつない音の反復と、強弱によって、さらにふくらみ。

2曲目で、割り箸1本追加。その部分、アナログシンセのような音にこもった音になって。
あらためて、ひとつひとつの音の繊細な計算、でも、それがさりげなくで、すごい。
はねたようなリズムではじまるけれど、それもどんどんと変化してゆき、途中でしかけを1本放り出してかえてみたり。

じじじじじと振動するおもちゃみたいなのを置いて、ノイズがたえず発せられ、
そして、もはや。
プリペアードピアノをプリペアードではないピアノにしてゆきます。
ここって、好きなところです。
秘密が爽快にあばかれてゆく快感、プリペアード、なんだからあとづけなものたちなんだけれど、壊されてゆくようなせつなさに、ちらばったプリペアードピアノの内臓の姿のおかしさ。
たくさんな感情、あふれます。
せつない音のつらなり、そしてピアノの音自体もどんどんと澄んでゆくんだけれど、ひとつひとつをひっぺがして、無造作に床に放り投げたり、ピアノの枠にはっつけたりな動作はゆかいで。
ゆかいさとせつなさっていう反対なことがらがいちどきで、よけいにせつなく、よけいにゆかいで、目頭ぎゅんときます、ほろりときます、でも笑顔。
ときどきかくけれど、文学にしても映画にしても、音楽にしてもだんだけれど、カルヴィーノの文学講義にあったような反するふたつのことがらが同時に、っていうことがなされるのって、すごいことだとおもいます。
そのことによって、よりそれぞれの感情がかき回されて、たいへん。
Hauschkaは、この場面だけでなく、ひとつひとつの繊細な細工が、じつは身の回りなもの、瓶の王冠だったり、ラップの芯や箱(クレラップとかかれた日本製)だったり、なにかしらの包み紙だったりと、いうところも、なんかとても。ちょうどこんなかんじ。


最後、ビニイル袋をとって、それもほうりなげるのかとおもえば、ばらばらばらばら、なかからピンポン玉が16個(終演後数えました)転がりおちて、そのピンポン玉がピアノのおなかから、飛び出てしまうんではくらいに、はねあがらせながら。
そして、指がものすごいはやさ。
それとともに弾かれる、というか打ち鳴らされる低音のちからづよさが、こんなのはじめてな。PAなし、生音ピアノなのに、ずんずんとからだに響いてくるんですよ、すごい。
そして、ゆったりと繊細な音になって、おわります。


終わったあと、床に散らばったプリペアードピアノの内臓をながめていたら、会場うしろのほうにHauschkaがお客さんとはなしてる姿が。
わたしもしとらへゆき、はなしかけ。
心持ちが昂りきってるので、すらすらと英会話していて、あとでじぶんにびびる。
あつかましいんで、写真を撮っていただきました。
H&M。Hauschka & Me、の略です。そう、前回はH&Mのふくろに細工するものいれてきてたんです。
肩をみればわかるとおもいますが、緊張してがっちがち、わたしの右目がキモイんで大胆にごまかし。わたしは卑怯ものなのです。


そんなことしてたら、バスぎりぎり。飛び乗ったら、Peter Broderick & Nils Frahmのときに、このセカイのはしっこブログを読んでくださってると声をかけてくださったかたがいらして、そのおとなりへ。Dirty Dirt Nightの宣伝しておきました。

京成佐倉について、ひとり散歩。
そう、佐倉についたとき、お祭りやってて、わぁ、みたいとおもいながらもバスの時間。その祭られていたところが商店街っぽいかんじだったんで、そこ歩きたかったのです。で、電車にのるまえ、いってみたなら、あらら。
真っ暗。1軒たりとも、あいてない。そして祭りの痕跡すらない。
昼間のは幻だったのやも、そういえばかかってる曲がまったく古い時代のものだった、とかおもいながら、たべものを。
朝、食パンを1枚、佐倉についてコンビニエンスストアーであんパン一個、美術館の併設なカフェでチョコレイトケーキ、それだけしか食べてないた め、佐倉から家までの電車のなかで倒れそうなくらいにお腹がすいて、なにかしら、探すんだけれど、ないのね。駅前、居酒屋か、お弁当屋さんか、コンビニエ ンスストアーしか、みつからなくって。
せんかたなく、またコンビニエンスストアーで調理パンを買い、その場で飲み込み、帰ってきました、よ。
つぎは。渋谷のんはゆけないんで、月曜京都まで追っかけます、よ。


