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Dirty Dirt

Imperial Topaz “Full Of Grace”
きのうの。
Asunaさんのライブ余韻にまだまだひたりながらな、きょう。
かくこと、またたまってきてるので、きょうの届きもののことを。


IMG_4507.JPG
Imperial Topaz “Full Of Grace”
Tranquility Tapesからな初のヴァイナル!
Tranquilityは年末バッチがWitchbeam(これ即完売で買えなかった)やSeth Grahamにとかなり評価されてたし、二人組しばりなコンピレーションDuetsシリーズがカセット界隈ベストくらいなすばらしい人選。
そんなカセットレーベルの初ヴァイナルは、ここからだしてるImperial Topazの初ヴァイナルです。
Imperial TopazはブルックリンのCaroline TeagleとZachary Zierdenのデュオです。
Caroline Teagleは見分けつかないと定評のある、ここのカセットテープのアートワークをすべて手がけてる方。もちろん、これも。
Tranquility Tapesじゃあなく、ちゃんとTranquility Vinylになってた。

IMG_4508.JPG

はじめなころは、NNF系Old English Spelling Bee系なローファイ電子南国感あるギターとシンセだったのが、きょねんのいまくらいにでたMotion Ssickness Of Time Travelとのsplitでシンセが深化し。Nightfaceの低音シンセ中盤から後半のぶぶぶぶ感たまらない。
これまでのはフリーだったりName Your Priceなんでぜひ。

http://imperialtopaz.bandcamp.com/

それからなにもださないなとおもったら、ヴァイナルつくってた。
Bandcamp経由なんで注文なときに音源いただけてたけれど、届くまで、ガマン。
Bandcampできいてしまったら、カセットテープからわざわざヴァイナルへ移行したあちらの意味を殺してしまう。。
ウソ。ガマンできなくって、ちょっとだけきいた。

A面。
空間たっぷりなところに響くシンセの高い音がツイターの音のようにきらめき。そのうしろをドローンがつつみこんできて、そしてさわさわノイズがゆらめいて、とはじまりからすばらしい。
2曲目でドラムマシーンな音に、シンセのサイケデリックなメロディが絡んできて。そこにささやきに近いヴォーカル。これまでの曲もヴォーカルはかなり抑えめだけれど、ヴァイナルで広がった空間に、ゆったりロマンティックに響きます。
3曲目は。まえにダウンロードだけでだしてたMoonlit Mind。まえのだと、ギターでなところがシンセにかわって、しっかりとそのシンセのゆらめきを前面に。



4曲目。ドローンから。抑えめなビートがけっこう複雑に、でもゆったりとからんできて。

B面。
しっとりめなA面から、B面きくと、すごいです。
はじまりは透明な声の重なり。ドラムマシーンなんだろうけれど、やわらかくゆったり響くビートにそこにドローンときらめきシンセ。後半からな高音なシンセが強く光りを放ってハイハットな音が高速にの、光の強さがとても。
2曲目。やわらかいギターとパーカッシブなビートに、透明声がたたみかけ、ビートがやんでシンセのゆらめきがつづいたあと、きます。ぺきぺきシンセがトツゼンに折り重なって舞い上がってゆきます。もうすごい。
3曲目、これでもかとロマンスの塊シンセと艶のある透明声のしっとりな曲で終わり。
あれ、B面1曲足りない、とおもったら、2曲目と3曲目がつながっていた。べきべきなところ。つまり3曲目ってかいたのが4曲目。

ヴォーカルの透明感が増しているし、たっぷりな空間にゆったり飛び交うアナログシンセの音。シンセはよりしっかりとした音に、ドラムマシーンはリズムの変化に音の種類にとささやかに多様になっていて。抑えた声のメロディもよいです。しっとりとロマンス感が。
もう、誰もが寝静まった深夜の静かなロマンス感。きょねんのsplitからの流れで、全体的にしっとりとしながら、最後しっかりとシンセが舞い上がるかんじ、作品の流れとして、すごく。
シンセなカセットテープ好きにも、女性ヴォーカルな音好きにもおすすめです。
空間がたっぷりな分、あとジャケットがいままでのカセットテープな延長な分、ちょっと地味にかんじられるやもだけれど、深夜にひとりしっとりとききたい。

Patient Soundsにしろ、ここにしろ、ことしはいままでカセットテープでがんばってきたところが、一歩進んでっていう年なのかしら。
カセットテープ好きとしてはうれしいです。でも、平行してカセットテープもだしてくれないと、わたしはさびしがります。複雑。でも、このふたつは心配なさそう。




Tumblrの色味がきれい。

http://imperialtopaz.tumblr.com/


Ono Teslaのんとか、Luke WyattのInifinitiとか、まだまだかきたいこと、ほかにもたくさんあるんだけれど、かくのん追いつかない、わ。
ひとりでかききるのには、限界がきてる。きくだけで、けっこういっぱい。
1年くらいまえにもかいたけれど、ブログを複数人でやる方向にしたいです。あとひとり、ほしい。
条件として。
ものはわたしが注文もしくは買ってくるので、それをうちできいて、そのリンクなど調べて感想をかいてくれる、そして、そのきいてる横顔をみつめさせてくれる、女子。つまり恋人募集ですが。
などとかくと、DirtyDirt、すごいですね、カセットテープと女子のはなしが延々とで、とお客さんがはなしてたよ、とBLさんで報告を受けたりして、若干気恥ずかしくなることもあるんだけれど、も。


ときどき。
読んでたブログの2014年3月カセット・レヴュー、なところで、まだ届いてるはずないだろうものもまぎれてて。カセットテープできいてるとおもってたけど、Bandcampでなのか。。けっこうげんなり。もう読まない。
Bandcampできいてたって全然よいけれど(わたしはものでききたいけれど)、それでカセットレヴューとくくってかかれても、なんかイヤだ。かなりまえからカセットテープのことかかれてはって、信じてたから、よけいに残念です、よ。
わたしはこれからも愚直にもので。かくこと追いつかなくっても、ニッポンのことばがおかしくっても、ちょっとズレてても、あたらしい音に若干振り落とされてても、それがリリースされたかたちにまっすぐ向き合いたい。そういうところにしか、わたしにはよいところって、ないとおもうので。
| Tranquility Tapes | 05:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |