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Dirty Dirt

80分のくりかえし
 きのう。
鼻水が気になり、5度ほど目を覚ましながら、朝。ダルくって、部屋の整理をしていたとき見つけ出した体温計で、体温をはかったら、34.6からあがらず、あっ、わたし、すでに死んでいるんだ、とおもいながら、しごとへ。
おとなであるわたしは、わたしが死んでいるのではなく体温計が壊れているということにしごとへむかうとちゅうに気づいたため、あたらしい体温計をコンビーニエンスストアで買い、お店へ。
すごい。いまの体温計、30秒ではかれちゃう。
でてきた体温は、37.2。
あらら、微妙な。
きょうは無理です、というには低いし、けれどダルいにはかわりないし、そもそも35度台のわたしの平熱からしたら、高い。
鼻は鼻の役割果たさず、そのままぼんやりしごと。
帰りは暴風雨。

そんななか、水曜の夜に、これさえあればのりきれるだろうと、お店でかけるためにつくったCD-R。そのおかげで、生きてかえってこられました。
CD-Rにはいるのは、80分。それをくりかえし流します。
つながりや雰囲気があうように、毎週考えることが、しごとで本をどの棚にだすかかんがえることよりも、わたしにとってはとても大切。ダメ店員。

Cover Me (Slowly)/Deerhunter
Agoraphobia/Deerhunter
Stillness is the Move/Dirty Projectors
High Road/Deradoorian
Generosity/Mirah
The Party/St. Vincent
For You/Sharon Van Etten
My Heart/Wildbirds & Peacedrums
Shadow/Jessica Bailiff and Annelies Monsere
Mid Night Sun Dream/Hanne Hukkelberg
Easy Chairs/Suckers
Birds of a Feather/Mocky
All Or Nothing/Au Revoir Simone
Worms In My Piano/Hannu
These Few Presidents/Why?
Capture the Flag/Dosh
Rode Null/Hauschka
Cross/James Blackshaw


熱は下がったけれども、市販の薬はきかなくって、いまだ鼻の蛇口は壊れているため、きょうは病院へゆきます、よ。
| - | 12:21 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
きのうの4枚
 そして。
きのう、買ったもの。4枚。


James Blackshaw “Litany Of Echoes”
わたしのなかで、12弦ギター祭。Jamesくん、ほんとすばらしい。集める勢い。



Sharon Van Etten “Because I was in Love”
ブルックリンの。声の、のばしているところが、きいているわたしまでも心がきれいなニンゲンであると錯覚させてくれます。




Hecuba “Paradise”




Pornopop “And the Slow Songs About the Dead Calm in Your Arms”
| - | 03:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
鳥を2枚の金曜
 あちらもこちらもで、どちらにどれをかけばということ、混乱してきました。

だから、まずはまえの金曜に買ったもの、ざざんと。
James Blackshaw “The Glass Bead Game”

12弦ギターをあやつるJamesくん。そう、くんづけで呼びたくなるくらいな若さ。
でも、その技術に驚き、技術だけではなく、曲のつくりもすばらしい。
ギターより、もっともっと弦の数が多いハープやらの響きにちかくかんじる12弦ギターの、こまかく爪弾かれる音が反復反復、それがふくらんでゆき、そこへヴァイオリンとチェロ、さらにコーラスというより、現代音楽よりな声の反復。からだが完全に浮き上がります。
さらに、Jamesくんはピアノまで。弦が鍵盤にかわるだけで、すばらしさはかわりません。
サイケデリックなところ、クラシカルなところ、さらに現代音楽なところと、すべてを黙々と溢れ出させるこの若もの、すばらしいです。



Slow Six “Private Times in Public Places”

Christopher Tignorが気に入り、彼がリーダーのSlow Sixも。
自作のソフトでの電子音、そこへクラシカルな音、炸裂。
でも、3曲入り、それぞれ20分くらいと、きくためには、きくって気合いがいるため、Jamesくんばかりな週末。
これはちがうアルバムの曲、だけれど。