帰ってきたなら、ちょうど、ウェールズのレーベルSereinからメイルが。
HauschkaのYouyoumeが11月30日にでるんです、ここ。注文済みです。
ふだん、ヴァイナルきかない、という方も、注文してみてはどうでしょう? ちゃんとMP3もいただけます、し。
http://www.serein.co.uk/releases/sere11-4/hauschka-youyoume
| - | 03:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Baths、cokiyuのこと、一文で
いまさっき。
帰宅しました。きのうかいたとおり、新代田のFeverでBathsをみききしてきました。
あしたも、というかきょうもちゃんと起きねばなため、ざざんと、一文で。

朝、検察庁からの呼び出しを無視して、いや、もうなにも協力できることなんてないんで、もうかけてこないで、とおもいながら、しごとぎりぎりまで 眠って、お店へゆき、12時から22時40分までたちっぱなしでしごとをし、そのままゆこうとおもったけれど、一旦家に帰って、Music BankのApinkカムバ動画を確認、おもったよりも地味なステージだけれど、やっぱりかわゆくチョロン! ナムジュ! とにやつきながら外へでる準備をし、でも、予定よりもおおよそ5回くらいおおくみてしまって、吉祥寺まわりの終電を逃してしまい、最終新宿経由でなんとか 下北zawaへたどりついて、ちょこっとWarszawaさんによりビール1杯、そしてUnderwater PeoplesからのSad Cityを買い、近々な開催予定なDIrty Dirt Nightのことをすこしおはなし、それから新代田までとぼとぼ、Feverにたどりつき、はいったらもうBathsやっとんねん、はやいわ、と急いで入 り込もうとするけれど、ひとがたくさん、顔面しかみえなくって、その顔面もおもったよりもさわやかで、ときどき両手でマイクをつつみこみ叫んでる姿がなん とも愛らしく、とおもいながらも、こんなんだろうな、という想像の域を超えるかんじがなくって、つまり、よいんだけれど、驚きはなくって、手元がみえたらもっと違ってたのやもとちょっと後悔してるまに、けっこうあっさ り終わってしまい、あらら、終わっちゃった、これからなにして始発まですごそうとおもいながら機材って好きなんでパシャパシャ撮ってたら片付けるひとが映 り込んで、いやだわ、とおもっていたらBathsやん、などと驚いてたらつぎの出演者、もしかしてBathsってトリではないんだ、よかったと胸をなで 下ろすも、驚くほどあたりさわりない音で、曲と曲のあいまの微妙な雰囲気が苦しく、でも、最後のウィッチ気味な曲はよかったやもとかおもいながら、いよい よ始発までなにしようとおもいながらぼんやり、オールナイトなイヴェントって、地べたで眠りだすひとがいたり、なにかを求めてるのか会場のなかをとまることができない魚のようにうろうろうろうろしてるひとたくさんでへっこんできて、もうでよう、と決心したころ、cokiyuがでてきて、あらら、トリなのね、もう終わってしまってるとおもってて、Baths目当てがほとんどだっ たみたいでひとがある程度ひいてちょうどよくみやすく照明が七色放つなか、あまりにかわゆく、そしてかわゆいだけでない音が、ステキすぎ、あたらしいアル バム、きいてなかったから購入、そしたらちょうど本人さんがきて直接ありがとうということば、もう、これできてよかった、音にもことばにも救われた心持 ち、そしてでたらちょうど始発で、さきほど帰宅、いまから仮眠をとって、千葉県佐倉へ、Hauschkaへ。







オールで眠い、たいへんぶってるけれど、よくよく考えたら普段眠る時間とそんなにかわんなかった。ぎゃん。
でもそこそこおっさんなんで、いつもみたいにごろごろりとしながら音楽をきいて朝方まで過ごすのと、たちっぱなしでライブをみて、さぶいなか帰ってきて、この時間というのんは、かなりの差。頭を動かすたび脳がぐぶんぐぶんなる。
最悪、ロスコはゆっくりみられなくったってよいから、Hauschkaにさえ間に合えば、よいから、いいかげん、眠ります、ね。
| - | 06:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
鳥たちがピアノを運んで
仕事から帰ったなら、郵便受けに海の向こうから茶色い四角。

Second Languageから “Music & Migration II”が届いた。
ジャケット、というかポスターのなかにCD。
Hauschka、Library Tapes、Broderick姉弟、Danny Norburyなどが参加なIに比べると、迫力はないけれど、Piano Magic、Marissa Nadler、F.S. Blummらがはいっています。
http://www.secondlanguagemusic.com/SL014.html

わたしにとっては、なによりSophie Hutchings。
きょねんおベストにもあげていた、このひと。Becalmedは名作です、まだな方いたなら、ぜひ。


そう、もうそろそろ、わたしはことし33歳だからことしの33枚、をえらびはじめねばな時期です、ね。
CDよりもLP率が高くなって、Last.fmはもはや信用できるチャートではなくなっているため、客観的にじぶんがよくきいたという視点見失っていて、ちょっとたいへん。

そう、きょう。
Melonの、Kのことしのベストなのん、ありましたね。
ひさびさf(x)5人な姿が、うれしい。
わたしのなか、Kのなかでは、やっぱりf(x)がいっとう好きである。



もうすこし、かいてしまいたいことあるけれど、もう眠ります、ね。
まえからかいてるとおり、あしたいつもどおり22時半までしごとしてそのあと下北zawaへいってBathsのライブがオールナイトで朝方家に 帰って仮眠とって千葉県佐倉に片道2時間かけてHauschkaをみにゆき日曜はいつもどおりにしごとで月曜は京都へいってHauschkaをみて火曜の 早朝にトウキョウへ戻ってそのまましごとでして金曜まで休みなし、なため。
この予定をこなすことって、可能なんだろうか、わたしのからだよ。
| - | 02:33 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
MYMYのMVに、SVEに


きょう。
休憩時間に新刊本屋さんへ。
ときめきトゥナイトの新装版1、2巻、買っちゃった。
いや、全巻もってるんだけれど、表紙がスーパーラブローションな蘭世だったため、おもわず。

表紙はいまの描きおろし。2巻の表紙の真壁くんは別人すぎて一切うけつけないんだけれども。
新装版は今月から毎月2冊ずつ。全12巻みたい。でも、もとは36巻なのに、どういうことなんだろう。はなしをかなり飛ばすのかしら、と確認しようとおもうも、今夜のうちに奥底に埋まった1巻あたりにたどりつくことができなさげなんで、またこんど確認。

近頃、事件なことで、ぎすぎすとおっさんみたいになってた心持ちが乙女に戻ります。
いや、実際にはおっさんなんだけれど、外側は。DVD、ほしいな。


あらためてこの頃なマンガの雰囲気って好きであるとおもいながら、インターネットというしくみをつかってセカイでおきていることを調べてみたら。
ApinkのMYMYのMVが公開されてて、20回くらいみてしまって。
もう、完璧である。
8月あたりからカムバなうわさが毎月更新、ようやっとなため、よりうれしい。
そして、かなり本気をだしてきていて。そう、運動神経はめちゃくちゃよい子ぉたちだけれど、いままでの踊りではどちらかというとかわいらしさに重きをおいていて。
でも、こんどのは動きも激しくなっていて、でも、ちゃんとかわゆく。
あちらのお店に注文してるため、発売翌々日くらいには届くはず、たのしみである、いや、そのまえに24日のMusic Bankが。