せっかくこちら更新、だからDIrtyなこと。
島根県民から、ミクシイのニュースでエフ・ティイ・エムのひとがオレゴン州知事になったということがでていたときき、そういえばいつもとじっぱなしなニュースのところ、開いてみたなら、ニュースなんてほとんどなく、コラムや芸能のんばかり。
でも、「気になる店員さんをデートに誘うときのポイント」という項目があり、店員であるわたしは、あらら、デートに誘ってくれたなら、おおよそ誰でもいつでもゆくのにな、とおもいました。
でも、デートというのは渋谷でCDを探し歩き、買ったあとはそれききたくってすべてがうわの空、ごはんだって龍の髭か讃岐うどんばかり、いま龍の髭は改装中なので、つまり讃岐うどんばかり。蒸し暑いので、ちょうどよいです。
そしてごはん食べたら、コーヒーを飲みにはいり、ジターヌを。臭い。
一息ついたら、もう音楽が、音楽がと、たまらず、帰ってしまうけれども、それでよければ、いつだって、誰だって、とこちらからいえる立場かというはなしである。
でも、しばらくは、インド料理やの女の子を遠くから愛でているだけで、よいです、よ。
| - | 02:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Annelies Monseré
わたしはAnnelies Monseréがとても好き。
ベルギーうまれ、オランダ在住。
ひとりぎりでチェロやピアノ、そこにさびしげあやうげ透明なうた。すくない音の緊張感がたまらないです。
そして、本人がとてもよいひとときています。
こちらはソロの曲。Jessica Bailiffとのライブのん。



いまはJessica Bailiffとのライブにむけて曲作り。ふたりでのも、ステキです。こちらはおなじライブでふたりでのEP曲。



そしてJessica Bailiffだってあまりにステキ。




Wildbirds & Peacedrumsの“The Snake” が。
もう、発売日から丸1ヶ月たってしまっているのに、入る気配がみえないため、もう。
Amazon.Royaume-Uniで注文。
世の中のしくみなんて、カンタンだ。


せっかくDirtyなので、Dirtyなつぶやき。
わたしはわたしのことが大好き。
だからわたしにとても似たひとのこと、気になり、けれど、あくまでもわたしではないため、音楽以外のところ、わたしがニガテなことがあったり、その似ている音楽のところもわたしのことを反復しているのだから似ているのも当然と気づいたり、しまいにはMySpaceのレイアウトがほとんどおなじになっていて、ぎゃん、とおもうだけでなく口に出していい、そういうところいっしょなのイヤなため、自分のんをこっそり変えたり。
どこをみてもそのひとがいるという、息苦しさ。わたしは軽やかさ、必要です。
会話だって、これはわたしだって悪いのだけれども、こちらもあちらも過剰な気の遣いあいで、すくなくともわたしはぐったり。やっぱり距離感がだいじ。
そして、なにより、似ているけれどもわたしではない姿が予告なくわたしのまえにあらわれたら、恐れと困惑。その困惑が伝わらないんだから、わたしは逃げます。逃げるときは振り返ってはならないと古事記で学んだので、振り返らずに、全力疾走。
おおよそ恋愛なんてできやしません、わたし。
| - | 15:20 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
月曜の3枚
あちらより、まずはこちら、という習慣づけ。
どんだけかくねん、というはなしではあるけれども。
あちらより、こちらはアホなかんじはひかえめ、あっさりと。

月曜に買ったもの3枚。


Christopher TIgnor “Core Memory Unwound” 
ブルックリンはSlow Sixのリーダー、Christopher Tignorのソロ。
すくない音の、ゆったり反復なピアノのまわりを、ヴァイオリンが自由に流れます。
そのままなかんじですすむかとおもいきや、彼がつくったソフトウェア(そう、彼はソフトウェアのエンジニアでもあります) での電子音がまぶしく透明な光となって、ふりそそぎます。
クラシックな音と電子音の組み合わせ、わたしはいまとても好き。
さすが、Slow Sixのリーダー、といってもSlow Sixは未聴です。知りません。
探してききます。

"Cathedral (pt. 2)"- By Christopher Tignor from Western Vinyl on Vimeo.