さらに。もうひとつうれしいお知らせが。
Sharon Van Ettenの来年2月なあたらしいアルバムのなかから、“Serpents” がきけるように。
また来てくれないかしら、とおもうも、参加者も豪華だし、いままでとくらべられないくらいになまえを音をしられるだろうから、ニッポンへはなかなかなんだろうなとおもいながら、待ちます。
http://pitchfork.com/news/44706-new-sharon-van-etten-serpents/


きのう。
Skypeというしくみをつかって島根県民とはなしをしておもいだしたんだけれど、いっしょにみたことしの占い、わたし、人生において最高の恋愛運な1年、なはずだった。でも、その最高の年というのは気づけばあと40日くらい。
暗黒なわたしは、ことしが最高、つまり来年以降はいまよりもよい年がこないということであると気づいてしまって、ことし、なんかあったかしらとおもいおこすと、未来が真っ暗になりました、よ。
アイドルのこと、乙女なマンガのことと、日々、露悪的なところが恋愛を遠ざけてるということ、うすうすは気づいてるけれど、もはや遅い、わ。
| - | 03:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
日々、グチっぽいのは歳のせいかしら
なんか。
毎日、グチがふくまれていて、すいませんが、もう、なんか。

こんどは。
また検察から呼び出しが。
もう、きのう示談になったから、終わったとおもってたんだけれど、示談になったから罪状かわるから、それにあわせて調書をつくりたい、とのこと。
また、検事さんがしゃべったことをとなりのひとがかちかち文字うち、さらにそれを音読されて、その文章は最初の調書からほんのすこしだけニュアン スかえただけなもので、というムダ感がたまらなく。細かく詳しく、があちらのしごとだからせんかたないんだろうけれど。こちらとしては、もう。
もはや、被害にあったことよりも、そのあとの呼び出しのほうが、時間に交通費にムダなかんじにと、被害大で、でもそれって保険とかで請求できないことみたいで、なんか、もう。
しかも、あちらな都合で、金曜の朝にきてくれないか、とのこと。
金曜って。しごとのあと新代田いってBathsをみて、土曜は片道1時間半かけて佐倉までいってHauschkaをみて、日曜はしごとで、月曜は 京都にいってHauschkaをみて火曜の早朝にトウキョウに帰ってきてそのまましごと、木曜までしごとで金曜は島根県民がこちらにでてくるからひさびさ にみんなあつまって、土日はしごと、というはちゃめちゃな予定のでだしのところ。
よくよくきいたら、義務ではないため、ゆかなくってもよいみたい。いままでの呼び出しのときは、ゆかねばダメですか? ときいたなら、はい、と即答。そういうもんやとおもっていたら、あらら。
だから、もうゆきません。
そもそも、かいてみたなら、霞ヶ関にゆくゆかない関係なしに、この予定がこなせるのかというはなしなんだけれど。こなします、すでにすべて予約済み、ですし。


ざすんざすんに心持ちがすさんで、帰ってきてからアイドルのことばかり、みきき。

ApinkにIUを注文しました。
Apinkは今週末カムバです。
チョロンがたまらなく好き。YouTubeには、アルバム全部もれでてしまってるけれど、届くまで、がまん。


あと、Mint Julepも、直接Unseenに。ようやっとあたらしいアルバム。


ほかにもすでに注文ものが、いくつか。もうそろそろ、かしら。

そしてPeter & Nilsのハイタッチにいやされて、なんとかあしたからものりきれる、のかしら。
| - | 03:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
日々、買い物のことしかかくことがおもいつかない
きょうも。
買い物のこと、届いたもののことを粗い目に。

きょう。
わたしは休み、だけれど、気づけば今週末から来週の頭はしごとな日をはさみながら、はちゃめちゃな移動をもって昼夜問わずなライブ予定、なため、からだを休めておかねばで、昼過ぎまでごろごろりと部屋のなかローリング。そしたら、海の向こうから1枚届きました。


Nils Frahm “Juno”
Erased Tapesからの7インチ。
2曲入りなんだけれど、曲名が、
“For”
“Peter”
つまり、Peterのために、という7インチ。Peter BroderickがJuno好きだから、そのためにNilsがつくったという説明付。
どれだけ仲がよいんだろう、このふたり。あまりに仲がよすぎて疑ってしまいそうになるけれど、それぞれ恋人がいるという。

Nils、ピアノな作品のまえって、エレクトロニカやってはったやないですか。でも、ピアノなのと比べて、細かく音数多くって、そう目立ってよいなという印象がなかったんです。
で、シンセをつかったこの7インチはというと、よいのです。
いまのNilsなメロディを、むんむんシンセでたっぷり反響させながら、音の隙間にはそのまえの音の余韻がまだ浮かんでいて、と。

http://www.erasedtapes.com/Store/Index/ERATP034



夕方。ようやっと外のセカイへ。買い物へ。これらを。



まっすぐ新大久保。
T-araのあたらしいのん、もちろん韓国盤のほうのあたらしいのんを探しに。あちら19日発売だから、かなり微妙な。
で、けっこうな数のお店をまわったんだけれど、なかった。
そしてDVDなお店も先週金曜からあたらしいのんはなくって。
せんかたないので、いつもなお店でホットクを買って、歩きながら、南新大久保にある新宿駅のちかくへ。
あちらの弁護士さんにあって、とまだ終わっていません。めんどうである。

それから、タワーレコへ。
そしたら新大久保よりもはやく、ありました、T-ara “Black Eyes”
ファヨンが髪を切って、あまりにかわゆい。
そして、曲ももちろん。アルバムになると、あいだを埋めるためなかんじの曲がけっくあったり。
あちらのひとって単独でライブとかほとんどなく、テレヴィジョンやイヴェントでのライブがほとんど。なので、いちども生で歌われない曲たくさん。
でも、T-ara、あとf(x)、ソシ、Apinkは活動曲のほかもぜんぶ好き。

さらに。MVがすごいことになってるのです。
15分。
ジヨンが主演で、あちらでよくある仲良くなったひとが実は親の敵だった、という設定なんだけれど、かなり本気なつくり。そして、男前すぎる、チャスンウォン。

もちろん、ダンスなほうもよいのです。ファヨンが。


タワーレコのふくろって黄色いけれどかなり透けて若干はずかしいとおもいながら、うえの階へ。

High Places “Original Colors”
Thrill Jockeyから。
けっこうまえにでたはずなのに、なかなかみないとおもったら、やっぱり国内盤が。でも値段おさえめ、リミックスとかではないボーナストラック入 り、そしてコントラ小林さん直々ライナー。そういえば、コントラリードを知ったのって、high Placesのトツゼンすぎた初来日のときだったやも。
そして、どんどん我が道の上で変化をしてゆくこの子たちはやっぱりステキであった。また、くわしくかきます。





荻窪に戻って、本屋さん。
マンガを2冊。
鳥野しの『オハナホロホロ』3巻
メガネで背が高い、っていうだけで、マンガのキャラクターであろうと、好きになってしまいます。

大島弓子『ちびねこ絵本 くりまん』オールカラーです。かわゆすぎます。ねこ飼いたい。飼うためなら、アレルギーを起こす鼻を削ぎ落としてしまってもよいとすらおもいます、よ。
| - | 05:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
もはや更新ぐだぐだ、なのでかくときはちゃんと-Swod, Clem Leek

そこそこおっさんの暮らし向きについて、かいていてもせんかたないし、そうそうかくこともないため、ぶしつけに音楽のはなし。

金曜に。
買ったもの、届いたもののこと、順を追って、かいてゆきます。きょうは届いたもののこと。

まず。朝に海の向こうからの届きもの。

Clem Leek “The Plan”
謎なレーベル、Brian Recordsからの5インチヴァイナル。
曲はGizehからのカセットにもはいっていたLondon Brodge。
Gizheからのものは録音加減が澄んでいたけれど、今作のは椅子の音まではいってピアノもささやか、そしてすこし短め。
A面はWednesday 5:30pm。
B面はFriday 2:30pm。
5インチだけあって、またたくまに終わってしまいます。曲名にある時刻の時報並み。
金曜のほうはDanny Norburyリミックスもあって、うつくしいチェロが重ねられています。これも1分ほどな曲。
もう、ここまでいったら、音というよりも、もの感のほうが強い。
5インチってはじめて買いました。
CDとほぼおなじおっきさ。






そして、それを包んでる紙には川と橋の絵。
さらにUFOやらバスやらの絵がかかれた紙があって、そのうしろに説明が。
そのバスやらUFOやらを切り抜いて、棒をつけて、このヴァイナルをかけながら、うごかしましょう、とのことです。
http://www.brianrecords.co.uk/

このライブ版、というのがきけます。
http://www.brianrecords.co.uk/live.mp3

Gizehからのほうは、bandcampで。
http://clemleek.bandcamp.com/album/home-again-live-sessions




渋谷区から2枚。

Goldmund “All Will Prosper”
Unseenから。

Swod “drei”
City Centre Officesから。

Goldmundのほうは、モダンクラシカルが、というひとはみんな買ってるきいているので、かかなくったって、よいですよね? ニッポン盤だけれど、前作みたいに無意味なポストクラシカル論なライナーがついてなくって、よかった。

Swodのことを、かきます。
ドイチェのおじさま二人組。
ミニマルなピアノにエレクトロニクスを交えた、ポストクラシカルということばがもてはやされるまえから、やってはります。
まえのアルバムが2007年だもの。といっても、わたしが知ったのは2年くらいまえではあるけれど。でも、ポスクラ(あえて略)というよりポストロックな延長の雰囲気。
ミニマルでせつないピアノに、ギターのひずみ、ドラム、声のサンプリング、電子音のざわつきが、それぞれの曲で重ねられてというつくり。いや、ざわつきのなかから、ピアノがあふれでてくるかんじ、かしら。

ピアノだけなはじまり、ぱっときいたら、あたたかみのあるメロディだけれど、すこしずつの音のつらなり踏み外し、で、どきどきします。そこから機械音がけたたましく。
低い電子音のリズムのなか、ドラム、ひずむギターに、ほわほわいう声のような音、それらがけっこう疾走するかんじですすむなかを、せつなくピアノが浮かび上がってきます。
つぎはフィールドレコーディングに、映画かなにかからのことばのサンプリング、そこに反響たっぷりなピアノがゆったりと。
あわただしいベルやら機械の音、そこにからだがおもわず踊ってしまうくらいな力強い反復ピアノ、と反復疾走曲と沈黙から音がもれでるかのような曲が交互なかんじ。
ひとつひとつの音をとりあげてゆけば、めまぐるしくかわる展開、複雑なからみあいかたをしていて。
でも、通してきくと、ところどころの声のサンプリングや、ミニマルだけれど情感たっぷりピアノが、ものがたりを描いています。

わたしのなかでの、ことしいっとう好きなピアノはHauschkaなんだけれど、あちらに通じる雰囲気。
でも、Hauschkaはカラーで、Swodは白黒で撮られたセカイ、なかんじ。
そう、いままでのアルバムから、わたしのなか、とても冬なイメイジで、真っ白な雪で覆われた街のなか、歩いたり、ときおり走ったりしながら、通り過ぎてゆくうちにみえる風景を、とても繊細な事柄をとりあげ積み重ねて、描いてゆくかんじ。
ステキである、男前である。
わたし、性格が暗黒だからか、どうしても、ピアノはあたたかい音よりも、せつないほうが好き。

レーベルに、本人たちのサイトにと、かなりとどこおっていて、映像もあまりなく、な。
http://www.swod-music.de/
http://soundcloud.com/doerell/swod-drei-promo



気づけば。
今週末はHaushckaです。ドイツでのあたらしいライブ映像がありました。





Grimesが。来年のアルバムからの曲をライブで。K-POP好きなGrimes、やっぱりわたしのなかではおなじくアイドル枠。




バランスをとらねば。

きのう。
f(x)のエムボ、missAのスジがレギュラーな青春不敗2のDVDをみたんだけれど、素なエムボがたくさんみれて、うれしい、けれど、ことばの9割6分4厘くらいわからなくって、若干かなしい。

あっ、きのう、またC-REALがでてた。そしてT-araにソシにワンガにと、女の子グループ祭りが佳境。
来週はここにApinkが。さらに再来週はIUが加わるんだから、もう、週末はYouTubeにはりつきっぱなしです、よ。
きょうの人気歌謡、ファヨンがけっこううつっていて、うれしい。あした、新大久保にあるかしら、CD。
| - | 04:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
日曜のことかたづいたんで、きょうからもどります
なんか。
気を抜いたなら、また更新が滞ってしまいました、すいません、わたし。
日曜のね。
万引きおっさんに、ぐにんってやられたところ、右手親指が真紫に変色していたり、きょう休みなのにその関連で検察庁へゆかねばだったり、寝違えた り、きのうの午前でお願いしていた荷物がしごとのあいまな16時過ぎに佐川のおっちゃんから着信でもちろんお店にいるから受け取られなかったり、こんなと きに限ってきのうまで連勤で、ものすごく調子がでません、でした。
寝違えのほかはすべてじぶんではないことがゲンインで、なんか。
セカイの端っこでひっそりこっそり生きてるので、社会がセカイがおもわぬかんじで絡みだすと、こわくってげんなりします。
でも。
きょう1日で日曜のこと、終わったんで、すっきりと。そして、そのあと買い物まみれでいつもどおりに回復しました、よ。

そう、きょう、検察庁に呼ばれて、ふたたび事件のことを検事さんにおはなし、なんと3時間。調書をまたつくったんだけれど、あれ、経験したことあ りますか? このとき、こうなったので、わたしはこうしました、そうしたら相手は右手でわたしの右手を、みたいな棒読み文章B5の紙7枚くらいに起こされるんだけれ ど、検事さんが下書きしたのんを読み上げ、となりのひとがそれを文字に起こし、さらに、それをプリントアウトしたものを確認してと真ん前で読み上げられる んです。眠い。もう、めっちゃ眠くって。
さらに、おなじ部屋、別の事件のこともおなじようにやっていて、わたしのホストのときの源氏名はなになにで、だましてきた相手はなになにで、というはなしがなんかおもしろくって、気がちって。
16時半から19時半。
ようやっと外のセカイに解放されて目に入ったものはだいだい色なトウキョウタワー。そういえば、トウキョウに住んで13年のあいだ、いったことがないとおもい、座りっぱなしでからだを動かしたかったため、歩きはじめてしまいました。
すごくちかい、とおもいきや、いつまでたっても近寄れなくって。
途中、愛宕山の神社が目に入って、登ってしまい、急すぎる階段でつまづいて命を落としそうになったりしながら。





ようやっと、トウキョウタワー。せっかくきたけれど、まんまえの公園のほうが暗くたのしく、そちらばかり写真に撮って。






そんなことしてたら、もはや21時。
赤羽橋から地下鉄乗って南新大久保にある新宿という駅にでて、そこから1駅ジェイ・アールで新大久保。
DVDを2枚。
新宿まで歩いて戻って、小田急に乗り、下北zawaのWarszawaさんのyoruszawaへ。ゆるゆるとビールを飲みながら、買い物したり 音楽のはなししたりでけっきょく井の頭線の終電。吉祥寺までこられたけれど、もはや西荻窪までのジェイ・アールはなくって、歩いて帰宅。
と、かいてみたなら、めっちゃ歩いています、きょう。
お酒もはいってるし、どおりで眠く、リンクをひっぱってくるのんは無理、なので、買ったもの、届いたものの固有名詞だけを羅列して、眠ります、ね。


これら。
Goldmund、Swod、Clem Leek、Oneohtrix Point Never、Blues Control & Laraaji、Steve Hauschildt、新大久保産DVD。




もう。きょうで事件のことの呼び出しなどはないらしく、すっきり。いや、なにより、きのうからT-araがカムバして、そのことがなによりも、で。髪を切ってからのファヨンがたまらなく好き。
あしたから、またセカイの端っこな音楽のこと、かいてゆきます、ね。
| - | 03:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
12日のGreg Hainesのことをこんどくわしく、とかいたためようやっと

ライブ翌日。
公開するほどのことでもない事件的なことに巻き込まれ、親指を痛めて。
その腫れもちょこっとひいて、文字打つのに問題ないくらいなのと、その事件を乗り切るために憑依した荒くれ関西人も落ち着いて、なので、12日の富士見丘教会での、Greg Hainesのライブのことを。 。
そう、Gregのところだけ、翌日京都公演が、なため、ためてみました。
ためたところで、たいしたことをかけないのが、わたしの常なんだけれど。

Greg Haines。きょねんの来日のときは、主にラップトップとチェロでした。
チェロの音を変化させながら、ふくらませながらな。
で、ラップトップが不調な日、池袋で即興ピアノだったけれど、むしろ、その印象がわたしのなか強くって。
これです、Danny SaulとのLiondialer。

Liondialer - Nov19, 2010 Tokyo from CMFLG on Vimeo.





ピアノの鍵盤のまえに、ボタンたくさんな機材。
わたし、それがどういったものかわかんない。

右手で、すごくやさしく、間たっぷりな音のつらなり。
その場のループなのか、あらかじめな音なのか、が、ほんのすこしだけ足されてゆきます。
そこから、右手で弾く音が、とても速度をあげてゆきます。
その手の指の位置はかわらないまま、つまりすくない音の反復が、はやいんだけれど、やさしさはたもったまま。
わたし、意識的に指がみえるところ、いっとうまえの端っこに座ったんだけれど、その指の運びもとてもやさしい。
きょねんの印象、ピアノ中心な長いライブ映像をみたかんじだと、もうすこしはげしいのかとおもったら、はじめからおわりまで、やさしさ繊細さがブレません。
その反復される音はとてもしずかに渦をまいてゆき、すくない音の反復だとはおもえないほど、ゆたかな音のつらなりに。
その反復の外の音がところどころでこれまたやさしくきらめいて。
すぅっとゆったりにもどって、余韻がたまらなく。

あとの曲もすすみかたはおなじかんじ。ゆったりと間をもって、すくない音からはじまって、すばやく反復、こんどは左手の低音がけっこうはげしく和音をだったり。

まえの機械のボタンを押して、チェロの音? がおおきな振り幅で重なったものを流しながら、その波のあいま、ちからづよく左手で低音、やさしくな右手の高音が、これもゆったりとした間でならされま す。そして、序所にはやくなり機械からの波のなかに、やさしい渦をどんどんと巻き上げて、その波のしぶきがときどききらめくかんじ。でも、その風景はとて もささやか。ささやかだけれど、とても濃密。水の渦かとおもいきや、すごく細かい霧でできてるような。

そう、ふしぎです。余韻たっぷり間たっぷりなところから、すごくミニマルな音使い、それを反復反復なんだけれど、くりかえし、というよりもすべて がひとつづきのような、片方の手での1フレーズがそのままつぎのフレーズに無理なく切れ目なくつづいてゆくのは、1音1音のやさしさ繊細さのおかげで、 チェロのときの演奏とおなじくらいに、ひとつの波がふくらんでゆくさまを形作ってゆくような。
そして、そこに感情移入がとかではなく、もっと透明で、ただただうつくしい光景を目の当たりにする印象。あまりにステキである。

ちょうど、その日のん、短いけれど、誰かしらが撮っていてくれました。ちょうど、わたしとおなじくらいな目線。おおよそせの高い外国から? の方。ありがとうございます。


演奏が終わって、端っこにゆくけど、鳴り止まない拍手。すぐさま勢いよくでてきて、椅子をはねとばすという、かわゆい登場。
cote laboさんのコンピレーション “moss” 曲をさらりと、さわやかな余韻。

今回、みききできなかったかた、Gregにまたきてね、といったら、きっと来年の夏くらいにまた、だそうです。

Nils Frahm、そしてPeter Broderickとの映像。ほんと仲よいんだなと。そして、この子たちを2ヶ月にわたってつれてきてくれたcote laboさんに、ありがとうでいっぱいです、よ。



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