Mark Templeton “Inland”
先週はジャケットまちがい。こんどこそ、このジャケットのん。
ギターとバンジョーの音を基本に、予想できないタイミングでの電子音、さらにこのあたらしいアルバムでは、ふぁ、とため息のようなMark Templetonの弱っちぃ声、ことばではなく、声がたくさん。
音の処理、タイミングと、とてもたくさんな仕掛けがあるけれども、とてもなごみます。




Max Richter “Songs From Before”
HauschkaとおなじFat Catの130701から。
ポストクラシカルな、現代音楽のような。



あちらのひとも、みてほしいひとにはつながっているため、こちらのほうが、先。距離感。
| - | 02:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Leaf待ち
方向性が。
あちらには、こっそりなこちら。だから、好きなものについて、あちらではかいてしまったものでも、もういちどまとめてかいてしまっても、とおもったり、おもわなかったり。
おもったり、のほうに心持ちが傾いたため、かきます。

おととい。はいってこないとなげいたレーベルLeafのこと。
とても有名、発売したならセカイの端っこニッポンにも、すぐさまはいってくるものだとおもっていたんだけれど、いま、Leafのもの2枚待ち。
はやく入荷を、というおもい、こめながら、Leafのなかで好きなひと、いくつか。


やっぱり、Colleen。きょねんのはじめ、ColleenとHauschkaばかりきいていたため、耳に変化。ほかのものをきいても、それまでひろえなかった音が、ひろえるようになりました。また、きてください。

Coleen @ Villette Sonique - La Blogotheque from La Blogotheque on Vimeo.






いま。アルバム入荷待ちの一組。A Hawk and Hacksaw。本気バルカンなふたり。



Wildbirds & Peacedrumsの2ndがはいってきやしません。ヴォーカルのMariamの顔面が。



Efterklangもここから。



ここには、愛らしい禿げちゃびんだっています。
Volcano!


といつものはっつけとはちがい、埋め込み、埋め込みだから、これをかいた原稿、とても縦長になっています、よ。
| - | 00:33 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Gozalesがギネス記録達成
Gonzalesが、ピアノソロ・コンサート最長時間のギネス記録を更新しました。
おめでとう。もう、たくさんな意味で、ステキすぎます。

| - | 01:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
いまだ、はいってきません
 Mockyにはあえたのだから、つぎはGonzalesにあいたい、わ。


Hanne Hukkelbergのあたらしいアルバムがいまだに入荷しなくって、困っています。




そして、Niobe、Wildbirds & Peaccedrums、A Hawk and A Hacksawのあたらしいアルバムも、はいってやきません。困った。
もしみかけた場合、教えてくれれば、わたしはよろこびます、よ。
| - | 01:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
阿修羅ちゃんから、教会へ
上野で阿修羅ちゃんをみました。入江泰吉の写真をずっとまえにみてから、あいたくってもう8年。
とても、かわいかった、けれど、ぎっちぎち。
観客のおばあ、おじい、おばちゃんたちすべての年齢の和 > 博物館にいる仏像すべての年齢の和。


それから渋谷へ。買ったもの。

Jacaszek “Pentral”
教会録音、すばらしいです。


Jacaszek - PENTRAL-the sound of the interior from Michal Jacaszek on Vimeo.



Mark Templeton “Standing On A Hummingbird”





Max Richter “24 Postcards In Full Colour” を。



Hymie's Basement “Hymie's Basement”




阿修羅ちゃんをみるまで、50分待ち。太陽を浴びすぎて、かすかすです。
| - | 00:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Dirtyなので、Dirtyなこと
Dirtyなかんじ、横溢させるため、いままで生きてきたなかで起こった、Dirtyなことがら、いくつか。島根県民の暗黒さに対抗できうる、いくつか。


修学旅行で長野へいっているあいまに阪神大震災が起こって、帰ってきたなら街がぐっちゃぐちゃだった。
おつきあいしていた彼女が宗教にはいっているということは知ってはいたけれど、地区のリーダーであるとあとで知り、めんどう。
そのつながりで知ったひとが、バラバラ殺人を犯して、いま無期懲役。
いっしょにバンドしたりしていた友達が、ベルギー留学から帰ったのでひさびさにあったなら、その3日後に自殺しちゃった。
電車に乗ろうとしたなら、いくつか先の駅で、人身事故が起こって、電車が停まってしまい、立ち往生。その線路にはいったのは友達だとあとで知った。
おつきあいしていた子から、浮気相手に縛られ吊るされ、ヴァイブレイターを突っ込まれた画像が、携帯電話のメイルで送られてきた。

31年も生きていると、いろいろありますね。

でも、こんなことたちがあっても、いまへらへら笑いながら音楽をきいていられるわたしの精神は、とてもずぶとく健康です、ね。

ただ、これでは、Dirtyではなく、Dark。困った。
| - | 00:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |